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面白かった。すばらしいデジタルSFXと、スケールの大きなスペース・オペラ的冒険活劇。女性が主人公とはいえ、アクション満載で、ほとんど初めから終わりまで戦いっぱなし。宇宙を舞台に、超能力を使いまくって、悪人たちをぶっ飛ばし、囚われの美女たちを解放し、自分の愛犬も救うと。ただIMDbでは6.1点の低評価。ボクは楽しめた。 かなりハードなアクション。それを主演のオーストラリア出身ミリー・アルコックが体当たりで見事に演じきった。ただ、公開1週目にして一気に小さなスクリーンへ格下げ。「トイ・ストーリー5」などの大作の公開があるからとは言え、入場者数が思ったほど伸びなかったのだろうか。だとしたら、内容的には悪くないとすれば、原因は最初の予告、ティーザーあたりの戦略が失敗だったのではないだろうか。主人公のスーパーガールのキャラを不良寄りにし過ぎ。本編ではそんなことはないのに(ちょっとオヤジ的なアル中気味ではあるが)、ワルっぽく思わせてしまい、見たい気にさせなかったのでは? もちろんシロート考え。だいたい「スーパーマン」(Superman・2025・米)に出てきた時点で、スピンオフを作るつもりはなかったのか、あまり魅力的ではなかったが‥‥ 最近の傾向かアジアンな少女を助けることになるのだが、人種問題でクレームを付けられないための無理矢理な感じがして、なんだかなあ。そして異星人語もありながら地球語は英語。スーパーガールは大気圏外にも宇宙服なしで飛んで行くし、宇宙船はなくてもどうにかなりそう(ワープは無理か)。ただ特定の惑星では宇宙服を着ていたようだけど。まあ、その辺は‥‥。 良かったなあと思ったのは、鋲まみれ顔の悪役クレムを演じたマティアス・スーナールツという人。スキンヘッドも似合っていたが、極悪ぶりが見事だった。あまり見かけたことはないが、クリスチャン・ベイルの「アムステルダム」(Amsterdam・2022・米/日)に出ていたらしい。ただ有名俳優が多数出ていたし‥‥。これからもっと活躍するかも。 監督はクレイグ・ギレスピー。話題となった「ラースと、その彼女」(Lars and the Real Girl・2007・加/米)や「アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル」(I, Tonya・2017・米/英/カタール)を撮った人。ボクが見たのはホラーのリメイク「フライトナイト/恐怖の夜」(Fright Night・2011・米/印)とか、実話の救出劇を描いた「ザ・ブリザード」(The Finest Hours・2016・米)、ディズニーの「クルエラ」(Cruella・2021・米/英ほか)、最近だと「ダム・マネー ウォール街を狙え!」(Dumb Money・2023・米)で、いろんな作品が撮れる人のようだ。あ、インド人メジャー・リーガーを描いた「ミリオンダラー・アーム」(Million Dollar Arm・2014・米/印ラッシュ英)もそうか(意外と見てたなあ。合うのかも)。 公開10日目の初回、池袋の劇場は15分くらい前に開場。観客層は中高年がメイン。最終的には141席に30〜35人くらいの入り。女性は5人くらいいたかなという感じ。若い人は3〜4人。これだと小さいスクリーンに落ちるのもしようがないか。 10分くらい前からシネマ・チャンネル。終わって半暗になり、CM。その後ちびゴジラの本予告。ラストにちいかわのマナー、忘れ物注意で暗くなって、映写機のマスクが左右に広がってフルのシネスコに。そして足元注意、映画泥棒、映倫で黒画面になり、TOWA/東宝のロゴから始まる本編へ。 入場者プレゼントで、アメコミ版「スーパーガール」の日本語訳、フルカラー14ページの小冊子をもらった。ちょっと得した気分。 |