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うーむ、落ち込んだというより、心が冷えた。ネガティブなエネルギー、そんな感じ。何を見せられているのかわからないうえに、とにかく長い。4時間くらいあるかと思った。飽きる。 画質も悪! 8mmフィルムで撮ったのかと思った。ざらざら粒立った画質で解像度も低い。良いカメラを使って、あえて荒らしているよう。お金を取れる画とは思えない。エンド・クレジットはクリア。そしてほとんど音楽なしで不快なノイズ的低周波音(落下音?)のみ。カンヌ? ボクには全く合わなかった。ただIMDbでは7.1点の高評価。 予告と紹介文にダマされた。「不思議な出来事を描いた怪奇譚」? まったくそんなことはなかった。エロティックではあるけれど、一切何も起きない! それが言い過ぎだとしたら、普通の家庭で起きるごくありふれた出来事をランダムに切り取って、何の脈絡もなく繋いだもの。唯一共通するらしい家がどんどん荒廃していって、一番印象に残ったのは蠅。あとタバコか。ストーリー性もボクには感じられなかった。おそらくそれが感じられる感性豊かな人向きの作品なのだろう。ときどきカメラを見たりする登場人物の中の1人の視線、あれは何? 時代背景や登場人物に関する説明も一切なく、主人公が誰かもわからない。女性が多い家系の群像劇? 入場時に渡されたA5判くらいの場面写真のカードの裏側にキャラクター・チャートというのがあって、それを見て初めて人物の関係がわかるレベル。特に日本人的には名前が覚えられないから、なおさら。これで1本のまとまった映画といえるのだろうか。TVドラマの不出来な総集編? 起こった出来事や状況に対して、何か行動を起こすのではなく、ひたすら内向き。我慢したり、いたずらしたり、ただじっと見つめたり‥‥ 男女差別をするつもりはないが、男性監督とは違うところなのかもしれない。死化粧的なところで、目を開けさせるため瞼に針を刺して糸で結ぶところをじっくり見せるのは、あまり男性監督はやらない気がする。しかもここだけ高画質だったのではないだろうか。 第一次世界大戦時のような軍服の軍人も出てくるが、銃はなし。もらったキャラクター・チャートによると1940年代のよう。とすると第二次世界大戦か。まあ時代とか入り交じっていて、どうでもいいが。 公開2日目の初回、といっても新宿の劇場は12時からの上映で、15〜16分前に開場。観客層は中年層がメインで、そこに高齢者が少しという感じ。男女比は女性が多いかと思いきや、7対3くらいで男性の方が多かった。最終的には274席の7割くらいが埋まった。でもこれから増えるかなあ‥‥。 スクリーンはシネスコ・フルで開いており、10分くらい前から案内と予告。再び案内をはさんで予告が続き、半暗になってCM。枠付きの映画泥棒、映倫があって本?予告。最後に劇場からのお願いがあって暗くなり、アニメ「正反対な君と僕」のマナーから、GAGAのロゴから始まる本編へ。 |