パソコン始末記 第2章
愛のメモリー(思い出よ,さようなら)
パソコンの中には「メモリ」というものが入っています.
これは,パソコンが作業しているときのデータの一時置き場となるもので,
メモリが多ければ多いほど作業効率が上がり,アプリケーション(応用ソフト)が快適に動きます.
新しいパソコンには512MBのメモリが入っていますが,古いパソコンの256MBのメモリも増設すれば,
さらに快適に動くはずだと思い,古い方からはずしたメモリをマザーボードに差そうとしてはたと気がつきました.
これ,形が違うじゃん...
メモリにはいろいろな規格があって,マザーボードの規格と合わないものは使えません.
現在の主流は「DDR」という規格ですが,古いパソコンに入っていたのは「SDRAM」という規格で,
これは新しいパソコンのマザーボードとは合わず,結局使えないことがわかりました.
でも,「古いパソコン」と言っても,3年前に買ったものなんですよ.
それがもう使えないなんて,時代の移り変わりは早いですね...(しみじみしてどうする!)
私の「メモリ増強計画」はいきなり破綻してしまいました.
でも,この後のトラブルはこんな生やさしいものではなかったんです...
びみょーに違うメモリの形状 |
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SDRAMメモリ (下の切り欠きが2ヶ所) |
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DDRメモリ (下の切り欠きが1ヶ所) |