2022年10月29日(土)「アムステルダム」

AMSTERDAM・2022・日/米・2時間14分

日本語字幕:丸ゴシック体下、松崎広幸/シネスコ・サイズ(IMAX。IMDbでは2.39、Arri ALEXA Mini)/ドルビーATMOS(IMDbではドルビー・デジタル、IMAX 6-Trackも)
(米R指定、日G指定)(日本語吹替版、IMAX版もあり)

公式サイト
https://www.20thcenturystudios.jp/movies/amsterdam
(全情報少。全国の劇場案内もあり)

73点

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 実話に基づく驚きのオール・スター的映画。たぶんそのままストレートにリアルに描けば、相当悲惨で息が詰まるような映画になっていたところを、コミカルな雰囲気をまとわせて、ミステリーチックに描いた不思議なエンターテインメントという感じ。そのせいもあってか、ミステリーとして見ると、その展開には納得できないところも多い。また解剖シーンの内臓や、戦場での負傷、血まみれで残酷表現も多々あり、これが日本ではG指定でいいのかなあと。

 とにかく豪華キャスト。メインの3人にしても、「太陽の帝国」(Empire of the Sun・1987・米)のクリスチャン・ベイル、「スーサイド・スクワッド」(Suicide Squad・2016・米)のマーゴット・ロビー、「テネット」(Tenet・2020・米/英)のジョン・デヴィッド・ワシントン。さらにロバート・デ・ニーロ、ラミ・マレック、テイラー・スウィフト、マイケル・シャノン、アニャ・テイラー=ジョイ、ゾーイ・サルダナ、クリス・ロック、アンドレア・ライズポロー、マイク・マイヤーズ、ティモシー・オリファント……などなど主演クラスの人がずらり。

 銃は、冒頭の警官が4インチのリボルバー、後半の怪しい殺し屋の男がSAAの7.5インチを使用。

 公開2日目の初回、新宿の劇場は10分くらい前に開場。すぐに入ったものの、すでにCM・予告が始まっていた。観客層のメインは中高年で、こういう話は若い人は見ないかなと。男女比は7対3くらいで男性が多く、最終的には127席に6.5割くらいの入り。まあ、こんなものかな。

 スクリーンはビスタで開いており、CM・予告の途中で半暗になり、映画泥棒、映倫から予告が続き、マスク着用で暗くなって、マナーから映写機の上下マスクでシネスコになって本編へ。


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