面白かった。ただ、ほぼ大規模な戦争映画で、ほとんどが戦闘シーン。ドラマはわずかに女性戦士キョウカイに絡むものだけだ、その辺がどうなのか。中華統一王を目指すエイセイやカリョウテンらにほとんど進展や変化はなし。でも映画は堪能したし、見る価値のある作品。よくこんなに大規模な戦闘を撮ったものだなあと感心。しかもちゃんとまとまっているし、最後まで目が離せない感じで見せる。 1つだけ気になったのは、大将軍たちのビジュアル、見た目。それだけが漫画チックで、ちょっとリアリティがないかなと。感情移入しにくい。強烈な個性を出すために必要だったのかもしれないが、トゥー・マッチな感じ。もったいない。 クレジットの後に映像があって、それが次回作の予告。壮大な物語だから、どこまで続くんだろう。とりあえず3部作か。となると本作は真ん中のつなぎ的ポジションか。それで戦争映画になったのか。「スター・ウォーズ」もそんな展開だったような。もちろん大いに期待したい。面白そう。 公開6日目の平日、ATMOS上映2回目、観客層は若い人から中高年まで幅広かった。若い人たちは大学生だろうか。男女比は最初半々くらいだったが、ギリギリに女性がちょっと増えて4.5対5.5くらいで女性の方がやや多めに。原作ファンや山崎賢人ファンだろうか。最終的には395席に60〜70人の入り。9席×2列のプレミアム席はたぶん3席が埋まった。平日としては良い入りではないだろうか。さすが話題作。 キャストが出てるCMのあと、暗くなって映写機のマスクが左右に広がり、フルのシネスコに。TCXデモ、ATMOSデモから諸注意があって本編へ。 |