日本語字幕翻訳：丸ゴシック体下、松浦美奈／シネスコ・サイズ（デジタル、Arri）／ドルビー・デジタル、DATASAT、SDDS
（米PG-13指定）|
1943年、パリではドイツ空軍のゲーリング元帥がドクター・シュタール（ユストゥス・フォン・ドナーニー）に集めさせた絵画をヒトラーの別荘があるベルヒスガーデンに送らせようとしていた。それをフランス人秘書のクレール・シモーヌ（ケイト・ブランシェット）が見ている。同じ頃、イタリアのミラノではダ・ヴィンチの「最後の晩餐」がアメリカ軍の空襲で被害を受けそうになっている。そういった美術品や歴史的建造物を戦禍から守るため、ハーバード大学付属美術館館長で美術史学者のフランク・ストークス（ジョージ・クルーニー）は、大統領の許可を得ると、美術や建築に詳しい専門家たちを前線に派遣するためチーム作りを始める。集められたのは、メトロポリタン美術館主任学芸員のジェームズ・グレンジャー（マット・デイモン）、イギリスの元歴史家でノーズ・アートを描いているドナルド・ジェフリーズ（ヒュー・ボネヴィル）、美術史学者で舞台興行主のプレストン・ザヴィッツ（ボブ・バラバン）、フランスの元美術学校主任で、美術商のジャン＝クロード・クレルモン（ジャン・デュジャルダン）、彫刻家のウォルター・ガーフィールド（ジョン・グッドマン）、建築家のリチャード・キャンベル（ビル・マーレー）だった。
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IMDbではわずか6.1点で、しかも2014年の作品。しかしボクは面白かったし、感動した。映画らしい映画。なぜ去年公開しなかったのだろう。 確かに、事実に基づくとはいえ、ちょっと古い映画の作り方という気はして、出来すぎの感じはするかもしれない。つまり嘘っぽい。だからだろう、犠牲者は出るものの安心して見ることが出来て、エンターテインメント的。それが気になる人は楽しめないかもしれない。ボクは楽しめた。そしてクリスマス・ソングが流れた時は涙が流れそうに。 ちょっと雰囲気はクリント・イーストウッドの「戦略大作戦」（Kelly's Heroes・1970・ユーゴスラビア／米）に似ている気がした。あたらはまったくの作り話で、ファンタジーにコメディ仕立てになっているが。本作も、結構笑えるシーンが多い。 【ただいま執筆中。少々お待ちください】 公開3日目の初回、新宿の劇場は全席指定で、これまたムビチケカードで確保。40〜50分前に着いたらすでにビルは開いていて、20分前くらいには開場。観客層は、第二次世界大戦ものということもあってか、メインはやっぱり中高年。若い人もちょっといた。下は母に連れられた小学生くらいの女の子。開場時は25人くらい中、女性は8人ほど。10分前から案内が始まり、最終的には184席はほぼ埋まってしまった。まあ座席数が少ないからなあ。でも単にエンタテインメントとしても楽しめるので、もっと増えてもいい気がする。新しい劇場にも関わらず、若干だが、スクリーン5は座高の高い人が前に座るときついかもしれない。 角丸で、むき出しのシネスコ・スクリーン。黒いカーテンがないとビスタ上映はどうも締まらない気がする。 気になった予告編は…… シネマ・チャンネルという速報では、世界初の性転換手術を受けた男性を描くエディ・レッドメイン主演の左右マスク「ザ・デニッシュ・ガール」。3月公開。四角の枠付き「キャプテン・アメリカ：シビル・ウォー」は、キャプテン・アメリカとアイアンマンが戦うとか何とか。4月公開。 半暗になってから、四角の枠付き「スター・ウォーズ／フォースの覚醒」は新予告に。オジサン的にはやっぱりハン・ソロとチューイが気になる。カッコいいなあ。12/18公開。先行公開もあるようで、TOHOシネマズ系では通常料金1,800円のところ、特別価格2,000円での上映になるらしい。なんてこった！ 前売りを買っていても差額を取られるんだろうか。しかも今回の前売りはセブン-イレブンのみでの発売となっていて、いろいろと面倒くさい。ちなみに座席予約できるムビチケもあり。 枠付き「007スペクター」も新予告。公式サイトがツイッターのみというのは気になるが、映画のできは良いらしい。12/4公開。先行公開もある模様。ただし前売り券は使えない。 枠付き「ハンガーゲームFINALレボリューション」はうんざりな感じだが、絵はSFっぽくきれい。11/20。全世界同時公開だと。 枠付き「ラストナイツ」は新予告に。最初にDMMと出て驚かされる。紀里谷和明監督ハリウッド・デビュー作。果たして、どうか。いつ公開か分かりにくかったが、11/14公開。 |