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アクションは結構いっぱい盛り込まれているが、静かな感動の物語。じわりとくる。よくある世界崩壊後の話で、展開もよくあるパターン。たとえば「ゾンビランド:ダブルタップ」(Zombieland: Double Tap・2019・米/加)みたいに奇妙なコミュニティも出てくる。ただ、色々あったけれど、主人公は最後に家族を見つけ、心の落ち着ける場所を見つけたと。そこが感動的。自分の足元にある幸せには気付きにくいということか。そして、彼の愛犬が彼を助け、その後も星空から彼を見守ってくれると。だからタイトルがTHE DOG STARSなのか。ちなみにDOG STARはおおいぬ座のシリウスのことらしい。その複数形? 全編を通して、オヤジがいい! 頑固な感じだが、根はいい人。ジョシュ・ブローリン演じる相棒とも言うべき元軍人のバングリー、そしてガイ・ピアース演じる旅の途中で出会う娘の父親ジャック。2人とも生き延びる知恵と技術を持っている。頼りになる。長時間熟成されて染みこんだ味が、噛めば噛むほどにじみ出てくる感じ。頑なで厳しいんだけれど、どこかユーモラス。いい味。ラスト、包帯や絆創膏だらけのバングリーが出てきた時には笑ってしまった。 主演のジェイコブ・エロルディは、見ていないが「嵐が丘」(Wuthering Heights・2026・英/米)でマーゴット・ロビーの相手役をやっていた人。ちょっとナイーブというかセンシティブな感じが本作にはハマっていた気がする。ヒロインはマーガレット・クアリー。つい最近「サブスタンス」(The Substance・2024・英/仏)でデミ・ムーアと共演し、全裸でがんばっていた人。まったく雰囲気が違って同じ人だとは思わなかった。 銃は、主人公が持っているのがM4系のカービンで、ハンドガンはグロック。元軍人のバングリーが使うサプレッサー付きスナイパー・ライフルは、原作では「ザ・シューター/極大射程」(Shooter・2007・米/加)にも出た.408シャイタックだそうで、本作ではもう少し小さく見えたが‥‥ 娘の父のジャックが最初に持っているのは上下二連ショットガンで、次からは薄グリーンのストックのボルト・アクション・ライフル。見たことがあるのにどこのものか思い出せなかった。元軍人のバングリーの武器庫にはRPGもあり、それを奪われて使われる。脱出時に父親が使っていたのは黒いシングル・アクション・リボルバーで、ルガーだったかも。娘が使っていたのはシルバーの2インチか3インチくらいのダブル・アクション・リボルバー。チーフ? 変なコミュニティからの脱出では、ウインチェスターM1866イエローボーイ風金色レバー・アクションのランダルのようなショーティを使っている。 ナイト・ビジョンのことをナイト・ビズといっていたような気がしたが、どうだろう。コックローチはローチ。当たり前なのか、軍人っぽい短縮した言い方なのか? 気になったのは‥‥ 悪党集団はまるで西部劇のインディアンのような奇声を上げて襲いかかってくるが、なぜなんだろう。西部劇感を出すため? それにしても、ハリウッド系の映画で出てくる犬は、シェパードが多いような。前日に見た「シェルター」(Shelter・2026・英/米/加)もシェパードだったし、これから公開されるブラピの「ハート・オブ・ビースト」もシェパードだし。「スーパーガール」(Supergirl・2026・米)や「オークストリートの異変」(The End of Oak Street・2026・米/加/豪)は違ったけど‥‥。 公開3日目のATMOS上映初回、日本橋の劇場は20分くらい前に開場。観客層は中年くらいがメインで、女性は1/5くらいいただろうか。最終的には290席に2.5〜3割くらいの入り。それでも9席×2列のP席は、1〜2席空いていたかもしれないが、ほぼ埋まった。 10分くらい前からシネマ・チャンネルで、終わって半暗になり、CM。非常口案内の後ランプが消えて、ちびゴジラの本予告。ラストにマナー、忘れ物注意で暗くなり、映写機のマスクが左右に広がってシネスコ・フルに。TCXデモ、ドルビーATMOSの葉っぱデモ、足元注意、左右マスクの新映画泥棒、映適マークと続いて、20世紀FOXのロゴから始まる本編へ。 |