2022年7月5日(火)「バズ・ライトイヤー」

LIGHTYEAR・2022・米・1時間45分(IMDbでは1時間40分)

日本語字幕:丸ゴシック体下、石田泰子/シネスコ・サイズ(デジタル、IMAX、IMDbでは2.39、3Dバージョンも)/ドルビーATMOS(IMDbでもなし)
(米PG指定)(日本語吹替版もあり)


公式サイト
https://www.disney.co.jp/movie/buzzlightyear.html
(全国の劇場案内もあり)

76点

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 IMDbでは5.4点の低評価だが、ボクは面白かった。大冒険SFアクション。笑いもあって、タイム・パラドックスもあって、感動もあって、大人もちゃんと楽しめる。しかも『トイ・ストーリー』につながる設定もみごと。

 ただ、確かに、良くあるパターンの積み重ねのような感じはする。そこがどうかと。良くあるパターンをうまく利用していると見るか、オリジナリティがないと見るか。

 3D-CGの動きやリアリティはもはや完璧に近い。あえて漫画チックというかコミック風にしているだけで、やろうと思えばもっと実写に近いものにできるはず。ただそうなると『ファイナルファンタジー』的になって、逆に違和感が出て感情移入できなくなってしまうというのをあえて避けているのだろう。賢明な判断だと思う。

 ラストのラスト、エンド・クレジットの後にも映像があって、あれは予告的なものだったのか『トイ・ストーリー』につながるブリッジだったのか。ヒット具合によっては続編という感じだろうか。

 公開3日目の初回、銀座の劇場は全席指定で、2日前にネットで確保。当日は20分前くらいに開場。観客層は意外に中年層が多く、男女比は4対6くらいで女性が多い感じ。平日なのに若い人と高齢者は少なかった。不思議。最終的には257席に30人くらい。平日朝一はこんなものだろう。プレミアム席も8席中4席ほどが埋まった。

 予告の後、場内が暗くなって、映写機のマスクが左右に広がり、フルのシネスコ・サイズで本編へ。


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