監督・脚本:後藤庸介 撮影:鈴木靖之 出演:萩原みのり、山谷花純、 倉悠貴、諏訪太朗、 筒井真理子、ほか |
女子大生の史織(しおり、萩原みのり)は、元カレの啓太(けいた、倉悠貴)が卒業製作するホラー映画のロケハンに、今の彼女の真帆(まほ、山谷花純)と一緒に行くというのに付いていくことにする。そこは廃虚同然の団地だったが、なぜか奇妙な人々が住み着いていた。
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うーむ。これは…… ほぼ、自主製作作品とか、映画同好会などの学生の作品という印象。商業作品としてはいかがなものかと。ボクはまったくあわなかった。「考察型体験ホラー」というキャッチ・コピーに引っかかってしまった。くやしい! このコピーは何も表しておらず、考察なんてしてないし、ホラーというほど怖くもないし、言ってしまえばヤバイ新興宗教を描いたものという感じ。つまりほかに表現のしようがなかったのだろう。そうだったのか……。コピー・ライター偉い! もっと正直に言うと、なんだこれ? 金と時間を返して欲しい。大いに脚本に問題ありという気がしたが、なぜこれが映画化できたのだろう? それがこの映画最大のミステリー、見どころかもしれない。 公開2日目の初回、新宿の劇場は全席指定で、2日前にネットで確保。当日は12〜13分前に開場。スクリーンはビスタ・サイズで開いており。観客層は若い人から中高年まで幅広いようだったが、ほぼ男。最初20人くらいいて、女性は1人。最終的には127席に25人くらい。これ以上増えるとは思えないし、ボクには上映を続ける意味もわからない。 CM・予告の途中で半暗になり、映画泥棒とケロロ軍曹の海賊版があって、マスク注意で暗くなり、マナーがあって、ビスタの上下マスクでシネスコにして本編へ。 |