2025年12月13日(土)「シェルビー・オークス」

SHELBY OAKS・2024・ベルギー/米・1時間31分

日本語字幕:手書き風書体下(一部タテ右)、杉山 緑/シネスコ・サイズ(RED。IMDbでは2.39、Red V-Raptor)/音響方式不明(公式サイトでは5.1ch。IMDbではドルビーATMOS、ドルビー・デジタル)
(米R指定、日PG12指定)

公式サイト
https://movies.kadokawa.co.jp/shelbyoaks/
(音に注意。全国の上映劇場リストもあり)

73点

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 怖かった。が、これは悪魔の怖さなので、日本人的には響かない部分もある。むしろ誘拐、監禁の方が恐ろしい。そしてちょっと腹が立つ。なんでもクラウド・ファンディングで実現にこぎ着けた作品らしく、エンド・ロールで出資したらしい個人の名前が延々と続く。

 最初、予告から、良くあるドキュメンタリー風のモキュメンタリーかと思ったら違った。「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」(The Blair Witch Project・1999・米)的な、羊頭狗肉というか、六尺のオオイタチというか‥‥ なにしろ冒頭は、粗い画質(2008年のDVならこんな酷くないだろうに)のスタンダードくらいの比率の画面で始まって、とそっくりのイメージ。ロゴというか、シンボル・マークがあるのまで一緒。そこに高画質のプロのインタビュー映像が入ってきて、証言映像だけで語られていく(ミラ・ジョヴォヴィッチの「THE 4TH KIND フォース・カインド」(The 4th Kind・2009・英/ブルガリア/米)とかそうじゃなかった?)というのは、正直しんどいなあと。イライラし始めたところにタイトルが出て、シネスコになり、普通のホラー映画になったのでひと安心。正統派で怖がらせてくれ!

 怖かったが、音で脅すシーンは多く、ホラーならではの納得の行かない行動も多い。顔に自殺者の血を浴びたのに、夜になっても洗わずそのまま。すぐ洗うのが普通だろうし、感染症とか考えないのだろうかと。そしてやばいビデオとかは夜中に1人で見るし、調べ物もわざわざ人のいない夜中に行う。危険な場所へは必ず1人で行く。何も考えず、行っちゃいけない方へ行く‥‥ いかんなあと。

 銃は、冒頭の髭男がシビリアン・サイズのシングル・アクション・リボルバーを使う。コンペンセーターがあったようにも見えたが、単なる気のせいかも。

 公開2日目の初回、新宿の劇場は、劇場のオープンが25分前で、開場は10分前と、余裕少なめ。すぐに入場しても予告はすでに上映中。一体、誰にために流しているんだか。観客層は、若い人から中高年まで割と幅広く、女性は20人のうち1か2人という感じ。最終的には274席に3割ほどいたかどうか。たぶん最後列のAK RACING BOXシート(F1席)にはだれも座らなかったと思う。

 スクリーンはシネスコ・フルで開いており、人がほとんどいない時流していた予告の後、前方が暗くなってCM。ズートピア警察のマナーをはさんで本?予告。ラストに劇場からのお願いがあって暗くなり、映写機のマスクが左右に広がってシネスコ・フルで、アニメ「正反対な君と僕」のマナー。そしてKADOKAWAのロゴから始まる本編へ。


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