2024年10月20日(日)「ソウX」

SAW X・2023・米/メキシコ/加・1時間58分

日本語字幕:丸ゴシック体下、野村順子/ビスタ・サイズ(撮影機材表記なし。IMDbでは1.85/Sony CineAlta Venice)/音響表記なし(IMDbにも表記なし)
(米R指定、日R15+指定)

公式サイト
https://saw-x.jp/index.html
(全国の劇場リストもあり)


73点

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 終わらんなあ。第10作! 公式サイトによれば「ソウ」と「ソウ2」の間の話だそう。「ソウ1.5」か。すでにタイムマシンを手に入れたようなもので、これだといくらでも続編が作れてしまう。「ソウ1.25」とか「ソウ0.98」とか…… すごいなあ。

 印象としては、とにかく異常、変態ということ。サドなのかマゾなのか、普通の感覚じゃない。しかも本作は医療詐欺がテーマというか標的になっているので、罰は自分で自分を手術させることになっている。これがかなり気持ち悪い。不快。しかも刃物が刺さって、切り取るところまでじっくり見せるので、いかにも痛そうだし、気持ち悪さは桁違いだ。

 映画としては、ちゃんと起承転結があり、よくできていると思う。やりっぱなしとか、単なる残酷ショーにはなっていない。ただ、罰する方も異常なら、罰せられる方も異常。みんなヘンタイ。

 銃は、目出し帽の賊が高級なUSPを使用。途中からやって来るヤツがグロックを持参。

 公開3日目の初回、といってもかなりお昼に近いスタートの新宿の劇場は、13〜14分くらい前に開場。入ると間もなくシネマ・チャンネルが始まった。

 観客層は若い人から中高年まで幅広いものの、メインは中年層。若と老は少なめ。男女比は6対4くらいで男性が多め。最終的には407席に5.5割くらいの入り。10席×2列のP席は5人くらい座った。


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