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ナヤ・コレクティブ制作のイベント情報です。
 
2005年12月◆日々"hibi"13 full moons
2006年1月◆ここやさ
2006年2月◆高橋悠治+足立智美
2006年2月◆パフォーマンスの複数次元
2006年3月◆PreAva第1回公演〜ショパンを聴いて戦争へ行こう!
2006年4月◆自作楽器大行進
2006年4月◆足立智美自作楽器展 2006年5月◆安野太郎+アンケートアート
2006年6月◆ExFormationの詩学
2006年7月◆中ザワヒデキ音楽作品展
2006年8月◆方法マシンvs teamSZK 2006年9月◆高橋悠治による北園克衛と足立智美による新國誠一
2006年10月◆JIROX DOLLS SHOW AT UPLINK 2006年11月◆e(x)ternal you
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naya collective collection at UPLINK
collection #12

e(x)ternal you
エターナル ユウ

 

企画:さかいれいしう+福原志保+近藤智子
制作・主催:ナヤ・コレクティブ

協力:バイオプレゼンスLTD
BCL

2006年11月26日(日)
15:00 開演(14:30開場)
前売2500円/当日2800円
(1ドリンク付)
会場:UPLINK FACTORY
渋谷区宇田川町37-18トツネビル2F
http://www.uplink.co.jp

終了いたしました。
ありがとうございました。

出演●performance
さかいれいしうSakai Reisiu:うた
南本咲子 Minamimoto Sakiko; うた
内田しげ美 Uchida Shigemi: ダンス

構成・演出●script/direction
近藤智子 Kondo Tomoko
福原志保 Fukuhara Shiho
銅金裕司
Dogane Yuji

音楽●music
吉野裕司 Yoshino Yuji

美術●set design
田中信雄 Tanaka Nobuo
西澤高男 Nishizawa Takao
長尾陽介 Nagao Yosuke
ゲオルクトレメルGeorg Tremmel

フライヤ表デザイン●Flyer design
fumiko imano: コラージュ
福原志保:ロゴ
 

 故人の遺伝子を木に保存した「生きている記念碑」ができた、ちょっと先の未来のお話。研究者たちが目指す夢の先には、小宇宙のような遺伝子が。うごめく人間たちが地球にとってのバクテリアならば、自然は何を語り、細菌はどんなダンスを踊っているのかな?
 ボーカリスト・さかいれいしう、美術家・福原志保、劇作家・近藤智子が各界のアーティストを巻き込んで贈る、神話と、生命科学と、一寸先の現実をファンタスティックな歌で織りなす前代未聞のバイオコメディパフォーマンス!

       
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naya collective collection at UPLINK
collection #11

JIROX DOLLS SHOW
AT UPLINK

ジロックス・ドールズ・ショー

歌、演奏、人形操作
Vocal, instrument, doll operation

今井次郎
IMAI Jiro


特別ゲスト Special guest
向島ゆり子
ヴァイオリン violin


企画・制作:ナヤ・コレクティブ

2006年10月29日(日)
15:00 開演(14:30開場)
前売2500円/当日2800円
(1ドリンク付)
会場:UPLINK FACTORY
渋谷区宇田川町37-18トツネビル2F
http://www.uplink.co.jp

終了いたしました。
ありがとうございました。

 

 日本のパフォーマンス演劇の草分け『時々自動』の創設以来のメンバーであり、
この4月にアップリンクファクトリーでの自作オブジェ即興ライブで衝撃を与えた
今井次郎が、今回さらに強力なオブジェ群を率いて再登場。
 スペシャルゲストに、80年代の伝説的バンド『パンゴ』で活動をともにした向島ゆり子を迎えるのもファン必見。
 今井自らJirox 01となって繰り広げる暴力的リリシズムあふれる「ドールズショー」に、さあお立ち会い!

