2001年9月23日(日)「ラッシュアワー2」

RUSH HOUR 2・2001・米・1時30分

日本語字幕翻訳:岡田壮平/シネスコ・サイズ(レンズ)/ドルビーデジタル・dts・SDDS

〈アメリカPG-13〉
休暇で香港のリー警部(ジャッキー・チェン)の元を訪れていたロス市警のカーター刑事(クリス・タッカー)は、リー警部とともにドライブ中、アメリカ大使館のビルが爆破されたという通報を受け、現場に急行しさっそく捜査を始める。

76点

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 ひょっとしたら前作よりも面白いかもしれない。CGではない本物のアクションと、二転三転する物語。先が読めないわけではないが、異人種二人組の一生懸命さが物語を一段と面白くしている。

 もちろんジャッキーのアクションはさえ渡り、危険なシーンもスタントマンを使わず自ら演じている。タッカーのくちマシンガン攻撃も絶好調。笑わせてくれる。

 今回の見所は、それらに加えて、敵役を演じる「グリーン・デスティニー(Crouching Tiger, Hidden Dragon・2000・米/中)」の美女チャン・ツィイー。英語は一言も話さないが、当初は女の敵は2人いることになっていたのに、彼女が素晴らしいので1人で行くことになったという。その気持ちはよくわかる。これで英語が話せるようになったら、また1人アジア生まれの美人ハリウッド女優の誕生となるだろう。楽しみに待とう。

 それにしても、よくアメリカ大使館ビル爆破というイントロで上映中止にならなかったものだと思う。すでに日程が決められていたので、変更できなかったのかもしれないが。良かった、良かった。

 ジャッキー・チェンという人は、とても義理堅い人のようだ。例によってジャッキーが乗る車は必ず三菱自動車。ハリウッド映画になっても、その決めごとは変えていない。さすがです。


【ただいま執筆中。少々お待ちください】





 公開2日目の初回、55分前に着いたらすでに25人ほどの行列ができていた。あれ、女性がほとんどいない。5人いるだろうか。ほとんどは男性だが、年齢層は小学生低学年から老人までと幅広い。中心はハイティーンから20代前半の高・大学生というところ。

 今回はサービスが良く、45分前に開場してくれて中で席を確保して座って待つことができたのだが、場内との連携がうまくいかず、入場して3分くらいは照明が消えていて暗闇で席を探さなければならなかった。

 10席×5列×左右2が指定席で、うち1列がぴあ用だったが、初回は全席自由。30分前ころから人が増えだして、1,288席の3.5割ほどが埋まった。

 その後、親子連れ、女性なども増えて、最終的に4.5割ほどの埋まり具合。朝の回としてはいいのではないだろうか。男女比は6:4まで回復、この作品の支持層の広さをうかがわせた。

 さすがにJBLの大型劇場用スピーカーを使っているだけあって、音質はすばらしいものがある。セリフがクリアに聞こえ、小さな高音も再現しながら、同時に体に響くような重低音まで鳴らしきる。こういう音はとても家庭では無理。劇場で聞く価値がある。

 冒頭にドルビー・デジタルの新しい水バージョンのデモあり。


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