監督:ダニエル・エスピノーサ 製作:ジャレッド・レトほか 脚本:マット・サザム、 バーク・シャープレス 撮影:ダン・ローストセン 出演:ジャレッド・レト、 マット・スミス、 アドリア・アルホナ、 タイリース・ギブソン、 マイケル・キートン、ほか |
マイケル・モービウス(ジャレッド・レト)は幼い頃から血液の難病のため、同じ病で闘病中のマイロ(マット・スミス)と同じ病院で兄弟のように育ったが、勉学に優れていたことでニューヨークの特別な学校に進学し、医師となる。そしてその病の治療法を見つけるため、コスタリカの吸血コウモリの血液を採取し血清を作ると、自らの体に接種する違法な実験を繰り返していた。そんなある日、新たな血清で血色が良くなり、体にも力がみなぎるという劇的変化が表れる。ところが、その一方で、激しく血を欲するようになる。そこへ余命わずかのマイロが現れ、血清を投与してくれと懇願する。
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ダークなファンタジー。世界観としては良くまとまっているものの、やはりラストにはほかのマーベル作品とつながってしまう広がらない感が気になった。たくさんのマーベル作品がつながって1つになってしまうなんて! なんてつまらないんだろう、と日本人的には思ってしまうんだけど、アメリカ人的にはそれで世界観が広がるのだろうか。 とにかくリアルに作ろうとしているところに好感か持てる。突拍子もない話にせず、常識とかのちょっと先にこんな世界があると。ただトンデモな話であることは間違いないのだが。その辺をどう評価するか。ボクは結構楽しめた。 主演のジャレッド・レトは「ハウス・オブ・グッチ」(House of Gucci・2021・米/加)では特殊メイクのおかげもあり、本人とはわからないほどの太めの別人に変身していたが、本作でも難病でガリガリの別人に見えるような変身ぶり。デジタル技術も使っているかもしれないが、ひょっとしたら「マシニスト」(The Machinist・2004・日/仏ほか)のクリスチャン・ベイルのように本当に痩せたんだろうか。ジャレッド・レトならありそうではある。 銃は、スコーピオンEVO3、FN 5.7、M4カービンなど。ちょっとバレット・タイムっぽい表現もあり、なかなか見せる。 公開2日目の2回目、銀座の劇場は全席指定で、2日前にネットで確保。当日は15分くらい前に開場。観客層は若い人から中高年まで幅広かったが、通常より若い人が多かった気がする。時間帯のせいもあったかもしれない。男女比はメモしわすれたが、女性は2〜3割くらいではなかったか。最終的には395席に7割くらいの入り。10席×2列あったプレミアム席も13席ほどが埋まった。ダークな作品だからなあ。まあこんなものだろうか。 10分くらい前から始まったシネマ・チャンネルの後、飲食OKになって半暗となり、予告が続いて、マナーから忘れ物注意で映写機のマスクが左右に広がり、フルとなってTCXのデモ、ATMOSの新デモ。ちょっとまぶしい足下注意、フルの映画泥棒、映倫、ケロロ軍曹の海賊版で本編へ。 |