くろがね ゆうが、試写会などではなく実際に一般劇場で料金を支払って見た映画から、ほぼ週一回、金曜日ころに話題作を選んでお届けします。 内容はもちろん、劇場の混み具合、観客層、音響、座席などの設備、劇場スタッフの応対まで、独自の視点でレビューします。 でも評価の基準はひどく大雑把でいいかげんだったりしますが…。 |
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【最新号サンプル】 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ くろがね ゆうの「シネマ日記」 Vol.1185 ──「HERE 時を越えて」 73点 ──「アンジェントルメン」 73点 発行日:2025年 4月11日 創刊2000年3月1日 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ このメールマガジンは、くろがね ゆうが、試写会などではなく実際に一般劇場で料金を支払って見た映画から、ほぼ週一回、金曜日頃に話題作を選んで独断と偏見でズバッと評価してお届けするものです。 抄録となっていますので、全文はウェブ・サイトでお読みください。 (未完成のものもありますが……) http://www.purple.dti.ne.jp/kurogane/ ────────────────────────────── 評価の基準 〜59点:超マイナー好き向き 60〜69点:ビデオで充分かも 70〜73点:劇場で見た方がいい 74点〜 :結構おススメ ────────────────────────────── 4月5日(土)「HERE 時を越えて」 HERE・2024・米・1時間44分 日本語字幕:丸ゴシック体下、チオキ真理/ビスタ・サイズに少し左右マスク(by Panavision。IMDbでは1.78、Red V-Raptor)/ドルビー(公式サイトでは5.1ch。IMDbではドルビー・デジタル、ドルビーATMOS) (米PG-13指定) 公式サイト https://here-movie.jp (全国の劇場リストもあり) ────────────────────────────── 【レビュー】 ロバート・ゼメキス監督作品なので、とにかくテクノロジーが凄い。一時期は、もう実写は撮らないと言っていたが、どれも今ひとつパッとしない気も‥‥。本作はそんなことはなく、なかなか心温まる作品で良かったと思うのだが、やはりテクノロジーは別として、群像劇的にしたために、フォーカスすべき家族が定まらず印象も薄い結果に。感動も薄くなってしまった感じ。ちょっともったいない。 公開2日目の初回、といってもほぼお昼、日比谷の劇場は20分くらい前に開場。観客層は中高年の高寄り。内容的にもそうだろう。意外にも女性は少なく2割ほど。てっきり女性の方が多いか、半々くらいかと思っていたのに。最終的には249席に4割くらいの入り。話題作かと思ったら、そうでもなかったらしい。上映館も小さなスクリーンが多いしなあ。8席×2列のP席には10人くらいが座った。若い人は1カップルだけだったような。 ────────────────────────────── 4月6日(日)「アンジェントルメン」 THE MINISTRY OF UNGENTLEMANLY WARFARE・2024・米/英/トルコ・2時間00分(IMDbでは2時間02分) 日本語字幕:丸ゴシック体下、牧野琴子/シネスコ・サイズ(撮影機材の表記なし。公式サイトではシネスコ。IMDbでは2.39、Sony CineAlta Venice 2)/音響方式表記なし(公式サイトでは5.1ch。IMDbではドルビー・デジタル、dts:X、ドルビー・サラウンド7.1、12-Track Digital Sound、Auro 11.1) (米R指定、英15指定) 公式サイト https://ungentlemen-movie.com (全国の劇場リストもあり) ────────────────────────────── 【レビュー】 マカロニ・ウェスタン調の曲で始まる戦争アクション。なかなか面白かったが、ちょっとB級テイストが強すぎた気もする。バイオレンス表現はかなりどぎつく、リアル志向だが、全体としては実話に基づきながらも、ちょっとファンタジー傾向かなと。わざとらしいというか、芝居がかっているというか‥‥ その辺をどう評価するか。この作品を作った人が「コヴェナント/約束の救出」(The Covenant・2023・英/西/米)も撮っているわけで、同じ人とも思えないくらい。まっ、元々どちらも撮れる人ではあるわけだが。 雰囲気としては昔よくあった痛快アクション風だが、むしろズバリ、クエンティン・タランティーノ監督の「イングロリアス・バスターズ」(Inglourious Basterds・2009・米/独)のような感じと言った方が当たっているかも。 公開3日目の初回、といっても昼近く、新宿の劇場は10分ちょっと前に開場。各スクリーンはそれほど混んでいなくても、ロビーが狭くて混み合っている。内装が暗くて、トイレも暗い感じで、ちょっと昭和な場末感が‥‥。観客層は中高年がメインで、若い人もいたかなあという程度。女性は1~2割くらい。最終的には226席の5.5割くらいが埋まった。まっ、こんな感じか。 ============================================= ★このメールマガジンは無料で、ご登録いただいた方にだけお送りしています。 ★等幅フォントでご覧いただくと読みやすくなります。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 発行者:くろがね ゆう メール・アドレス kurogane@ruby.dti.ne.jp ウェブ・サイト 「くろがね ゆうのカレイドスコープ」 http://www.purple.dti.ne.jp/kurogane/ このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して発行しています。 http://www.mag2.com/ まぐまぐID:0000026677 解除はこちらへ(配送先変更はいったん旧アドレスを解除してから、新アドレスで登録し直してください) http://www.mag2.com/m/0000026677.html (C)Kurogane Yuu 禁無断転載 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ |