自分のゴリラの馬力チェックしてみました。いずれもレギュラーヘッド88ccでキャブとマフラーを付け替えての馬力測定です。何馬力なのかな〜と気になる心のモヤモヤが晴れて気分いいです(^^)。他の人の馬力と比べればどのくらい先があって、どこに問題があるのかがよくわかります。とくに実走行計測なのでシャーシダイナモの様に擬似的な負荷ではなく現実の負荷なので現実の出力特性が容易に確認できて便利です。


後輪出力馬力グラフ(シャーシダイナモ相当)



走行馬力グラフ(人間が感じたとおりのグラフ)


赤線[ノーマルマフラー + ノーマルキャブ]

キャブがノーマルなのでレギュラーヘッドを付けていてもあまりパワーアップしません。それでもノーマルヘッドに比べると1PS位のパワーアップ。
 
青線[ ボンバー + ノーマルキャブ ]
お気に入りのボンバーを付けてみました。高回転域が伸びましたが、グラフの通り全域でパワーアップはしませんでした。感覚的には爆音になっているので”ちょっとパワフル?”な感じはしていたのですが・・・。結果から推測するにキャブがエンジンに負けていることがわかります。が、5500rpm〜9500rpmはフラットな特性で非常に乗りやすかったです。とはいえ力がないので走行抵抗が増えた分は加速が鈍って面白さに欠ける感じでした。この感覚は走行馬力グラフの方を見て頂ければ皆さんにも伝わると思います。
 
緑線[ ノーマルマフラー + VM22 ]
キャブが負けていたのでVM22に付け替えてみました。マフラーはノーマルなので6500rpm位から詰まった感じになり伸びません。また5000rpm位で大きな谷がでました。はっきり言って乗りにくいです・・・というか、乗れたもんじゃない(^^;。キャブを付け替えて谷が出たので、キャブ自体がこの様な特性なのだと思います。これを改善するように考えたのが”トルクブースター”なわけですが、今回は付けずに計測しています。
 
ピンク線[ ボンバー + VM22 ]
現状のフルパワーです(甘すぎ?)。やはり5000rpm付近で谷ができてますが、その反動??でギュイィィーと伸びて気持ちいいです。走行抵抗グラフからも9500rpmまではどんどん馬力が増してきているのがわかります。9500rpm〜11000rpm位まではややフラットになりますので、キャブが負けだしていることがわかります。つまり、VM22だと8馬力位までが実用使用範囲になると推測できます。VM24買っとけばよかった・・・。
 
今回の計測で得た知識?
ノーマルキャブは3.5psが実用限界。
ノーマルマフラーは5.5psが実用限界。
VM22は88ccだと谷が出るみたい(俺のセットアップが原因?)。
VM22は8ps位までが実用範囲?。
走行馬力は後輪出力馬力よりも参考になる(走行感覚そのものだし)。