日本語字幕:丸ゴシック体下、表記無し/シネスコ・サイズ(デジタル、Arri、Red)/ドルビーATMOS
(米R指定、日PG12指定)
2006年、民間警備会社のジム・テリア(ショーン・ペン)は元特殊部隊の隊員で、アフリカ・コンゴ共和国の鉱業会社のセキュリティ・カードをやっていた。しかし裏では会社の邪魔者を狙撃によって排除するような悪事もやっていた。そして鉱山の利権を見直すという大臣を、仲間のコックス(マーク・ライランス)らとともに狙撃位置について狙い、橋渡し役のフェリックス(ハビエル・バルデム)の指示で、ジムが実行する。実行した者のみが国外脱出する手はずで、ジムは恋人のアニー(ジャスミン・トリンカ)をフェリックスに託して脱出する。8年後、罪の意識からコンゴに戻ったジムは人道支援組織で働いていたが、突然数人のグループ襲撃される。
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うーむ、これは…… 名優が出ているB級映画という感じ。B級映画に良くあるパターンで、展開もほぼそのまま。ただ名優が演じると説得力が出て、心情も良く伝わってくる。IMDbでは5.8点で、そこまで酷くはないと思うけど。とにかく名優はやっぱりスゴイなあ。見どころの1つはここ。 もちろん演出が適切だったということもあるだろう。大きく外さない。名優の持ち味をちゃんと引き出し、ツボは外さない。決して悪くはないし、結構楽しめる。ショーン・ペンや敵の手だれもなかなかの銃や格闘技のテクニックを見せる。特殊部隊っぽい身近なもので何かを作る技なんかも良い感じ。ここも見どころだ。これは同じピエール・モレル監督の痛快アクション「96時間」(Taken・2008・仏)と良く似ている。それと同様、全体としてはやっぱりB級かなと。 ちなみに、西部劇などでは「ガンマン」というのは悪人だけに使う用語で、正義の味方を言う時は「ガンファイター」というらしい。その定義というと本作の主人公は悪人ということになるが、英語の辞書では「ガンマン」は「ギャング、射撃の名手」で、「ガンファイター」は逆の「ならず者、無法者」になっているが。本作の設定では、悪人だったがその後心を入れ替えたという感じだ。 【ただいま執筆中。少々お待ちください】 公開初日の初回、新宿の劇場は全席指定で、ムビチケには対応していない劇場。金曜にわざわざ前売り券を持って行って窓口で予約。往復の電車代を考えるとギリギリかなあ。でも時間もかかるしなあ。当日は、10分前くらいに開場。観客層はほぼオヤジ、若い人は数人。ここはアニメ系とオヤジ系が多い。なぜか場末感もあるし……。最終的には148席に6割ほどの入り。女性は数人。関係者の一団が6〜7人くらい。多すぎるって。 スクリーンはビスタで開いており、気になった予告編は…… 「ライチ☆光クラブ」は漫画が原作の、フランケンシュタインと「ミカドロイド」(1991・日)とかが合わさったような雰囲気。登場人物は皆学生か。2/13公開。 「女が眠る時」はなんだかエロい感じ。ビートたけし、西島秀俊、忽那汐里らが出ている日本映画だが、監督はウェイン・ワン。2/27公開。 スクリーンの上下が狭まり、シネスコ・サイズになって映画泥棒から本編へ。 |