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度を過ごしたコメディかと覚悟していったのだが、意外とちゃんと作られているモンスター・ムービーだった。IMDbでは5.6点の低評価だが、ボクは楽しめた。コメディなので、いい加減な展開はありながらも、それはクライマックス近辺だけで、全体としては、シリアスもので出来が悪いのよりは良いのではないかと。ただ(他の観客も)声を立てて笑うことは一切なかったが‥‥。 登場人物は皆おバカではあるけれど、ジャック・ブラックさえ基本的には割とまともで、酷いのは「アントマン」(Ant-Man・2015・米)のポール・ラッド。「ゴーストバスターズ/アフターライフ」(Ghostbusters: Afterlife・2021・米/加)も酷かったなあ。スティーヴ・ザーンも酷いが2人の中間くらい。とにかくポール・ラッドは‥‥。 話もむちゃくちゃではなく、昔の秘境冒険ものの定番的な展開を押さえていて、納得でき、ストーリーも楽しめる。モンスターのアナコンダに至っては、至極リアル、本気。本物も混じっているのか、完全なデジタルなのか、作り物も含めて、シリアスもののレベルと変わらない。お金もかかっているよう。ここは大事。やっぱりこうでないと。 監督・脚本は、ニコラス・ケイジがニコラス・ケイジを演じた「マッシブ・タレント」(The Unbearable Weight of Massive Talent・2022・クロアチアほか)の監督・脚本のトム・ゴーミカン。「マッシブ・タレント」がおふざけ映画、単なるドタバタ・コメディかと思ったらなかなか骨太なアクションで、ペドロ・パスカルが良い味を出していた。そしてゲスト出演的にちょっとだけデミー・ムーア本人登場みたいなところまで、本作と一緒。本作では元ネタの「アナコンダ」(Anaconda・1997・米)に出ていたアイス・キューブとジェイローことジェニファー・ロペス。いいところで出てくる。 銃は、警察がグロック、M4カービン。ボルト・アクション・ライフルは本家でも使っていたウインチェスターのモデル70だろうか。ほかにシグナル・ピストルも大活躍する。劇中の自主製作映画『クワッチ』で子供が使っていたライフルはエアガンか? タイトルはピクチャーミル。オープニングはそれほどでもないが、エンディングは新聞記事風の凝ったもので、こちらもピクチャーミルのデザインだろうか。エンド・クレジットはスカーレット・レターとなっていたが‥‥。 公開16日目の初回、六本木の劇場は20分前に劇場がオープンし、おそらく15分前くらいに開場。観客層は若い人と中高年が半々くらいとはいえ、120席に12〜13人の入り。女性は1人だった。まあ公開後2週間以上経つとこんなものだろう。それでも4席のP席には1人が座った! 10分くらい前からシネマ・チャンネル。福本莉子は白いドレスで、新たにオープンする大井町前からのバージョン。ついでに名古屋もオープンすると。『プラダを着た悪魔2』のメリル・ストリープとアン・ハサウェイのインタビューもあり。終わって半暗になり、非常口案内からランプが消え、CMのあと「ちびゴジラ」の本予告。最後にマナー、忘れ物注意で暗くなり、映写機のマスクが左右に広がってフルのシネスコ(ちっちゃ)に。そして足元注意、フルの映画泥棒、映倫と続いて、SONYのロゴから女神のコロンビア・ロゴから始まる本編へ。 |