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くろがねゆうのシネマ日記

くろがね ゆうが、試写会などではなく実際に一般劇場で料金を支払って見た映画から、ほぼ週一回、金曜日ころに話題作を選んでお届けします。
内容はもちろん、劇場の混み具合、観客層、音響、座席などの設備、劇場スタッフの応対まで、独自の視点でレビューします。
でも評価の基準はひどく大雑把でいいかげんだったりしますが…。

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くろがね ゆうの「シネマ日記」           Vol.1242

─「オブセッション 災愛」  73点
─「キングダム 魂の決戦」  75点

発行日:2026年 7月24日         創刊2000年3月1日
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このメールマガジンは、くろがね ゆうが、試写会などではなく実際に一般劇場で料金を支払って見た映画から、ほぼ週一回、金曜日頃に話題作を選んで独断と偏見でズバッと評価してお届けするものです。

抄録となっていますので、全文はウェブ・サイトでお読みください。
(未完成のものもありますが……)
http://www.purple.dti.ne.jp/kurogane/

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     評価の基準
      〜59点:超マイナー好き向き
     60〜69点:ビデオで充分かも
     70〜73点:劇場で見た方がいい
     74点〜 :結構おススメ
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7月18日(土)「オブセッション 災愛」
OBSESSION・2025・米・1時間48分
日本語字幕:手書き風書体下、風間綾平/ビスタ・サイズにさらに左右マスク(Panavision。IMDbでは1.50、Arri Alexa 35)/音響方式表記なし(IMDbでは、ドルビー・デジタル、ドルビーATMOS)
(米R指定、日R15+指定)

公式サイト
https://www.universalpictures.jp/micro/obsaiai
(情報少、全国の劇場案内とリンクはあり)

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【レビュー】
 うーん、怖いは怖い(人が怖い)が、心がささくれるような映画。あるいは、すりガラスをツメでひっかくような映画。だから音で脅かす。その場にない音は使っていないが、暴力的な大音響のドカン、バタンに加えて、女性の叫び声、甲高い金切り声で脅すパターン。これは癇に障る。ただIMDbでは7.9点の高評価。

 つい最近見たA24の「ブリング・ハー・バック」(Bring Her Back・2025・豪)と共通するものがあるなあと思ったら、監督・脚本のカリー・バーカーという人はYouTubeで注目を集めた人なんだとか。しかもA24の「悪魔のいけにえ」のリブート版の監督も務めるらしい。YouTuberからA24へ。うむむ‥‥。

 公開2日目の初回、といっても昼近く、新宿の劇場は22~23分くらい前に開場。劇場に着いた時点で、残席わずかの黄色表示。観客層はほぼ中高年で、メインは中年層。若い人は遅れてくる傾向があるようで、上映間近にチラホラ。女性は、最初20人くらいいた中に4人ほど。そんな比率で、最終的に117席は2~3席を残してほぼすべて埋まった。これはびっくり。こういう作品で? どこかの記事とかSNSで誉めていたとか?

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7月19日(日)「キングダム 魂の決戦」
2026・映画「キングダム」製作委員会・製作幹事:集英社、日本テレビ放送網・2時間14分
シネスコ・サイズ(ドルビーVISION)/ドルビーATMOS
(『HELLO! MOVIE』方式に対応した視覚障害者用音声ガイド・聴覚障害者用日本語字幕付き)
(ドルビーATMOS上映、4D上映、IMAX版などもあり。一部日本語字幕付き上映もあり)

公式サイト
https://kingdom-the-movie.jp
(全国の劇場案内とリンクもあり)

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【レビュー】
 いやー、ものすごい大合戦映画。歴史的事実に基づいた函谷関の戦い。15万vs5万の大軍がぶつかり合う戦争映画。それを具体的にリアルに見せてくれる。主要なキャラにはそれぞれ見せ場が用意されていて、お金も手間も掛かっている。これは見る価値がある。IMAX撮影ではないが、IMAXもありかも。もちろんこれまでの4作を見てきた人も見ないわけにはいかないだろう。前作から、人物や重要な場所などには字幕が付いたので、だいぶわかりやすい。それに橋本環奈演じるカリョウテンの劇中の説明がめっちゃ明瞭。

 もちろん面白いのだが、お話は終わらない。2時間以上あって、尻が痛くなっても、ちっとも終わりが見えない。長い物語の一部を切り取ったような印象。つなぎ? 大軍の話になればなるほど、視点は引いていき、個人が見えにくくなってくる。そこを、現代戦とは違って、総大将同士の一騎打ちなどという形を持ち込むことで回避しようとする工夫が見られるものの、感情を揺さぶるようなドラマは少なくなり、あってもあまり心に刺さってこなかった。たぶんこのスケールでは無理なのだろう。そこが惜しいというかもったいないというか‥‥。

 公開3日目のATMOS上映初回、新宿の劇場は20分前に劇場がオープンし、まもなく開場。観客層は中年層がメインで、若い人と高齢者は少なめ。男女比は6対4くらいで男性が多い感じ。まあ戦争物だし。最終的には481席に3.5〜4割くらいの入り。4D上映やIMAX版、もう少し小さいスクリーンの方にも流れたか。9席×4列のP席は4割くらいが埋まった。意外と若い人が多く、しかも女性の姿が目立っていた。

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発行者:くろがね ゆう

メール・アドレス
kurogane@ruby.dti.ne.jp

ウェブ・サイト
「くろがね ゆうのカレイドスコープ」
http://www.purple.dti.ne.jp/kurogane/

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(C)Kurogane Yuu                禁無断転載
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