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やっぱりボクにはカンヌ作品は合わない。カンヌ4冠とか言われても芸術的な作品はよくわからない。ボクにはほとんど退屈で、やかましいのに眠くて気を失いそうになった。ロード・ムービーはロード・ムービーだが、感覚的には、全体の3/4がレイヴ・カルチャーについて描かれていてほぼ何も起こらず、残り1/4で事件が起こって、怖くなる、という感じ。16mmフィルムで切り取られた大自然、景色は素晴らしく美しい。でも見なくても良かったかなあ。IMDbでは7.0。 大きなスピーカーで、大音量で音楽を流して、人々が踊りまくるというのがレイヴらしく、そこでかかる曲はビートというかリズムというか、それだけの繰り返しのようなものばかりで、ボクにはまったく合わず耳障りでうるさく、ほぼ苦痛だった。たしかに、劇場全体が音楽に包まれるような感じは凄かったけど。レイヴが理解できる人は楽しめるのだろう。 怖いシーンは、イヴ・モンタンの名作「恐怖の報酬」(Le salaire de la peur・1953・仏/伊)によく似ていて、一歩間違えば死という状況。だからシラートなのだろう。冒頭の文字による解説によれば、シラートは地獄と天国の間の細い線、ナイフの刃のようなものなんだそう。ちょっとの違いが地獄と天国を分ける、と。でもほとんどはレイヴだったなあ。パンク、タトゥー、爆音、ダンス、薬‥‥。 銃は、軍が出てくるので兵士が小銃を持っていたと思うが記憶にない。ハンビー(に似た車両?)には細い銃身の小さめなマシンガンが搭載されていたので、M2ではなくミニミ(MG4)だったろうか。ちょっとした砦のようなところにあったトラックには20mmくらいの二連装砲が積まれていた。 公開10日目の初回、新宿の劇場は13、14分くらい前に開場。観客層は中年層がメインで、若と高はちらほら。最終的には232席に7.5割くらいの入り。女性は1/3くらいいただろうか。この内容で2週目でもこれだけ入るというのは、やっぱり賞を取ると違うということか。ボク的にはオススメできないが‥‥。 スクリーンはシネスコで開いていて、暗いシーンはよく見えないまま予告と案内。途中で前方が暗くなり、CMとまた案内。枠付きの映画泥棒、映倫をはさんで、本予告。ラストに劇場からのお願いがあって暗くなり、映写機の左右マスクでマナーのあと、トランスフォーマーのロゴから始まる本編へ。 スマホをいじっている人が多いのは、チケットレス入場のせいでしょうが、ノートPCを堂々と開いて使っている人がいるのには驚きました。しかも本編ギリギリまで。マナーでスマホを消してなどと言っていてもお構いなし。と言うかスクリーンを見ていないし、聞いてもいない。画面がまぶしくて‥‥ せめて脇から見えなくするスクリーンを貼っておいてほしい。 |