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まさか「スパイダーマン」で感動するとは思わなかった。前作の「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」(Spider-Man: No Way Home・2021・米)がボクにとっては酷かった(IMDbでは8.1点の高評価)だけに、ほとんど期待せずに見たので、ビックリ。しかも、体を乗っ取ってしまう超能力はかなり怖かった。 妙に暗くなったり、過度に内省的になったりすることなく、ちゃんとヒーローの孤独感や苦悩をアクションの連続の中で説得力を持って描き、それが素直に伝わってくる。SFXもアクション・シーンも、しっかりお金が掛かっているし手間も掛かっているプロの仕事。お金を取るに値するクォリティ。2時間25分がちょうど良い長さ。ケツは痛くなったものの、映画を堪能した。たぶん、まず脚本が素晴らしく、演出も適切だったということだろう。 ただ、なんとかユニバースで、マーベル・コミックのほかのキャラクター「パニッシャー」のフランク(ジョン・バーンサル)とか、「サンダーボルツ*」のエレーナ(フローレンス・ピュー)とか出てくるが、ボク的には必要なかったかなと。たぶんファンにはたまらないものがあるのだろう。大きいポテト(事件)はアベンジャーズで、小さいポテトはボクがとスパイダーマンが言うように、ボクとしては混ぜないで分けて欲しかった。 脚本はこれまでの劇場実写版「スパイダーマン」シリーズを手がけてきた2人で、それがなぜ本作だけ窯変したのか不明。監督もボク的には残念だった「シャン・チー/テン・リングスの伝説」(Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings・2021・米)(IMDbでは7.3点の高評価)を撮ったデスティン・ダニエル・クレットンという人。 Yahooニュースなどによると、まずトム・ホランド自身が脚本家チームに参加していたそうで、映画の完成までにいくつもの編集が異なるバージョンがあって、テスト試写で観客の反応を見たりして(観客の意見で直したものは、求めていたものとはほど遠かったらしい)、ブラッシュアップしていったのだとか。 意外な出演者としては、スパイダーマンにE.V.と呼ばれていたAIのようなコンピュータのキャラの声がナオミ・ワッツ。同じ監督の「ガラスの城の約束」(The Glass Castle・2017・米/加/香)に出ていたらしいので、そのつながりか。 銃は、冒頭の戦車に搭載されていたのがミニガンとリモート操作のM2らしいマシンガン。パニッシャーはM79グレネード・ランチャー、後半使うのはミニミとM4系のカービン(imfdbによるとTTIのカスタムらしい)と、1911カスタムかと思ったらimfdbによると2011のTTIカスタムだそう。さらにパニッシャーは.50口径らしいスナイパー・ライフルも使うが、imfdbによるとバレットではなくシュタイアーのHS .50 M1だそう。ほかにダメージ・コントロール局の特殊部隊がHK416。NYPDがグロックを使う。 公開2日目、通常字幕版の初回、日比谷の劇場はビルが30分前に開いて、24〜25分前にはもう開場。観客層は若い人から中高年まで幅広かったものの、メインは若い人から中年くらい。下は、字幕版にも関わらず、父に連れられた小学校低学年くらいの男の子。男女比はほぼ半々くらい。劇場に着いた時点で残席わずかの黄色表示だったが、最終的には439席の9割以上が埋まり、10席×1列のDX席も、10席×4列のP席もほぼすべてが埋まった。スゴいなあ。こんなに人気があったとは。 10分ほど前から名古屋版のシネマ・チャンネル。終わって半暗になりCM。この時点でほぼ満席に近い状態。非常口案内からランプが消え、ちびゴジラの本予告。終わって忘れ物注意、ゼンデイヤのロレックスCMで映写機のマスクが左右に広がって暗くなり、フルのシネスコでTCXデモ。ここで入り口のドアが閉まり、足元注意、フルの映画泥棒、映倫と続いて、SONYとコロンビア映画のロゴから始まる本編へ。 入場者プレゼントで、直径2.5cmくらいのスパイダーマンの缶バッチと、厚紙の丸い団扇をもらった。缶バッチは非売品で、かなりいい感じ。ラッキー! |