2018年12月2日(日)「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」

FANTASTIC BEASTS: THE CRIMES OF GRINDELWALD・2017・英/米・2時間14分

日本語字幕:手描き風書体下、岸田恵子/シネスコ・サイズ(2.39、デジタル、Arri ALEXA、by Panavision、ドルビーVISION、IMAX)/ドルビーATMOS(IMDbではドルビー・サラウンド7.1、dts:X、Sonics-DDP、IMAX 6-Track、12-Track Digital Soundも)

(英12A指定、米PG-13指定)(日本語吹替版、IMAX版、3D上映、4D上映もあり)

監督:デヴィッド・イェーツ
脚本:J・K・ローリング
撮影:フィリップ・ルースロ
出演:エディ・レッドメイン、
   キャサリン・ウォーターストン、
   ダン・フォグラー、
   ジュード・ロウ、
   ジョニー・デップ、ほか

公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/fantasticbeasts/
(全国の劇場リストもあり)

1927年、アメリカの魔法省から移送中に最も凶悪な魔法使いグリンデルバルド(ジョニー・デップ)が逃走する。3カ月後、魔法動物学者のニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)の前に、ホグワーツ魔法学校の恩師、ダンブルドア先生(ジュード・ロウ)が現れ、グリンデルバルドと戦えるのは君しかいないと告げる。ニュートは、恋人のクイニー(アリソン・スドル)の後を追う人間のジェイコブ(ダン・フォグラー)と共に、手がかりを追ってフランスのパリへ向かう。


73点

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 大きなスケールの大冒険談。いかにもハリウッドという感じ満載。ファンにはたまらない映画だろう。ただボクにはいまひとつピンと来ないというか、わかりにくいというか、ノリ切れなかった。たぶん「ハリー・ポッター」シリーズを読んでいるとすごく楽しめたのだろう。隣に座っていた女子はJ・K・ローリング女子なのか、よく笑っていて、終わると「面白かったねえ」と友人にひと言。

 印象としては、3部作の真ん中という感じで、前後作のつなぎかなあと。本作だけでは完結しておらず、次作以降を見なければどうなるのかわからない。広げるだけ広げて、何も解決していない。

 それとボクはあまりJ・K・ローリングが合わないのか、ハリー・ポッターから全作でかならずクライマックスのあたりで眠くなり、たぶん10秒とか気を失っている。2時間を超える長さのせいもあると思うが、なぜなんだろう。本作も気を失った。どうしてもがまんできない。

 公開10日目の初回、新宿の劇場は全席指定で、時間の関係もあり、やむなく200円高いTCX、ATMOS上映をチョイス。2日前にネットで確保して、当日は10分前に開場。映画の日の次の日なので反動で空くかと思ったら、日曜ということでか、前日に劣らない混雑。観客層は若い人から中高年まで幅広く、結構若い人が多かった。そして外国人の姿もチラホラ。男女比は4対6くらいで女性のほうが多かった。最終的には499席の8.5割くらいが埋まった。9席×2列ある1,000円高いプレミアム・ボックス・シートも2〜3席を残してほぼ全て埋まった。すごいなあ。


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