kyuu

軌道エレベータはどう見えるのか?
地球の内核、外核がもしも見えるとしたら、地表からどう見えるのか?
表示するプログラムを作ってみました。
(表示内容には間違いが多く含まれていると思われます。)

目次


サンプル画面

地球軌道エレベータ月
地球・軌道エレベータ・月。
白い線が静止軌道まで。赤い線は地球と反対方向へ。境目が重心。
ここでは直線に並んでいます。


地球外核内核
地球・外核・内核。


軌道ステーションから見た地球
軌道ステーションから見た地球。ソリッド表示。


軌道ストリング末端から見た地球
軌道ストリング末端から見た地球。


軌道ステーション
軌道ステーション。半径16km。
軌道エレベータ。この位置の半径2000m。
静止軌道上に置かれ、軌道エレベータの重心になります。


地表ステーション
地表ステーション。半径16km。
軌道エレベータ。この位置の半径10m。
地球の赤道上に置かれます。
軌道エレベータの半径はこのプログラムでは直線で増減していますが、実際にはテーパーになります。


月から見た地球
月から見た地球。
画面の中心に表示される白い球の半径は1m。


地表から見た内核外核
地表から見た内核・外核。(もし見えるとしたら)
画面の中心に表示される白い球の半径は1m。
真下を見下ろすと視野のほとんどを外核が占め、その半分程度が内核になるかと思います。


軌道エレベータ
軌道エレベータ。
地表から、静止軌道まで。


東京から
東京から。
北緯35度から、同一経度の軌道エレベータを見上げる。
画面の中心に表示される白い球の半径は1m。
東京から2
エレベータ・線 表示off。
大気の条件にもよりますが、実際にはこの位置から目視することは難しいのではないかと思います。


数値データ

地球半径 = 6378.15km
内核半径 = 1220km
外核半径 = 3480km
月軌道 = 384400km
月半径 = 1737.4km
軌道/地表ステーション半径 = 16km
軌道エレベータ/軌道ストリングの軌道ステーション側半径 = 2000m
軌道エレベータ/軌道ストリングの末端側半径 = 10m
視点半径(視点の中心に表示される白い球の半径) = 0.001km(1m)
静止軌道(地球の中心からの距離) = 42200km
軌道ストリング長(地球の中心からの距離) = 142000km


参考資料

軌道エレベータ(宇宙エレベータ)の紹介
用語、数値は上記のページを参考にさせていただきました。


ダウンロード


開発環境

WindowsXPで開発、動作確認。

  1. C# ( Microsoft Visual C# 2005 Express Edition )
  2. DirectX ( Microsoft DirectX 9.0 SDK (April 2006) )
(無料で使用できる開発環境です。)
DirectX SDK の EmptyProject(July 2004) から作成しました。

動作環境

OS:WindowsXP
.NETとDirectXが必要です。

1.Microsoft .NET Framework

.NET Framework ダウンロード情報から
  1. Microsoft .NET Framework 2.0 再頒布可能パッケージ(32ビット版: x86)
  2. Microsoft .NET Framework 2.0 日本語 Language Pack (32ビット版:x86)
この2つをインストールしてください。

2.DirectX ランタイム

Microsoft DirectX 9.0 ダウンロードから
DirectX End User Runtimes (April 2006) フルダウンロード
(Managed DirectX のランタイムを含んでいます。)
をインストールしてください。


インストール・アンインストール

インストール
フォルダ名に日本語(2バイト文字)を含めないでください。
(Managed DirectXの仕様です。)

アンイストール
フォルダ毎削除してください。


変更履歴

'2006.05.04 更新 表示修正
'2006.05.02 公開


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