2017年6月18日(日)「パトリオット・デイ」

PATRIOTS DAY・2016・香/米・2時間13分

日本語字幕:丸ゴシック体下、松崎広幸/シネスコ・サイズ(デジタル、Arri)/音響:公式サイトでは5.1ch(表記無し)

(米R指定、日PG12指定)

監督:ピーター・バーグ
脚本:ピーター・バーグ、マット・クック、ジョシュア・ゼトゥマー
撮影:トビアス・シュリッスラー
出演:マーク・ウォールバーグ、ケヴィン・ベーコン、
   ジョン・グッドマン、J・K・シモンズ、ほか


公式サイト
http://www.patriotsday.jp
(音に注意。全国の劇場リストもあり)

ボストン警察(BPD)の殺人課の刑事トミー・サンダース(マーク・ウォールバーグ)は、ペナルティを課せられ、一定期間、制服警官として勤務させられていた。そして最後のペナルティとして、2013年4月15日「愛国者の日」に開催されるボストン・マラソンの、ゴール付近の警備を命じられる。ところが、上位ランナーが次々とゴールする中、ゴール付近で突然2回の爆発が起き、多数の死傷者が出る。すぐにトミーらが適切な指示を出しBPDは現場を封鎖すると、救急車を要請。そこにFBIの特別捜査官リック・デローリエ(ケヴィン・ベーコン)が駆けつけ、捜査本部を立ち上げると現場の証拠をすべて本部に集め、「テロ」を宣言する。監視カメラ映像を分析するため、現地に詳しいトミーが呼ばれ、不審人物が浮かび上がってくる。


76点

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 実話の映画化。しかも実際の事件から4年しか経っておらず、まだ記憶に新しく生々しい話。ニュースで報道される第三者的な事実の羅列と、実際に巻き込まれた人たちにどんなことが起きていたのかを背景や感情も含めて描いたものとでは、こんなにも差があるんだと、あらめて驚かされる。ニュースなどで見ると、やはり客観的に見てしまうが、映画は観客を当事者のようにしてしまう。怖いし、犯人に対する怒りが込み上げてくる。

 ラストは感動的だ。有名なスピーチ、スローガン「ボストン・ストロング、ボストンよ強くあれ」が心に染みる。マーク・ウォールバーグは「愛の力で、悪に負けない」もカッコつけじゃなく、いいカッコCじゃなく、素直に聞ける。とても感動的。あちこちで鼻をすする音が聞こえた。ボクも危うく涙が出そうに。

 そしてラストには事件を生き残った人々のその後の実際の映像が流れ、当人、警察官やFBIの捜査官も出て来てコメントを寄せる。実際に起こったことだと改めてショックを受ける。

 予告でFBIのリーダーが「世界が見ている。がんばろう」みたいなことを言うシーンがあったが、本編では無くなっていた。

  銃はボストン警察がグロックを使用。FBIやBPDの特殊部隊はM4カービン。犯人の兄はスターム・ルガーっぽいオートマチックを使う。



【ただいま執筆中。少々お待ちください】


 公開10日目の初回、新宿の劇場は全席指定で、金曜にムビチケカードで確保。当日は15分前くらいに開場。着いた時点で三角マーク表示で、残り席わずか。最初は20人くらいで、女性は4〜5人。だいたい30代から上という感じ。最終的には2番目に小さいスクリーン86席の9割くらいが埋まった。まっ、これくらいは当然か。何しろキャパが小さい。男女比は女性が1/3くらいに。


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