1つの部品に対し複数の回路シンボルを使う必要がある部品の登録 及び配置の方法
1.シンボル登録
a.電源ピン GNDピン を第一シンボルのみに表示させる場合
第一シンボルの形状で 作画登録します ピン番号も第一シンボルの番号を振ります
第二シンボル以降の設定は 変更(C)/ゲート及びパワーのピン割付をクリックします
下図の設定BOXが表示されますので 第一シンボルに対応したピンの並びで ピン番号
をKEYIN します
電源ピン GNDピン に対応する部分は 第二シンボル以降は空白にします
ゲートの追加ボタンを押すと KEYINしたピン情報が シンボル情報として追加されます
( 下図の登録された テキストの記述方法を良く見て参考にして下さい )
設定例 : 2回路入りのOPAです
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ゲート設定表 登録する第一シンボル図形
b.電源ピン GNDピンを表示しない場合
第一シンボルにも 電源ピン GNDピン を作画しないでおきます
設定表の中で 電源とGNDへの接続情報を持たせます
入力項目の パワー名にネット名 ピン番号に 番号を入力します
例 GND 7
VCC 14
これで 回路図上には 表示されませんが ネットリスト出力では接続情報が出ます
もしここで設定したネット名以外の接続を行うときは 回路図上での変更が出来ます
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c.電源 GND接続用の 小さいBOXを 別途表示させる場合
電源 GND の端子のみ付いたシンボルを使います
14 16 20 24 28 40PIN用のシンボルを ORGホルダーの IC形状ライブラリーに
用意しておきました
本体の電源 GNDピンは接続させないで下さい
又 ゲートパワーピンの割付を行っている部品には使用できません
シンボル名 例 40ピンIC V40G20
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2.回路図上での配置と設定
回路図で シンボルの呼び出し配置は 第一シンボルとかの区別はなく 全て同じシンボルを
取りあえず 配置します
この時 表示される図形は 第一シンボルの図形及びピン番号で 配置されます
第二シンボル以降のゲート番号を割り付けるには 目的のシンボルを認識させ
変更(C)/ICゲート番号(G) をクリックします
ゲート番号変更BOXが表示されますので 番号を選択し 変更ボタンをクリックします
設定が完了すると ピン番号が指定のものに変更されます
電源GNDピンのあるものは 第二シンボル以降を指定した場合 表示から消えます
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注 ゲート番号がダブってもエラーが出ません
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電源GNDピンを表示しない方法で登録されたシンボルの電源GNDの接続先を変えるには
第一シンボルを認識させた後 変更(C)/部品属性全て(B) をクリックします
変更BOXが現れ 電源接続ネット名 GND接続ネット名 それぞれ 変更可能です
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