2021年10月31日(日)「ハロウィンKILLS」

HALLOWEEN KILLS・2021・米・1時間46分(IMDbでは1時間45分)

日本語字幕:手書き書体下、牧野琴子/シネスコ・サイズ(ドルビーVISION、IMAX。IMDbでは2.39、Arri ALEXA Mini)/ドルビーATMOS(IMDbではドルビー・デジタルも)
(米R指定、日R15+指定)

監督:デヴィッド・ゴードン・グリーン
製作総指揮:ジョン・カーペンター、
   ジェイミー・リー・カーティス、
   デヴィッド・ゴードン・グリーン、
   ダニー・マクブライド、ほか
脚本:スコット・ティームズ、
   ダニー・マクブライド、
   デヴィッド・ゴードン・グリーン
撮影:マイケル・シモンズ
出演:アンソニー・マイケル・ホール、
   ジュディ・グレア、
   アンディ・マティチャック、
   ウィル・パットン、
   ジェイミー・リー・カーティス、ほか

公式サイト
https://halloween-movie.jp
(全国の劇場リストもあり)

2018年、アメリカ、イリノイ州ハドンフィールド。精神病院からの移送中に脱走したブギーマンことマイケル・マイヤーズとの対決に勝利し、家族を守った祖母のローリー(ジェイミー・リー・カーティス)は、自らも重傷を負い、病院へ運ばれる。一方、対決の現場となった家へは消防隊が到着し、消火作業を始める。すると、燃え盛る建物の中から、殺されたはずのマイケル・マイヤーズ(ジェームズ・ジュード・コートニー)が現れる。そしてその場にいた消防士と警察官全員を惨殺し、姿を消す。

71点

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 なかなか面白かった。音で脅かすようなことはなく、ちゃんと恐い。ただ刃物的恐ろしさだが。

 基本は惨殺ショーで、気分の良いものではない。R15+指定だけあって、かなりショッキング。特定の主人公もいない(ブギーマンが主人公?)ながら、それでも、大冒険的構成で、緊張感のある展開が続き、一応のオチもある。結局のところブギーマンは人間ではない存在で、ハローウィンになると戻ってきて殺戮を行うと。なるほど、そういうことか。それでいいかはともかく、納得は出来た。

 物語は前作「ハロウィン」(Halloween・2018・米/英)の直後から始まっているようで、見ていなくても楽しめる構成だが、やはり見ていた方がわかりやすいと思う。ボクは見ていたのだが、ほとんど覚えていなかったので、イマイチだったかも。一方で、1978年の最初のオリジナル版に出ていた俳優がそのまま40年後の姿で出ている。これも知っているとそれなりに楽しめるだろう。

 なんでも2018年版のときに3部作と決まっていたようで、同じ監督であと1本「Halloween Ends」が公開される模様。現在プリ・プロに入っているらしい。

 銃は、1978年当時の警官がS&WのM15のコンバット・マスターピースらしい4インチを使用。現代でデザートイーグル、M36チーフらしいリボルバー、ベレッタ92、M686らしいリボルバーも登場。

 公開3日目の1回目はあまりに早いのでパスして2回目、新宿の劇場は全席指定で、なんと唯一、後方だと前席の頭が気になるスクリーンでの上映。しかたなく2日前にネットで、頭の気にならない前方寄りを確保。当日は15分前くらいに開場。観客層は若い人から中高年まで幅広く、若い人が多い印象。今日はハロウィン当日だし、ホラーだし、若い人ということか。男女比は最初男性が多かったが、結局半々くらいに。最終的には184席に5.5割くらいの入り。まあ、こんなものか。今後増えるかなあ?

 10分前くらいからシネマ・チャンネル。マスク注意から飲食OKとなって半暗に。非常口ランプが消え、CM・予告が続き、マナー、忘れ物注意で暗くなり、映写機のマスクが左右に広がってフル・サイズでまぶしい足元注意、映画泥棒、映倫と来て本編へ。


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