必見! 今井次郎の作品やライブ模様ご紹介

 

向島ゆり子

 
   
  今井次郎
     
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naya collective collection at UPLINK
collection #10

高橋悠治による北園克衛と
足立智美による新國誠一


CD『記号説/う・む』発売記念ライブ


Kitasono Katue with Takahashi Yuji
& Niikuni Seiichi with Adachi Tomomi

コンピュータcomputer
高橋悠治
TAKAHASHI Yuji

ヴォイス、コンピュータ
Voice, computer

足立智美
ADACHI Tomomi

コンセプト:松井茂
協力:水牛
ライブ制作:ナヤ・コレクティブ

2006年9月23日(土)
15:00 開演(14:30開場)
前売2500円/当日2800円
(1ドリンク付)
会場:UPLINK FACTORY
渋谷区宇田川町37-18トツネビル2F
http://www.uplink.co.jp

終了いたしました。
ありがとうございました。

 

 

CD『記号説/う・む』
水牛 SG009
2006年9月1日発売
定価2100円(税込)
デザイン:四釜裕子

 

戦前から戦後にかけての日本の詩における代表的なモダニストであり、現在も多くの信奉者を持つ北園克衛。戦後の視覚詩、音響詩の分野で孤高の追求を続け、近年再評価の声の高い新國誠一。二人の詩人が残した世界を、高橋悠治、足立智美がそれぞれ音楽化。2003年の初演から3年を経て完成したCD発売に合わせ、遂に待望のライブ決定!

(え:柳生弦一郎、photo : Christoph Hoefig)


会場にてCD『記号説/う・む』の特別販売を行います!
CDはこちらで通信販売受付中!

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naya collective collection at UPLINK
collection #9


方法マシン
vs
teamSZK

〜アルゴリズミック・パフォーマンスの諸相〜

出演

方法マシン
池田拓実
さかいれいしう
鶴見幸代
圜羽山圜
深澤友晴
森下雄介
安野太郎

teamSZK
鈴木悦久
遠藤真治
三浦咲
南真一
伊藤佐智子

企画:方法マシン

2006年8月20日(日)
15:00 開演(14:30開場)
前売2500円/当日2800円
(1ドリンク付)
会場:UPLINK FACTORY
渋谷区宇田川町37-18トツネビル2F
http://www.uplink.co.jp

終了いたしました。
ありがとうございました。

 

 

一年間の潜伏期間を経て、パフォーマンス集団・方法マシン待望のライブ決定! 「方法」的音楽における西の横綱、英国の鳴鐘術『チェンジリンギング』を筆頭に、アフリカ碁や手旗信号など、古くから伝えられるアルゴリズムに焦点をあてる。

対するは三輪眞弘作品での驚異的な長時間演奏が記憶に新しい演奏家集団・teamSZK。ジャンケン、五十音表、ジェスチャー等の要素を盛り込んだ新作音楽作品を発表。伝統的アルゴリズムと新作アルゴリズムの交差する”アルゴリズミック・パフォーマンス”の宵に乞うご期待!

上演作品(予定)●

チェンジリンギング
アフリカの石取り遊びの一種
日本船舶手旗信号法
TeAShi (teamSZK version)
かな・ん(初演)他


上:teamSZK
下:方法マシン

チェンジリンギングの楽譜を見てみよう!

new! リハーサル風景 随時更新中!!!

 
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naya collective collection at UPLINK
collection #
8


中ザワヒデキ
音楽作品展

1997年以降の方法音楽演奏会
+1996年以前のバカCGアニメ上映会

出演

曽我部清典●トランペット

西 陽子十三絃箏

足立智美●声

さかいれいしう●声

池田拓実●声

鈴木悦久●声・マリンバ

安野太郎●声

中ザワヒデキ●マウス

カール・ストーンの出演は
キャンセルになりました。

監修:足立智美、中ザワヒデキ
企画:ナヤ・コレクティブ

2006年7月23日(日)
15:00 開演(14:30開場)
前売2500円/当日2800円
(1ドリンク付)
会場:UPLINK FACTORY
渋谷区宇田川町37-18トツネビル2F
http://www.uplink.co.jp

