2001年2月18日(日)「ビッグ・ママス・ハウス」

BIG MOMMA'S HOUSE・2000・米・1時間39分

日本語字幕翻訳:松浦美奈/ビスタ・サイズ/ドルビーデジタル


凶悪な銀行強盗殺人犯のレスター(テレンス・ハワード)が脱獄した。FBI捜査官のマルコム(マーティン・ローレンス)とジョン(ポール・ジャマッティ)は、愛人のシェリー(ニア・ロング)の実家を見張ることになるが、その家の主ビッグ・ママ(エラ・ミッチェル)が1〜2週間外出することを知り、変装の名人マルコムがビッグ・ママになりすますことにする。

69点

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 一言でいうと「張り込み(Steakout・1987・米)」と「ミセス・ダウト(Mrs. Doubtfire・1993・米)」を真似して組み合わせた作品。新しいことは何もなく、なぜこんな作品を作ったのか理解に苦しむ。2つの作品を合わせて、何か別のものが見えてくるならわかるが、2本を合わせた以外の何物でもない。どうしたんだマーティン・ローレンス。

 そういえば、この前の作品「ブルー・ストリーク(Blue Streak・1999・米)」もいまひとつパッとしなかったし、せいぜいティム・ロビンスと共演した「ナッシング・トゥ・ルース(Nothing to Lose・1997・米)」が良かったくらい。

 マーティン・ローレンスは「バッド・ボーイズ(Bad Boys・1995・米)」でウィル・スミスと共に脚光を浴び一躍スターの仲間入りをしたわけだが、ウィル・スミスが大作・名作に恵まれたのと対照的(最近のSFウェスタン「ワイルド・ワイルド・ウェスト」を除いて)。


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 公開2日目の初回、45分前に着いたら10人の行列。7人が女性で、そのうち4人が小学生。おばあさんが1人いたが、あとはオバチャン。ふーん。そういう映画かあ。よくわからん。30分前に開場したときには、列は15〜16人になっていた。

 10席×6列の指定席も初回だけは全席自由で気分がいい。でも、最終的に756席にわずか40人ほど。入れ替え制なんて、こんな不入り映画で意味あるの?


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