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くろがねゆうのシネマ日記

くろがね ゆうが、試写会などではなく実際に一般劇場で料金を支払って見た映画から、ほぼ週一回、金曜日ころに話題作を選んでお届けします。
内容はもちろん、劇場の混み具合、観客層、音響、座席などの設備、劇場スタッフの応対まで、独自の視点でレビューします。
でも評価の基準はひどく大雑把でいいかげんだったりしますが…。

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くろがね ゆうの「シネマ日記」           Vol.1247

─「シェルター」      74点
─「ラスト・サバイバー」  74点

発行日:2026年 9月 5日         創刊2000年3月1日
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このメールマガジンは、くろがね ゆうが、試写会などではなく実際に一般劇場で料金を支払って見た映画から、ほぼ週一回、金曜日頃に話題作を選んで独断と偏見でズバッと評価してお届けするものです。

抄録となっていますので、全文はウェブ・サイトでお読みください。
(未完成のものもありますが……)
http://www.purple.dti.ne.jp/kurogane/

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     評価の基準
      〜59点:超マイナー好き向き
     60〜69点:ビデオで充分かも
     70〜73点:劇場で見た方がいい
     74点〜 :結構おススメ
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8月29日(土)「シェルター」
SHELTER・2026・英/米/加・1時間47分
日本語字幕:丸ゴシック体下、平井かおり/シネスコ・サイズ(PANAVISION。公式サイトではシネマスコープ。IMDbでは2.35、Red V-Raptor)/音響方式表記無し(公式サイトでは5.1ch。IMDbにも表記無し)
(英15指定、米R指定、日PG12指定)(日本語吹替版もあり)

公式サイト
https://shelter-movie.jp
(全国の劇場案内とリンクもあり)

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【レビュー】
 予告からは、悪者に狙われる少女を元特殊部隊の世捨て人が守るという話かと思ったが、違った。悪の追っ手から逃れて隠れ住んでいる元特殊部隊の男が見つかり、抹殺されそうになるのに少女が巻き込まれるというものだった。パターンではあるのだが、ちょっとヒネられていて、いつものありがちな展開とは違って面白かった。そして、追い詰められていく様がかなり怖い。恐っ、ドキドキ。ちょっと「ボーン・アイデンティティー」(The Bourne Identity・2002・米ほか)?

 今回の敵が怖いのは、個人の殺し屋、工作員が怖いというより、組織としての怖さ。組織力。小さな監視カメラ(個人の防犯用車載カメラ?)に一瞬映ったような映像でもネットにつながっていればA.I.が人物を特定し、特殊部隊を送り身柄を確保する(判断と指令は人間だが)。良い方も、悪い方も、そんな力を持っているという恐怖。監視社会がもうやって来ている。何らかのカメラに写ったらおしまい。殺し屋が送り込まれてくる。本作は、そんな環境下、足手まといになるだろう少女を連れて、いかに逃げ切るかが見所。もちろん、ジェイソン・ステイサムのアクションも素晴らしく、少女も魅力的だが。

 公開2日目の初回、日比谷の劇場は15分くらい前に開場。観客層は中高年の高寄り。やっぱりアクションはオヤジ? 女性は1/4くらいいただろうか。最終的には146席に9割くらいの入り。8席のP席はすべて埋まった。もうちょっと大きなスクリーンでやれば良いのに。

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8月30日(日)「ラスト・サバイバー」
THE DOG STARS・2026・米(IMDbでは英/米)・1時間59分(IMDbでは1時間58分)
日本語字幕:丸ゴシック体下、松浦美奈/シネスコ・サイズ(ドルビーVISION。IMDbでは2.39、Arri Alexa 35)/ドルビーATMOS(IMDbには無し)
(英15指定、米R指定、日PG12指定)(日本語吹替版、IMAX版、4D上映、ATMOS上映などもあり)

公式サイト
https://www.20thcenturystudios.jp/movies/last-survivor
(情報少。全国の劇場案内とリンクはあり)

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【レビュー】
 アクションは結構いっぱいあるが、静かな感動の物語。じわりとくる。よくある世界崩壊後の話で、展開もよくあるパターン。たとえば「ゾンビランド:ダブルタップ」(Zombieland: Double Tap・2019・米/加)みたいに奇妙なコミュニティも出てくる。ただ、色々あったけれど、主人公は最後に家族を見つけ、心の落ち着ける場所を見つけたと。そこが感動的。自分の足元にある幸せには気付きにくいということか。そして、彼の愛犬が彼を助け、その後も星空から彼を見守ってくれると。だからタイトルがTHE DOG STARSなのか。ちなみにDOG STARはおおいぬ座のシリウスのことらしい。その複数形?

 全編を通して、オヤジがいい! 頑固な感じだが、根はいい人。ジョシュ・ブローリン演じる相棒とも言うべき元軍人のバングリー、そしてガイ・ピアース演じる旅の途中で出会う娘の父親ジャック。2人とも生き延びる知恵と技術を持っている。頼りになる。長時間熟成されて染みこんだ味が、噛めば噛むほどにじみ出てくる感じ。頑なで厳しいんだけれど、どこかユーモラス。いい味。ラスト、包帯や絆創膏だらけのバングリーが出てきた時には笑ってしまった。

 公開3日目のATMOS上映初回、日本橋の劇場は20分くらい前に開場。観客層は中年くらいがメインで、女性は1/5くらいいただろうか。最終的には290席に2.5~3割くらいの入り。それでも9席×2列のP席は、1~2席空いていたかもしれないが、ほぼ埋まった。

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発行者:くろがね ゆう

メール・アドレス
kurogane@ruby.dti.ne.jp

ウェブ・サイト
「くろがね ゆうのカレイドスコープ」
http://www.purple.dti.ne.jp/kurogane/

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(C)Kurogane Yuu                禁無断転載
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