 

終了いたしました。
ありがとうございました。

 

 

 

 

中ザワヒデキ作曲
三声の五十音カノン第二曲楽譜


「方法主義」「芸術特許」「灰色絵画」など独自の世界を提示し続ける美術家・中ザワヒデキは、また多くの音楽作品の生みの親でもある。
「方法主義」時代の楽曲群から25曲、演奏陣には第一線の音楽家たちが集結。 数字と言語とアルゴリズムの渦巻く中ザワ音楽ワールドの集大成。また「方法」以前の音楽作品として、90年代にイラストレーターとして一世を風靡した「バカCG」アニメーション群の上映も実現!

 

 

 私の「方法音楽」には、日本語の五十音を使用したものと、楽器による楽音を使用したものの二系統がある。前者は対位法による作曲を五十音図でおこなったもので、文字は音符として扱われている。これは、文字を画素として扱った私の「方法絵画」と対をなすものだ。後者は、一定の数列が音階で記譜されたものである。演奏の結果、鑑賞者自身の芸術観が問われることになれば成功だ。「方法主義」は、快楽や感動という安全領域を否定し、芸術の価値そのものを問う試みだからである。
 一九九六年以前にサウンド・エディットというソフトで制作した音響群は、以降の「方法音楽」とは逆に、快楽全開の「バカCG」的なものだった。マルチメディア作品の一部として作られたため、今回は、インタラクティブ・アニメーションの上映会の形式で披露する。

中ザワヒデキ

当日の演奏曲目はこちら!
リハーサル、
レコーディング日記更新中!
 

待望のCD化決定
この秋naya recordsよりリリース!

ライブ会場にて、割引特典付き先行予約受付!!

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naya collective collection at UPLINK
collection #
7


ExFormationの詩学

出演

松井 茂
詩人

石田英敬
東京大学大学院情報学環学際情報学府、
総合文化研究科教授


小沼純一
早稲田大学文学部教授/音楽文化論

一ノ瀬響

音楽家

以上出演順

企画:松井茂

2006年6月17日(土)
15:00 開演(14:30開場)
前売2500円/当日2800円
(1ドリンク付)
会場:UPLINK FACTORY
渋谷区宇田川町37-18トツネビル2F
http://www.uplink.co.jp

 

終了いたしました。
ありがとうございました。

 

 

 

 

「たった今、これを読んでいるのがたまたま、あなたである」
ナイオール・ルーシー
        『記号論を超えて--テクスト、文化、テクノロジー』より

        

「ExFormationの詩学」では、詩の朗読、講義、音楽の演奏(が行われるはず)……。
それぞれが直接対話をするのではなく、独立した記号として並列に存在する時間。
差異の戯れとして様々な記号に基づき「いま/ここ」で経験し解析し、あなた自身の情報としてエディットされた記憶は、
「いつか/どこか」に発生する(した)情報として影響する(した)かもしれない、予測されつつ、行われ(なかっ)た詩学。  

   (企画:松井茂)

*「Exformation(外情報)」とは、デンマークの科学評論家トール・ノーレットランダーシュの言葉。

★プログラム★

松井茂『同時並列回路態』
石田英敬『詩学のモナドロジー、そして、リュトモスの襞』
小沼純一『「アタマ」と「肌」の詩/音楽』
一ノ瀬響『おとのて、てのおと』

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naya collective collection at UPLINK
collection #
6


安野太郎

アンケート・アート

それでも世界は変えられる?

出演

安野太郎
YASUNO Taro

アンケート・アート
enquete-art

企画:安野太郎

2006年5月28日(日)
15:00 開演(14:30開場)
前売2500円/当日2800円
(1ドリンク付)
会場:UPLINK FACTORY
渋谷区宇田川町37-18トツネビル2F
http://www.uplink.co.jp

 

終了いたしました。
ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

新進気鋭の二組の作曲家、
安野太郎とアンケート・アートによるライブ・パフォーマンス。
安野は安野は生き物をモチーフに、映画音楽ではなく音楽映画を。
日本各地で上演を積み重ねているアンケート・アートは、
人民へアンケートを実施し、
その文章解析データを音程、音価に変換して音楽作品を生み出す。
今回のテーマは「憲法第9条」。

アプローチは違っても、共にテクノロジーと表現、
アートと社会の関わりを見つめる二人展。

この春、世界を変えるか?

