2026年7月19日(日)「キングダム 魂の決戦」

2026・映画「キングダム」製作委員会・製作幹事:集英社、日本テレビ放送網・2時間14分

シネスコ・サイズ(ドルビーVISION)/ドルビーATMOS
(『HELLO! MOVIE』方式に対応した視覚障害者用音声ガイド・聴覚障害者用日本語字幕付き)
(ドルビーATMOS上映、4D上映、IMAX版などもあり。一部日本語字幕付き上映もあり)



公式サイト
https://kingdom-the-movie.jp
(全国の劇場案内とリンクもあり)

75点

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 いやー、ものすごい大合戦映画。歴史的事実に基づいた函谷関の戦い。15万vs5万の大軍がぶつかり合う戦争映画。それを具体的にリアルに見せてくれる。主要なキャラにはそれぞれ見せ場が用意されていて、お金も手間も掛かっている。これは見る価値がある。IMAX撮影ではないが、IMAXもありかも。もちろんこれまでの4作を見てきた人も見ないわけにはいかないだろう。前作から、人物や重要な場所などには字幕が付いたので、だいぶわかりやすい。それに橋本環奈演じるカリョウテンの劇中の説明がめっちゃ明瞭。

 もちろん面白いのだが、お話は終わらない。2時間以上あって、尻が痛くなっても、ちっとも終わりが見えない。長い物語の一部を切り取ったような印象。つなぎ? 大軍の話になればなるほど、視点は引いていき、個人が見えにくくなってくる。そこを、現代戦とは違って、総大将同士の一騎打ちなどという形を持ち込むことで回避しようとする工夫が見られるものの、感情を揺さぶるようなドラマは少なくなり、あってもあまり心に刺さってこなかった。たぶんこのスケールでは無理なのだろう。そこが惜しいというかもったいないというか‥‥。

 そんな中、新たな事件の火種がいくつか点り、オイオイどうなるんだというところで終わり。もう見続けるしかない。最初に紀元前241年と出るので、秦の中華統一まで行くとすると、紀元前221年だそうだから、あと20年。どうなるんだろう。一番気になったのは、ラストに登場する敵となる巨乳の美人武将かなあ(不謹慎でごめんなさい)。

 気になったといえば、将軍クラスは皆キャラが立っていていい感じなのだが、中でも今回は、秦軍のおじいちゃん武将、坂東彌十郎演じるモウゴウともに存在感のあった橋本さとし演じるチョウトウが印象に残った。そして合従軍の渋谷謙人演じるミイラとかゾンビみたいな見た目のカイセイがインパクトがあった。活躍は次回か。気になる。

 やはり公式サイトの解説がわかりやすいので、見る前か、見てからか、とにかく一読するのがお勧め。読めない漢字の読み方もわかる。

 公開3日目のATMOS上映初回、新宿の劇場は20分前に劇場がオープンし、まもなく開場。観客層は中年層がメインで、若い人と高齢者は少なめ。男女比は6対4くらいで男性が多い感じ。まあ戦争物だし。最終的には481席に3.5〜4割くらいの入り。4D上映やIMAX版、もう少し小さいスクリーンの方にも流れたか。9席×4列のP席は4割くらいが埋まった。意外と若い人が多く、しかも女性の姿が目立っていた。

 劇場がオープンしてすぐ入り、トイレに行って発券して入場したらすでにシネマ・チャンネルが始まっていて、もうちょっと早くオープンしてほしかったなあ。シネマ・チャンネルが終わって半暗になり、インフォメーションとCM。非常口案内でランプが消え、ちびゴジラの本予告。ラストにちいかわのマナー、忘れ物注意で暗くなり、映写機のマスクが左右に広がり、シネスコ・フルに。TCXデモ、ドルビーATMOSのジャングル・デモから足元注意、フルの映画泥棒、映倫と続いて、東宝とソニーのロゴから始まる本編へ。

 本編上映中、近くの4Dスクリーンの振動が伝わってきて不快だった。設計ミスなのか、安普請なのか‥‥。


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