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なかなか怖かった。たぶんそれは、わけがわからないもの、異常なもの、異様なもの、異形なものへの根源的な恐怖。ただ、A24作品に良く見られるように、結末とか解決はない。こんな恐怖がある、という感じ。なぜとか、だからは、なし。それでもキウェテル・イジョフォーやレナーテ・レインスヴェらが出たことで1ランク上がったかなと。IMDbでは6.8点の高評価。日本ではG指定というか、年齢制限等なしだが、結構残酷な部分はあり。 入場時にもらったチラシ(二つ折り、B5判4ページ。映画よりある意味面白いかも)によると、本作はネットで流行った仮想空間の怪談的なものに属するらしい。リミナルスペースとか、クリーピーパスタ、ネットミーム‥‥ 「きさらぎ駅」とかにもつながるものなのだろう。ちょっと「8番出口」(2025・日)にも似ている気がした。本作は迷路自体にはあまり注目していないが。 CGを駆使しているのだと思うが、舞台となる迷路空間の表現が秀逸。とてもリアルで、本当にこんなところがあったら怖いなあという感じ。人のいる感じがしなくて、無機質で、家具とかあっても埋まっていたり歪んでいたり、裏返しだったりと、どこか普通じゃないところが恐ろしい。これを考えたのが、弱冠20歳で長編劇場映画の監督デビューを果たしたケイン・パーソンズだとすると、やぱりスゴイ才能ということになるのだろう。それを認めたからこそ有名俳優たちが出ているんだろうけど。 書体がバラバラで、どこかおかしい文字のタイトルはフィルモグラフ。このへんにも強いこだわりがあったのだろう。ただ、エンドロールが終わった後の映像は、必要だったのかなあと。あってもなくても、あまり変わらなかった気がした。特に何か明かしているわけでもないし、謎空間のエピソードの1つという感じだったが‥‥ 深い意味があったのだろうか。 公開2日目のATMOS上映初回、新宿の劇場は20分前に劇場が開いたものの、長い行列ができていて、入場するだけで3〜4分掛かり、入った時にはすでに開場済み。すぐにトイレに行って、チケットを発行して中へ。すると10分前くらいから始まるシネマ・チャンネルはもう始まっていた。うむむ、もう少し早く開けてほしいなあ。観客層は若い人から中高年まで幅広く、メインはやや若めの中年層という感じ。下はじいじに連れられた小学生が1人。外国人カップルも1組。男女比は、女性が1/5くらい。女性は興味ないかあ。最終的には483席に3〜3.5割くらいの入り。まあ朝早めだし。9席×4列のP席は6人くらいが座った。 シネマ・チャンネルのあと半暗になって、CMから非常口案内。ランプが消えて、ちびゴジラの本予告。ラストにマナー、忘れ物注意で暗くなり、左右マスクのままドルビーATMOSのジャングル・デモ、新映画泥棒、まだ入ってくる人がチラホラいて、映適マークのあとに「エンドロールの後にも映像があります」とかの文字が出て、カウントダウンのハピネット・ロゴから始まる本編へ。 入場者プレゼント?でもらったチラシは本当に良かった。ちょっと本とか読みたくなった。どうしよう‥‥。 |