 

《公演に寄せて》  安野太郎

一曲の音楽がそれを聞いた人の世界を変える事ってあるんでしょうか? そんな疑問からこのイベントの企画が始まりました。ある映像作家と夜通し飲み明かした時の問いかけに、「音楽って目指す所がなんか没入とか音楽を聞いている間に違う世界に連れて行くとか、そんな方向性を目指してる部分ってない?」「今、音楽はそれを聞いた人の世界を変えるとかって難しい所にいるんじゃないだろうか?」その夜の問いかけが未だに我々の心に引っかかり続けています。
今回のライブイベントはその問いに答える形で、安野太郎とアンケート・アート(松本祐一)の作品を発表します。次の日からあなたが首相を目指す事に決めたり、鼻うがいを毎日欠かさず行う事に決めたり、何らかの世界の変化をこのライブで。ここからバタフライ現象のように、戦争が始まったり、終わったり。あるのかもしれない。
安野太郎×アンケート・アートはIAMASという同じ学び舎で育った作曲家、音楽系メディアアーティストです。  

 

○安野太郎による上演作品ステイトメント

犬が死んだ。
「シュレーディンガーの猫」という有名な思考実験がある。
犬はもう死んでしまったが犬が生きている世界はあるのだろうか?映像から抜いた音響、そこから世界を振るわせる振動を紡ぎ出す。そしてその中からもう一つの世界を解釈する。
       

●アンケート・アートについて


日本語環境のパソコンに搭載されている入力ソフトを使用し、アンケートの文章の品詞を調べ、文章解析する。品詞によって音程が決まり、単語の長さによって音価(長さ)が決まって旋律が形成される。200を越える実際のアンケートに記入された文章を使うことで、作者の考える「日本の音楽」を生み出していく。

 

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naya collective collection at UPLINK
collection #
5足立智美自作楽器展関連企画

自作楽器大行進

今井次郎
IMAI Jiro

堀尾寛太
HORIO Kanta

Khun Sa

足立智美
ADACHI Tomomi

企画:足立智美

2006年4月8日(土)
15:00 開演(14:30開場)
前売2500円/当日2800円
(1ドリンク付)
会場:UPLINK FACTORY
渋谷区宇田川町37-18トツネビル2F
http://www.uplink.co.jp

終了いたしました。
ありがとうございました。

 

スプリングは振動し、電球は明滅し、クリップは震える。
人はなぜ楽器を作るのか。
軽量パーソナル・エレクトリック・パレード、チェロスロバキアって何?
既存のシステムをはみ出すオリジナリティー溢れる音の航海者たち。
ハンダゴテとテスターが導く身体と感覚の再編成!

※本番の使用楽器は下の写真と異なる場合があります。

●今井次郎●
ポータブル電蓄によるDJブレイ&電球数個による軽量パーソナル・エレクトリック・パレード。自作のジャンク・アート作品を数点紹介。

(写真は電動回転帽)

●堀尾寛太●

電磁石とコンピュータを使ったパフォーマンス

(写真はtrace car)

●Khun Sa●

ioio◆ミニマルなmidi音源。全部で6つあり、椅子の下やコップの中で演奏ができる。
チェロスロバキア◆様々な弦楽器をそのままサンプリングして再構成した弦楽器。弦の総数は数十本にもなり、異なる楽器間で共鳴を起こしながら演奏していく。
educational master+◆レディメイドのベースオルガンを改造した鍵盤楽器。

●足立智美●

トモミン、トモリング、赤外線シャツ他

(写真はトモリング)

