2001年5月3日(木)「フル・ティルト・ブギ」

FULL TILT BOOGIE・1997・米・1時51分

日本語字幕翻訳:表記なし/ビスタ・サイズ/ドルビーSR

レイトショー公開 5月5日まで

1995年、クエンティン・タンニティーノ脚本、ロバート・ロドリゲス監督、ジョージ・クルニー主演のバイオレンス・ホラー映画「フロム・ダスク・ティル・ドーン」の制作発表が行われた。まず監督と脚本家によって映画の意図が語られ、そして現場でのスタッフのインタビューがそれに続く。映画はセットの火災や組合との紛争などで頓挫しそうになるが、なんとかそれらを切り抜けて完成にこぎ着ける。

69点

1つ前へ一覧へ次へ
 タイトルの「フル・ティルト・ブギ」というのは、「全力で楽しむ」くらいの意味だと思っていたら、字幕では「すぐ始めたい」と当てられていた。いずれにしても、メイキングを納めたドキュメンタリーにはまちがいない。同時に「2」「3」も公開されるところを見ると、すぐに3巻セットのメイキング付きDVDスペシャル・セットなんていうのが発売されるのではないだろうか。

 本作の監督を務める制作助手のサラ・ケリーがクエンティン・タランティーノに「フロム・ダスク・ティル・ドーン(From Dusk Till Dawn ・1996・米)」のプロジェクトのことで質問に行ったら、タランティーノは彼女に「メイキングを作ったらどうだ」と勧めたらしい。サラはレニー・ハーリンの凡作「ディープ・ブルー(Deep Blue Sea・1999・米)」で女優もやっているくらいなので、美人でタランティーノの好みだったのかもしれない。

 アメリカでは1997年に完成され、97分版で公開されたが、日本はなぜか2001年になってからで、しかも111分版(チラシには101分とあった)。はっきり言って劇場で見る必要もないと思う。画質もたいして良くないし、ビデオで十分かもしれない。

 しかし、どんなスタッフがどんな仕事をしているのかは興味深いし、ギターを抱えたまま演出しているロドリゲス監督の姿や、嵐で撮影が延期になって町のパブでカラオケを熱唱するジュリエット・ルイスの姿は一見の価値があるかもしれない。また、もともとインディペンデント映画として作られた本作が、




【ただいま執筆中。少々お待ちください】



 7日目の回、15分前に着いたら10人ほどの行列。10分前に開場したときは15人ほどになっていた。ほとんどは20代の男性で、若い女性が1人のオヤジが3人。その後カップルが2組増えるなどして、最終的には20人ほどの人数に。まあ、こんなもんかなあ。


1つ前へ一覧へ次へ