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くろがねゆうのシネマ日記

くろがね ゆうが、試写会などではなく実際に一般劇場で料金を支払って見た映画から、ほぼ週一回、金曜日ころに話題作を選んでお届けします。
内容はもちろん、劇場の混み具合、観客層、音響、座席などの設備、劇場スタッフの応対まで、独自の視点でレビューします。
でも評価の基準はひどく大雑把でいいかげんだったりしますが…。

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【最新号サンプル】
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くろがね ゆうの「シネマ日記」           Vol.1186

──「アマチュア」      74点
──「プロフェッショナル」  74点

発行日:2025年 4月25日        創刊2000年3月1日
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このメールマガジンは、くろがね ゆうが、試写会などではなく実際に一般劇場で料金を支払って見た映画から、ほぼ週一回、金曜日頃に話題作を選んで独断と偏見でズバッと評価してお届けするものです。

抄録となっていますので、全文はウェブ・サイトでお読みください。
(未完成のものもありますが……)
http://www.purple.dti.ne.jp/kurogane/

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     評価の基準
      〜59点:超マイナー好き向き
     60〜69点:ビデオで充分かも
     70〜73点:劇場で見た方がいい
     74点〜 :結構おススメ
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4月19日(土)「アマチュア」
THE AMATEUR・2025・米・2時間03分(IMDbでは2時間02分)
日本語字幕:丸ゴシック体下、高内朝子/シネスコ・サイズ(ドルビーVISION。IMDbでは2.39、Arri Alexa Mini)/ドルビーATMOS(IMDbではドルビー・デジタル)
(米R指定、英15指定)(日本語吹替版、ATMOS上映もあり)

公式サイト
https://www.20thcenturystudios.jp/movies/amateur"
(全国の劇場リストもあり)

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【レビュー】
 なかなか怖いスパイ・アクション。テロで妻を殺された主人公(「アメリカン・アサシン」(American Assassin・2017・米/香)とか、よくあるパターンながら)の悲しみがよく伝わってきたし、大きな組織の、大きな権力を持っている者の暴走の恐ろしさもよく伝わってきた。テロリストの組織よりそういう政府の組織の方が怖いくらい(陰謀パターン)。その逆転現象を同時に見せるところが目玉の1つか。

 さらには、主人公がアマチュア、シロートゆえに、いつ失敗するのかわからない怖さもある。いつ逆襲を喰らうのか。敵と味方の両方から追われ、危機また危機の連続。そこがスゴイ。そしてスパイものとして、007映画張りにロンドン、パリ、イスタンブール、マドリード、コンスタンツァなど世界を股に掛けるスケール感も良い。

 公開9日目の初回、多くの劇場はすでに小さなスクリーンに落ちていて、その中でも大きめで時間の合った新宿の劇場は15分くらい前に開場。エスカレーターで上がるとちょうど予告が始まったくらい。観客層は意外と若い人たちもいて、中年層メインの高齢者までという感じ。男女比は5.5対4.5くらいで、やや男性の方が多かった。アクションだし。むしろ思ったより女性が多めなのが驚き。最終的には127席の9割ほどが埋まった。

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4月20日(日)「プロフェッショナル」
IN THE LAND OF SAINTS AND SINNERS・2023(公式サイトでは2025)・アイルランド/米/中/スイス/英/仏・1時間46分
日本語字幕:丸ゴシック体下、西澤志保/シネスコ・サイズ(撮影機材の表記なし。公式サイトではシネスコ。IMDbでは2.39)/音響方式表記なし(公式サイトでは5.1ch。IMDbではドルビー・デジタル)
(米R指定、英15指定)

公式サイト
https://professional-movie.jp
(音に注意。全国の劇場リストもあり)

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【レビュー】
 かなり怖い。が、内容的にはB級映画によくある殺し屋引退アクション。腕利きの殺し屋が引退を決めると事件が起きるパターン。ただ、本作は1974年のテロに揺れるアイルランドが舞台で、正しいと信じることのために凶悪化していったテロリストと、殺される者の最後の1分の言葉を聞き続け変わっていった殺し屋とが戦うことになるところが異なる。それによってこの映画がアクションとして恐ろしくて、ドラマとして深いものになっているのではないだろうか。

 原題は「聖人と罪人の国で」というものらしく、当たり前だがこの映画のことをよく語っている。邦題は話題のメジャーな作品「アマチュア」(The Amateur・2025・米)に掛けて日本の映画会社が勝手に付けたものという感じがプンプンして、ちょっとなあ。

 公開10日目の初回、日本橋の劇場は12〜13分前に開場。観客層は中高年で、最初8人いて、オバサン1人。ほぼその比率で、最終的には119席に4.5割ほどの入り。うーん、これだと小さなスクリーンでもしようがないかなあ。悪くないのに、ちょっともったいない気も。

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発行者:くろがね ゆう

メール・アドレス
kurogane@ruby.dti.ne.jp

ウェブ・サイト
「くろがね ゆうのカレイドスコープ」
http://www.purple.dti.ne.jp/kurogane/

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(C)Kurogane Yuu             禁無断転載
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