IMDbでは4.8点の低評価。そこまで酷いとは思わなかった。アクション映画としてちゃんと楽しめた。ただ、この監督にして、またまたFBI悪人説。そこがどうにも納得できないというか、説得力が無い。クライマックス部分の展開は、どうしても都合良すぎるように思えてしまう。雑というか安易というか。やっぱりB級と。最初は悪くないんだけどなあ。 この監督はFBIに何か恨みでもあるのだろうか。「ファイナル・プラン」(Honest Thief・2020・米)はもっと酷い構成だったが、とにかくFBIは悪い存在と。この人は監督だけで、脚本は手がけない方がいいのでは。これではアメリカ国民は喜ばないだろう。だからか最初に出る製作会社に中国の企業が入っている。 アクション・シーンはなかなか。ちゃんとマガジン・チェンジしているし、銃声も大きめで恐い。銃は、水平二連のソウドオフ・ショットガン、M16系スナイパー・ライフル、AK、M29の4インチっぽいリボルバー、グロック、HKのVP9ロング・スライドっぽいオート(スライドにライトニング・カットあり)、MP5、P226XFiveっぽいオート、ケルテックのKSGっぽいショットガンなど。グレネード・ランチャーはH&KのAG36をベースに作ったスタンドアローン・タイプのオリジナル・プロップというような印象。 公開10日目の初回、品川の劇場は10分ちょっと前くらいに開場。観客は、朝一ということもあり、オヤジが3人ポッキリ。ファミリー劇場という感じなので、こういう作品は入りが悪いのかも。そこそこ楽しめるし、混まないのでゆったり鑑賞できるのに。なんかもったいない。 スクリーンが暗めなのか、CM・予告の時、最初は場内が明るいので、ほとんどスクリーンの絵が見えない。特に夜のシーンや暗いシーンはダメ、見えない。これで意味があるのだろうか。お金を払っている人がいたら? せめて半暗にしないと。そして映画館で「映画館へ行こう」のCM。もう来てるって。家にいる人とかに向けてやらないと。お金の無駄では? マナーと案内の後ようやく半暗になって、IMAXのCMから予告が続いて、上下マスクの映画泥棒から暗くなり、映倫のあと映写機の上下マスクで本編へ。 |