日本語字幕:手書き下/ビスタ・サイズ/ドルビーデジタル・dts・SDDS
(仏U指定)
ギャングの取り立て屋トニー(サイード・タグマウイ)はそんな仕事に嫌気がさしてやめようとするが運悪く警察に捕まってしまう。刑務所で優れたゲームのアイディアが高く売れることを知り、自分の人生をかけて究極のゲームを考え出す。 |
3D-CG使いまくりで、コミックを実写で作ったらこうなる、というような映画。もちろんコミックのりなので、テンポ良く痛快に展開してそれなりに楽しめる。一言でいえば、ゲームオタクの成功物語というところか。 原題はずばり「ゲーマー」だから、出てくるゲームは世界を席巻している日本製ゲームがほとんど。「鉄拳」「メタルギア」「リッジレーサー」などなど。やっばプレステ2だと。予告編ではわざわざ「鉄拳」とは何の関係もありませんなどと表示していたほど。 これを見ていると、フランスのゲーム業界やゲーム製作のようすがよくわかる。フランスもCGやゲームでは先進国なので、なかなか興味深いものがある。 映画的には、主人公が今ひとつさえない。フランスでは人気のある俳優なのかもしれないが、サイード・タグマウイという人はパリ生まれだそうだか両親がモロッコ出身ということで、ボクら日本人にはフランス映画としてみたときピンと来ない。ハンサムでもちょっとチンピラ向きの雰囲気なのだ。 また役柄もギャングの取り立て屋で、性格もセコイときているから、よりそんな印象が強まる。もう少し魅力的なキャラクターにできなかったのだろうか。どこかで見た記憶があったので調べたら「スリー・キング(Three Kings・1999・米)」にも出ていた。 相手役の女優さんは、カルティエやリーバイスのモデルとして活躍する美形で、カミーユ・ド・パズイという人。彼女はキレイで、お金を払っても見る価値があるかも。 【ただいま執筆中。少々お待ちください】 |