2022年6月25日(土)「鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成」

2022・ワーナー・ブラザース映画/スクウェア・エニックス/ジェイ・ストーム/パルコ/電通/毎日放送/SDP/WOWOW/アニプレックス/KDDI/GYAO/朝日新聞/OXYBOT・2時間22分

シネスコ・サイズ(撮影機材の表記なし)/音響表記なし(サラウンド)
(一部日本語字幕付き上映もあり、『HELLO! MOVIE』方式に対応した視覚障害者用音声ガイド・聴覚障害者用日本語字幕付き)

監督:曽利文彦
原作:「鋼の錬金術師」荒川弘
(「ガンガンコミックス」スクウェア・エニックス刊)
脚本:曽利文彦、宮本武史
撮影:橋本桂二
出演:山田涼介、本田 翼、
   ディーン・フジオカ、内野聖陽、
   蓮佛美沙子、本郷奏多、
   舘ひろし、ほか

公式サイト
https://wwws.warnerbros.co.jp//hagarenmovie/index.html
(全国の劇場案内もあり)

国家の中枢にホムンクルスたちが入り込んでることを知ったエド(山田涼介)とアル(水石亜飛夢)の兄弟、軍のマスタング大佐(ディーン・フジオカ)、賢者の石を求め隣国シンからやってきたリン(渡邊圭祐)たちは、協力してその陰謀を打ち砕くため、ホムンクルスたちの生みの親“お父様”(内野聖陽)を追う。

71点

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 前作同様、お金のかかった豪華な映画。3D-CGを使った特殊効果や、キャストがスゴイ。ただ、やっぱり前作同様、なかなか物語が伝わってこない。セリフ1つにしても、漫画の世界をそのままもってきても、実写でリアルな映画の世界ではいかにも作り物くさくなり、観客には入ってこないのではないかと。なんか時代劇のようなセリフまわし。リアリティがないというか、生きた言葉ではないというか。眠かったぁ。

 ただ、ラストのパートだけはちょっと感動するものがあったけど……。

 銃は、1911オート、エンフィールド・リボルバー、MG42など。もちろん前作同様、銃器特殊効果はビッグショット、納富貴久男。

 公開2日目の初回、日本橋の劇場は全席指定で、2日前にネットで確保。当日は25分前くらいに開場。観客層は中年層が多く、しかも男性より女性の方が多め。原作漫画のファンというよりも山田涼介やディーン・フジオカのファンという気がしないでもない。最終的には128席(ちっちゃ!)に30人くらいの入り。男女比は3.5対6.5くらいで女性が多めという感じ。まだ公開2日目なのに、これって……。

 入場者プレゼントで、A5判の映画と漫画の両面カードをもらった。


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