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予告からは、悪者に狙われる少女を元特殊部隊の世捨て人が守るという話かと思ったが、違った。悪の追っ手から逃れて隠れ住んでいる元特殊部隊の男が見つかり、抹殺されそうになるのに少女が巻き込まれるというものだった。パターンではあるのだが、ちょっとヒネられていて、いつものありがちな展開とは違って面白かった。そして、追い詰められていく様がかなり怖い。恐っ、ドキドキ。ちょっと「ボーン・アイデンティティー」(The Bourne Identity・2002・米ほか)? 今回の敵が怖いのは、個人の殺し屋、工作員が怖いというより、組織としての怖さ。組織力。小さな監視カメラ(個人の防犯用車載カメラ?)に一瞬映ったような映像でもネットにつながっていればA.I.が人物を特定し、特殊部隊を送り身柄を確保する(判断と指令は人間だが)。良い方も、悪い方も、そんな力を持っているという恐怖。監視社会がもうやって来ている。何らかのカメラに写ったらおしまい。殺し屋が送り込まれてくる。本作は、そんな環境下、足手まといになるだろう少女を連れて、いかに逃げ切るかが見所。もちろん、ジェイソン・ステイサムのアクションも素晴らしく、少女も魅力的だが。 監督はリック・ローマン・ウォーという人。感動的だったドゥエイン・ジョンソンの息子救出アクション「オーバードライブ」(Snitch・2013・米ほか)とか、ジェラルド・バトラーの大統領警護官シリーズ第3弾の「エンド・オブ・ステイツ」(End of States・2019・米ほか)、ジェラルド・バトラーの敵地脱出アクション「カンダハル」(Kandahar・2023・米ほか)などを撮っている人。どの作品も面白く、どの作品も、主演のスターがプロデューサーも務めている。本作も全く同じ。アクションの構成や演出力だけでなく、スターとやっていくのがうまい人でもあるのだろう。ちなみに本作では製作総指揮も務めている。 銃は、MI6の特殊部隊がスコープ付きのM4系のカービン(imfdbによるとHK416だったらしい)。農家のおじさんが水平二連ショットガン。殺し屋というか工作員のワークマンは、スナイパーはバレットMRAD、ハンドガンはグロックを使用。主人公が後半で手に入れて使うのはHKのUSP。 公開2日目の初回、日比谷の劇場は15分くらい前に開場。観客層は中高年の高寄り。やっぱりアクションはオヤジ? 女性は1/4くらいいただろうか。最終的には146席に9割くらいの入り。8席のP席はすべて埋まった。もうちょっと大きなスクリーンでやれば良いのに。 10分くらい前からシネマ・チャンネル。終わって半暗になり、CM。非常口案内でランプが消えて、ちびゴジラの本予告。ラストにマナー、忘れ物注意で暗くなり、映写機のマスクが左右に広がってフル・サイズに。足元注意、左右マスクの新しい映画泥棒、映適マークで、木下グループのロゴから始まる本編へ。 入場者プレゼントで、名刺大の御朱印みたいな「御ステ印」なるカードをもらった。パソコンのお守り札に貼っておこうかな。なかなか素敵! |