2022年6月19日(日)「炎の少女チャーリー(2022)」

FIRESTARTER・2022・米・1時間34分

日本語字幕:手描き風書体下、風間綾平/シネスコ・サイズ(IMDbでは2.39、Arri ALEXA Mini)/音響表記なし(IMDbではドルビー・デジタル)
(米R指定)

監督:キース・トーマス
原作:スティーヴン・キング「ファイアスターター」
脚本:スコット・ティームズ
撮影:カリム・ハッセン
出演:ザック・エフロン、
   ライアン・キーラ・アームートロング、
   ジョン・ビーズリー、
   マイケル・グレイアイズ、
   グロリア・ルーベン、ほか

公式サイト
https://www.universalpictures.jp/micro/firestarter
(情報少、しかも表示が遅い……)

幼い少女チャーリー(ライアン・キーラ・アームートロング)は、父のアンディ(ザック・エフロン)、母のヴィッキー(シドニー・レモン)ともに超能力者で、チャーリー自身は強力なパイロキネシス(自然発火)の能力を持っていた。そしてチャーリーの能力を知った政府の科学技術研究所(DSI)が行方を追っていた。つかまれば一生実験材料にされると、一家は逃走を続けるが……。

72点

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 前作というかオリジナル版を見ているのだが、ほとんど覚えていない。キングの似たような超能力もの「キャリー」(Carrie・1976・米)とごっちゃになってしまって…… オリジナル版はドリュー・バリモアが主演し、マーティン・シーン、ジョージ・C・スコットら大物が出演した「炎の少女チャーリー」(Firestarter・1984・米)。IMDbではオリジナル版が6.0点なのに対して、2022版は4.5点とかなりの低評価。しかしボク的にはオリジナル版を覚えていないこともあって、パターンだが良くできているなと。

 ただ、感覚的には、主人公の少女のキャラクターを、もうちょっと魅力的にした方が良かったような気はした。守ってあげたくなるとか、応援したくなるようなキャラクターの方がもっと物語を楽しめたと思う。本作の場合は、きつい感じの方が先に立ってしまって損をしている印象。もったいないなあ。一緒に逃げる父は、まあまあイイ感じなのに。それでいうと、まわりのキャラも性格的なものが定まっていない感じがして、特に助けてくれる黒人のおじさん、なんかは豹変する感じで、ちょっとついて行きにくいかなあ。

 銃は、警察やFBIがベレッタ92やグロック、P226、M4などを使用。

 公開3日目の初回、といっても昼の方に近い時間、日比谷の劇場は全席指定で、2日前にネットで確保。当日は13分前くらいに開場。観客層は予想どおり中高年のオヤジがメイン。女性は、最初10人くらいいて1人、それも高齢者という感じ。1984年版を見た人が多いということだろうか。最終的には120席に40人くらいの入り。これは少ないかなあ。でも作品がこの感じだとこんなものか。

 シネマ・チャンネルからCM・予告で、マスク注意のあと飲食OKになり、半暗に。さらに予告が続き、マナーから忘れ物注意があって暗くなり、フルの足元注意、映画泥棒、ケロロ軍曹の海賊版で、フルの本編へ。


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