2026年7月18日(土)「オブセッション 災愛」

OBSESSION・2025・米・1時間48分

日本語字幕:手書き風書体下、風間綾平/ビスタ・サイズにさらに左右マスク(Panavision。IMDbでは1.50、Arri Alexa 35)/音響方式表記なし(IMDbでは、ドルビー・デジタル、ドルビーATMOS)
(米R指定、日R15+指定)

公式サイト
https://www.universalpictures.jp/micro/obsaiai
(情報少、全国の劇場案内とリンクはあり)

73点

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 うーん、怖いは怖い(人が怖い)が、心がささくれるような映画。あるいは、すりガラスをツメでひっかくような映画。だから音で脅かす。その場にない音は使っていないが、暴力的な大音響のドカン、バタンに加えて、女性の叫び声、甲高い金切り声で脅すパターン。これは癇に障る。ただIMDbでは7.9点の高評価。

 つい最近見たA24の「ブリング・ハー・バック」(Bring Her Back・2025・豪)と共通するものがあるなあと思ったら、監督・脚本のカリー・バーカーという人はYouTubeで注目を集めた人なんだとか。しかもA24の「悪魔のいけにえ」のリブート版の監督も務めるらしい。YouTuberからA24へ。うむむ‥‥。

 かなりの低予算らしく、主要人物は4人で、舞台も近場のみ。しかも話はなかなか展開していかない。おそらく一番予算を取ったのは、残虐シーンの人体だろう。そして皆殺し。愛という部分も含めて「トゥギャザー」(Together・2025・豪/米)的な感じも。主人公の男が内気というのか優柔不断というのか、いつも煮え切らないような態度なのが最悪なのも似ている。そして悲劇をもたらす一発逆転的なアイテムが出てくるという点ではデミ・ムーアの「サブスタンス」(The Substance・2024・英/仏)ともよく似ている。途中で取り消すこともできないし。

 内気男のベアを演じたマイケル・ジョンストンのダメダメぶりも見事だったが、やはり豹変する恐ろしい女性ニッキーを演じたインディ・ナヴァレッテの鬼気迫る感じがすごかった。ひょっとして黒髪の方が怖い? これまでは短編やTVドラマで活躍していたよう。小柄だなと思ったら身長152cmだそうで、ミニグラマーというかトランジスターグラマー(古!)。ちょっと注目かも。

 銃は、勤務先のお店に備えてあったらしいリボルバーが登場。3インチくらいの銃身長で、シルバーだったから、チーフのM60あたりだったかも。

 公開2日目の初回、といっても昼近く、新宿の劇場は22〜23分くらい前に開場。劇場に着いた時点で、残席わずかの黄色表示。観客層はほぼ中高年で、メインは中年層。若い人は遅れてくる傾向があるようで、上映間近にチラホラ。女性は、最初20人ほどいて、4人ほど。そんな比率で、最終的に117席は2〜3席を残してほぼすべて埋まった。これはびっくり。こういう作品で? どこかの記事とかSNSで誉めていたとか?

 10分くらい前からシネマ・チャンネル。黒いドレスの名古屋バージョン。場内が明るいので、暗いシーンは良くわからない。終わって半暗になり、インフォメーションとCM。非常口案内からランプが消えて、ちびゴジラの本予告。ラストに「ちいかわ」のマナー、忘れ物注意で暗くなり、左右マスクのまま足元注意、枠付きの映画泥棒、映倫で、パルコのロゴから始まる本編へ。


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