2001年7月1日(日)「クロコダイル・ダンディin L.A.」

CLOCODILE DUNDEE IN LOS ANGELES・2001・豪・1時37分

日本語字幕翻訳:岡田壮平/ビスタ・サイズ/ドルビーデジタル・dts・SDDS


クロコダイル・ハンターのミック・ダンディ(ポール・ホーガン)は、ニューヨークで知り合ったスー(リンダ・コズラウスキー)と正式な結婚はしていなかったが、1児をもうけ幸せに暮らしていた。そんなある日。スーの父が運営する新聞社のロス支局の編集長が急死したため、しばらく代理を務めることになり、家族みんなでロサンゼルスへ行く。やがてスーは映画製作に絡む謎の陰謀に気づき、ミックに相談する。

69点

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 なんでプロデューサーはこの映画を作ったのか。1作目の「クロコダイル・ダンディ(Crocodile Dundee・1986・豪)」と2作目の「クロコダイル・ダンディII(Crocodile Dundee II・1988・豪)」からすでに13〜15年。2001年、21世紀の新作に何の新しい工夫もないし、前2作で受けたところを繰り返しているだけのものを作って、何の意味があるのか。

 つまらないわけではないが、前作を見ている者にとっては単なる焼き直し。唯一驚かされるのは、ポール・ホーガンが年を取って(61歳)、すっかりおじいさんになってしまったこと。

 おじいさんでありながらも筋肉隆々というのはたいしたものだが、年とるとやたら体を鍛えるジイさんって多いからなあ。見せつけられると、引いちゃうなあ。あんまり見せびらかすようなことはないけど、素肌に鰐皮のチョッキだもんなあ。

 逆に、ヒロイン、スー役のリンダ・コズラウスキーの印象がほとんど変わらないことには驚かされた。すごいなあ、おばあさんになっちゃったかと思った。あんまりポール・ホーガンがひどいから。まあ彼女は42歳だけど(第1作の時は27歳だったんだ!!!)。

 オーストラリアでも映画関係にはMacintoshが人気あるのか、出てくるパソコンはすべてアップル製。パワーブックG3とかオレンジのiBOOKとか。Macユーザーとしてはちょっと嬉しかったけど。

 ゲスト出演ながらちゃんとセリフのある役で、元ヘビー級チャンプのマイク・タイソン、「ドラキュラ都へ行く(Love at First Bite・1979・米)」のジョージ・ハミルトンが出ているのには驚いた。しかも自分自身の役でだ。




【ただいま執筆中。少々お待ちください】




 2日目の初回、まあ予想通りの45分前でオヤジが2人という状況。30分前に開場し、併設館で上映している「すべての美しい馬」の観客といっしょの入場だったが、15人くらい。

 15分前になって劇場内を見回すと、全部でも35人くらい。ほとんどオヤジで、オバサンが数人。最終的に40〜50人ほどになったものの、20代は5〜6人。男女比は5.5:4.5でやや男性(というかオヤジ)が多い。

 指定席は17席×4列という設定でぴあシートはなし。これが初回、全席自由だった。

 まあ、このできでは、これっぽっちの入場者でもしようがないだろう。つまらないというわけではないのだけれど。


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