ニグリノーダ 公演
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『赤 桃』


■公演日時 2010 年 11 月 5 日(金)〜 7 日(日)
5日(金曜日)18:00
6日(土曜日)11:00/16:00
7日(日曜日)11:00/16:00
※開場は開演の30分前です
毎回、開場中にワークショップを開催!
きょう上演する、きょうだけのための舞台美術をつくります
■作・演出 立山ひろみ
■作曲・演奏 宮内康乃(つむぎね)
■振付 福留麻里(ほうほう堂)
■美術・出演 足立昌弥
■出演 松浦羽伽子
■チケット
○親子セット=¥3,000
(大人1名+こども1名のセットです。こども2名以上の場合はこども料金がかかります)
○4歳から小学生まで=¥1,000
○3歳以下=無料(おとなのお膝でご覧ください)
○一般=¥2,500
○学生(中学生〜大学・専門学校)=¥2,000
◎[ニグリノーダ]プロフィール
http://www.nigrinoda.jp/
パフォーマーの身体の動きや、音楽、空間、映像などの表現を担う要素ひとつひとつを丁寧に扱って、コトバ(台詞)だけ、物語だけに偏重しない新たな表現の可能性を模索している。
◎演出家:[立山ひろみ]プロフィール
1979年宮崎県佐土原町(現・宮崎市)生まれ。東京学芸大学 教育学部 教養系 美術科 芸術学・演劇専修卒業2004年劇団黒テントに入団 以後佐藤信、山元清多、斎藤晴彦らの演出助手を務める。2005年theatre iwatoにて黒テント『帝国の建設者』(作:ボリス・ヴィアン/翻訳:利光哲夫)で演出デビュー。翌年にはシアタートラムにてオペラシアターこんにゃく座公演 オペラ『ガリバー』(作:朝比奈尚行/作曲:萩京子)を演出する。2006年theatre iwatoにて劇団黒テント第59回公演『女中たち』(作:ジャン・ジュネ/翻訳:渡辺守章)演出。2008年劇団黒テントを退団し、ひとりユニット「ニグリノーダ」を発足。2009年theatre iwatoにて ニグリノーダ第一回公演『楽園』を作・演出する。劇作は『楽園』が処女作となる。2010年9月『FAUST 2010 in Chino』(演出:串田和美)に、構成・学芸として参加。
◎作曲・演奏:[宮内康乃]プロフィール
1980年生まれ。東京学芸大学G類音楽科作曲専攻卒業。その後ジャンルを超えた新しい音楽表現に興味を持ち、情報科学芸術大学院大学(IAMAS)メディア表現学科タイムベースドメディア専攻に進学、作曲を三輪眞弘に学ぶ。在学中、電子音楽、サウンドアート、アルゴリズミックコンポジションなど、さまざまな表現を学び、修士制作として人間の呼吸の有機的な伸縮により音楽が構成されていく、女声のための合唱曲《breath strati》を作曲し、2008年オーストリア、リンツでの《Als Electronica》にてHonorary Mentionを受賞。また、同じく2008年より《breath strati》のコンセプトをもとに、単純なルールと身体の動きを用いた女性による音楽パフォーマンスグループ「つむぎね」を立ち上げ、活動を開始。2008年度トーキョーワンダーサイト主催EXPERIMENTAL SOUND & ART FESTIVALにて最優秀賞を受賞。
◎振付:[福留麻里]プロフィール
2001年、新鋪美佳と身長155cmダンスデュオほうほう堂を結成。日々出会う衝動や微細な感覚に焦点をあて、身体や感覚の実感をたよりに独自のダンスの更新を試みる2人の間から作品が生まれている。'04年「東京コンペ#1」にてケラリーノ・サンドロヴィッチ賞、'05年「TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 次代を担う振付家の発掘」にてオーディエンス賞受賞。近年は劇場での発表に加え、美術館や船上といった舞台空間でない場所での作品上演もさかんに行なっている。また、デュオという形態で追求され続けているその関係性は、人と人の間に横たわる様々な事柄ともリンクし、踊ることつくることにとどまらず、KERA・MAP やテレビドラマでの振付、ワークショップや学校での授業を行なうなど、年齢や環境をこえ新たなつながりを広げている。
◎美術・出演:[足立昌弥]プロフィール
1978年京都市生まれ。劇団黒テントの舞台、プロスペール・ディス演出『十字軍』でアヴィニョン演劇祭オフ参加、山元清多演出『ど』『籠釣瓶花街酔醒』、佐藤信演出『ロベツト・ズッコ』斎藤晴彦演出『かもめ』などに主演。松本大洋作『メザスヒカリノサキニアルモノ若しくはパラダイス』、立山ひろみ演出『帝国の建設者』、佐藤信作『控室』(ひとり芝居)などに出演。他舞台では、2008年ニブロール『BankART Life 2』やファッションパフォーマンス、2009年ニグリノーダ『楽園』出演、2010年『lowo=Tal=Voga』に出演。2007年東京芸術大学大学院映像科作品 船曳真珠監督『錨を投げろ』出演。2007年日本テレビ深夜ドラマ『死ぬかと思った』出演。2007年吉本直紀監督『吸血』出演。
◎出演:[松浦羽伽子]プロフィール
1975年山口県(大阪育ち)。'97~'07年解散まで、劇団『ベターポーヅ』に所属。現在はフリー。イデビアン・クルーの菅尾なぎさ氏が主宰する女性だけのダンスカンパニー『クリウィムバアニー』に参加。【舞台】2009年、ダックスーププロデュース「この世界から消える魔球」(作、演出:ブルースカイ)、CAN×東京ELECTROCKSTAITIRSプロデュース公演「対ダン!!」、東京ELECTROCKSTAITIRS「Welcome To Little ×2 Earth」(振付 KENTARO!!)。2010年、クリウィムバアニー「クリウィムちゃんの展覧会。」(振付・演出 菅尾なぎさ)他、映画、CMなど多方面で活躍している
推薦●齋藤茂男(舞台照明家)
ボリス・ヴィアン、ジャン・ジュネ。「立山ひろみ」がデビュー以来取り上げた作家である。しかし立山作品はノスタルジーの彼方にあった。新鮮な感受性と率直な解釈によって表現された若々しい演劇と出会うことができた。オリジナル脚本での前作『楽園』に続き、今作品、大いに期待しています。 |