2026年5月23日(土)「スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー」

STAR WARS: THE MANDALORIAN AND GROGU・2026・米・2時間12分

日本語字幕:丸ゴシック体下、林 完治/シネスコ・サイズ(通常上映、ドルビーVISION、Specially Formatted for IMAX。IMDbではForged for IMAX、通常版2.39、IMAX Dual Laser版1.43、IMAX Xenon & Single Laser版1.90)/ドルビーATMOS(IMDbではドルビー・デジタル、dts:X、ドルビー・サラウンド7.1、ドルビー・サラウンド5.1、IMAX 6-Track、12-Trackデジタル・サウンド、Auro 11.1も)
(米PG-13指定)(日本語吹替版、IMAX版、ATMOS上映、3D上映、4D上映などもあり)

公式サイト
https://starwars.disney.co.jp/movie/mandalorian-grogu
(全国の劇場案内とリンクもあり)

75点

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 面白かった。大変お金もかかっているようで、とても豪華な印象。特殊効果も、もはやどこからデジタルで、どこから実写なのかわからないレベル。音もクリアで良く回っている。まさにお金を払って見るに足るレベルの映画体験。話も良くできていて、とんでもない悪党も出てくるが、基本的にはハッピーな後味の映画。ただ、「スター・ウォーズ」感は薄め。その舞台を使った別の話。あのテーマ曲もなかった気がするし。

 なによりグローグーがかわいい。グローグーがかわいく見えた時点でこの作品は成功したと言えるのかもしれない。雰囲気としては、賞金稼ぎの話だけに、西部劇的な感じがしないでもない。

 ネット配信ドラマの「マンダロリアン」(The Mandalorian・2019〜2023・米)のその後の話ということになるらしい。見ていないのでなんとも言えないが、全体の印象としては、長い話の中心部分だけ切り取ったような、連続ドラマの真ん中ありの何話か分という感じ。始まりの話、「起承転結」の「起」がなく、さらに「結」もなく、あえていえば「転」もないのかもしれない。小さな物語、クエストでは「起承転結」があるのだけれど。そしてジェットコースター・ムービーで、次から次へと何かが起こり続けるので、すごいけれど一本調子に感じられ、緩急もない感じでもったいない気がした。

 登場人物は「マンダロリアン」と共通しているようで、シガーニー・ウィーヴァーは映画の新たなキャラクターらしい。また「ブレードランナー」(Blade Runner・1982・米/英/香)のすし屋台の店主的な4本腕のヒューゴーの声は、マーティン・スコセッシなんだとか。マンダロリアンの船の改造にやってくる小さな種族は、どこか「メン・イン・ブラック」(Men in Black・1997・米)の雰囲気。主演のマンダロリアンは、最近あちこちの作品に出ているペドロ・パスカル。はほんの1場面しか顔を出さないのでペドロ・パスカルが演じる必要があるのかなあと思ったら、別にスーツ・パフォーマーとスタント・パフォーマーがクレジットされていた。そういうことか。

 ラスト、シガーニー・ウィーヴァー率いる船団=騎兵隊が到着して突撃する時、「オール・ウェポン・ホット」とか言うのがカッコ良かったなあ。

 銃は、マンダロリアンがベルグマン・ベースのブラスターと、スコープ的なものが乗った単発の手動式スナイパー小銃。ボルトを回転させないで引いていたような。映画オリジナルだろうか。帝国軍の残党などはスターリングSMGやMP43/44ベースの、あるいはMG34やMG42系マシンガンがベースのブラスター。新共和国軍の銃はいわゆるプロップっぽいブラスターだった気がする。

 公開2日目の初回、日比谷の劇場は15分前くらいに着いたらすでに開場済み。観客層は、子供はいなかったが、若い人から中高年まで幅広かった。男女比はほぼ半々。これは大ヒット映画のパターン。最終的には436席に8.5〜9割くらいの入り。10席×4列のP席は2席くらい残してすべて埋まり、もっと高い10席×1列のDX席も、少なくとも3席は埋まった。すごいなあ。

 シネマ・チャンネルが終わって場内が半暗になっても、まだ続々と人が入ってくる。非常口案内からランプが消えて、ちびゴジラの本予告。ちいかわのマナーがあって、忘れ物注意からレゴのCM。そして暗くなり、映写機のマスクが左右に広がってシネスコ・フルになってTCXデモ、足元注意、迫力の映画泥棒、映倫で、黒い画面にルーカス・フィルムのロゴから始まる本編へ。


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