2026年7月25日(土)「パッセンジャー」

PASSENGER・2026・米・1時間34分(IMDbでは1時間37分)

日本語字幕:手書き風書体下、種市讓二/シネスコ・サイズ(撮影機材の表記なし。IMDbでは2.39のみ)/ドルビーATMOS
(米R指定、日R15+指定)

公式サイト
https://towapictures.co.jp/passenger_movie/
(情報少、全国の劇場案内とリンクはあり)

71点

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 見事な爆音ビックリ映画。とにかく音で脅す。音以外で怖がらせる技量もアイディアもなかったということだろうか。しかも物語の展開はホラー映画によくあるパターン。まず最初にバカな若者たちが出てきて惨殺される。そこから主人公たちが出てきて事件に巻き込まれると。さらには予算もなかったようで、主要な登場人物は2人だけ。ほとんど車内。予算のほとんどは首が引きちぎられるシーンと、メルセデスのバン・タイプのキャンピング・カーに使われた?

 予告では、てっきりアメリカの片田舎にありがちな、ツーリストを狙った連続殺人犯の話かと思ったのだが(「アメリカでは、年間1.3億人が車で旅をする そのうち1万5,400人が行方不明となっている」と公式サイトにもある)、全く違った。都市伝説的魔物の話だった。それがタイトルのパッセンジャーで、着眼点としては面白かったのに‥‥。

 とにかく展開が納得いかない。都市伝説にありがちなルールを示しておきながら、それをほとんど守らない。夜は運転しない。絶対に途中で車を留めない。わかっていながら怖がらせるために夜に運転をし、車を止めてしまう。自らトラブルに巻き込まれに行っているかのよう。肝心なとこで警察に通報しないし。旅の守護聖人、聖クリストファーとか、アメリカで1860年代後半からあるという旅をする人たちの情報伝達手段とされるホーボー・サインなどを出しながら、ああ、もったいない。

 監督は、ホラーの「ジェーン・ドウの解剖」(The Autopsy of Jane Doe・2016・米)のアンドレ・ウーヴレダルという人。それが話題になったので見ようと思ったら小劇場のみの公開でパス。ボクが見たホラーの「スケアリーストーリーズ 怖い本」(Scary Stories to Tell in the Dark・2019・米/加)はなかなか残念な作品で、「ドラキュラ/デメテル号最期の航海」(The Last Voyage of Demeter・2023・英/マルタほか)も気になったものの、またまた小劇場のみの公開でパス。うーん‥‥。

 アメリカ映画なのに、珍しく銃はなし。アメリカをキャンピングカーで旅するとなれば、護身用に必要になるんじゃないかなあとは思うけど。

 公開16日目、1日1回とか上映回数が激減したものの、どうにか上映中の池袋の劇場の初回は15分くらい前に開場。観客層はほぼ高齢者で、最終的には76席に10人くらいの入り。女性は2人で、1人は高齢者、1人は若い人。まあ2週目をすぎるとこんなものだろう。そろそろ打ち切りかな。

 10分くらい前からシネマ・チャンネル。終わって半暗になり、CM、非常口案内からランプが消え、ちびゴジラの本予告。ラストにマナー、忘れ物注意で暗くなり、映写機のマスクが左右に広がり、フルのシネスコに。足元注意に続いて、フルの仮面ライダー&宇宙刑事ギャバンの映画泥棒があって、TOWA/東宝のロゴから始まる本編へ。


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