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久々のハードSFという感じ。舞台が宇宙で、巨大な宇宙船も、宇宙人(異星人、ロッキー)も出てくる。しかしスペース・オペラ的ではなく、アメコミのスーパー・ヒーロー的でもなく、ファンタジーなんだけれどリアル系。そして、基本的にはほぼライアン・ゴズリングの1人芝居。すごい! 感動的な物語で、ロッキーとの心の絆、友情がイイ。あやうく、ちょっと涙が出そうに。こぼれるほどじゃなかったけど‥‥。そのロッキーがカワイイ。ただの岩の塊というか、よくてクモとかヤシガニみたいな不気味寄りなのに、かわいく見えてくる。いいヤツ。おちゃめ。そう感じさせただけでこの映画は成功なのではないだろうか。 クレジットではジェームズ・オルティスという人がロッキー役(公式サイトでは操演と声)になっている。パペットの分野ではスゴい人らしい。現場ではライアン・ゴズリングの相手役を務めたのだろう。でないと、ライアン・ゴズリングは存在しない相手に演技をし、涙を流さなければならなくなる。 多少展開に強引なところというか、説明不足のところがあるように感じたものの、2時間半程度の長さでまとめるにはこうするしかなかったのだろう。ボクは原作を読んでおらずわからないが、おそらく長い作品で、科学的な描写もじっくりとされているのだろう。映画でそれは難しい。これはこれでいいのではないだろうか。 主演のライアン・ゴズリングも、原作者のアンディ・ウィアーも、監督のフィル・ロードとクリストファー・ミラーも、みんなプロデューサーも務めている。つまりこの物語を映画にしたい人たちが集まって作った映画ということなのだろう。だからより強く伝わってくるものがあったのかもしれない。 気になったところを上げるとすれば、「フレンド」と言っていたところが日本語字幕で「相棒」となっていたこと。「バディ」と言っているところもあって、そちらも日本語字幕では「相棒」となっていて、言い分けているのだから日本語訳も分けて欲しかったなあとは思った。 ちなみに、タイトルにある「ヘイル・メアリー」は、Ave Maria(アベ・マリア)の英語表現なんだとか。カトリックの「聖母マリアへの祈り」。そこからアメフトで「神頼みのロングパス」、比喩的に「絶体絶命の状況での一か八かの賭け」を意味するんだと。by Google AI 公開3日目の池袋、IMAX版初回、35分前くらいに劇場が開き、20分前くらいに開場。観客層は若い人から中高年まで幅広く、すぐに座席が埋まっていった。男女比は4対6か4.5対5.5くらいでやや女性の方が多かった印象。ハードSFなのに意外。まあロッキーはかわいいけど。P席がどれくらいあった確認できなかったが、それらも含め、最終的には538席のほぼ全てが埋まった。すごい! 初日から毎回、満席が続いているという話も? もう1回、通常スクリーンで見ても良いかも。 スクリーンはフルで開いていて、下を適宜、映写機側でマスクして予告とCM。途中で下マスクの映画泥棒、映倫、マナー、案内があってIMAXのデモというか案内。再び予告が続き、暗くなって、IMAXデモ、下マスクの予告を1本はさんで、カウンドダウンが始まり、IMAXと出て、アマゾンのロゴと、MGMのライオン・ロゴから始まる本編へ。 それにしても、スクリーンすぐ前の3列目くらいは、IMAXのスクリーンが大きいせいもあって、とても見づらい。絵はパースが掛かって見えるし、字幕と注目ポイントへと視線が行ったり来たりしてとても疲れる。首も痛くなった。ここしか空いてなくてしようがなかったのだが、同じ料金というのは納得できないなあ。 入場者プレゼントで、布っぽいテクスチャーのワッペンをもらった。 |