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展示企画


足立智美自作楽器展

ADACHI TOMOMI Self-made Instruments

Exhibition期間:2006年4月5日〜4月10日
11:00-23:00
会場:UPLINK GALLERY
渋谷区宇田川町37-18トツネビル2F
http://www.uplink.co.j

お問い合わせ:
◆アップリンクギャラリー:
tel 03-6825-5502
gallery@uplink.co.jp
◆ナヤ・コレクティブ:
nayac@mc.point.ne.jp

 


会場で自由に音を出してください。

マイク・パットンも愛用し、コーネリアス、想い出波止場のアルバムや、岩井俊二、黒沢清の映画にも登場するトモミンを始めとするタッパーウェア自作楽器の数々。同じくタッパーウェアに入った自作ヴィデオ・シンセサイザーでの映像合成。会場では観客が直接これらの楽器(装置)を操作し、自ら音や映像を生み出すことができます。
なお、多数のお問い合わせをいただきながらも部品入手の都合でしばらく製造停止となっていた「トモミン」の販売が再開されることになりました。会場でお求めいただけます。数量限定です。この機会に是非!
また、今回は併せて、時計を使った自動演奏の新作インスタレーションが発表されます。

足立智美の自作楽器サイトはこちら※4月8日、関連ライブイベント『自作楽器大行進』開催!

「トモミン」の販売遂に再開!!

多くのお問い合わせをいただきながらも、長らく部品の都合で製産を停止していた「トモミン」が遂に製造再開となりました。会期中、会場にて販売いたします。1品1品手作りのタッパーウェア加工電子楽器「トモミン」、この機会にぜひ!定価8000円の数量限定販売です。

 
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naya collective collection at UPLINK
collection #
4

PreAva
第1回公演
ショパンを聴いて戦争へ行こう!

詩 poem
松井茂
MATSUI Shigeru 声 voice
さかいれいしう
SAKAI Reisiu

委嘱作曲家 composers
平石博一 HIRAISHI Hirokazu
宮木朝子 MIYAKI Asako
安野太郎 YASUNO Taro

2006年3月25日(土)
15:00 開演(14:30開場)
前売2500円/当日2800円
(1ドリンク付)
会場:UPLINK FACTORY
渋谷区宇田川町37-18トツネビル2F
http://www.uplink.co.jp

終了いたしました。
ありがとうございました。

 

写真:井村一巴

戦争の無い国にアヴァンギャルドはあるのかしら? 
PreAvaは21世紀の詩(松井茂)と声(さかいれいしう)の
エレガントなアート・シミュレーション・ユニット。
「プレタアヴァンギャルド」はフランス語として間違っているけど、
日本語文化圏的には正しい。このことを極東のアヴァンギャルドとして
フランス人に教える必要と価値があり、
言ってみれば「戦争直前準備万端」、
あるいは「前衛以前後衛未満」な造反有理のエステティック!
要約すると詩を歌うのです。

 実験的な現代詩で今最も注目される詩人・松井茂と、独特のミルキー・ヴォイスを操る歌手・さかいれいしうが新たに結成したアート・シュミレーション・ユニット『PreAva』(プレアヴァ)。デビューライブにあたり、3人の現代作曲家に新曲を委嘱。ミニマルミュージックの巨匠・平石博一、独自の繊細な音響世界で国際的に活躍する宮木朝子、知的かつ過激な作風でめきめき頭角をあらわしてきた安野太郎。2人×3人の前衛ポップ・センスが炸裂する。

PreAvaのHP、オープンしました!
http://www.preava.com リハーサル風景写真こちら

 

*当日、一般発売に先がけて松井茂の第一詩集『Simultaneous Parallel Circu
its(同時並列回路)』
(アロアロインターナショナル刊)を特別価格にて販
売いたします!
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パフォーマンスの
複数次元
Plural Dimensions of Performance


パフォーマンス performance by

飯村隆彦

IIMURA Takahiko
桜井真樹子
SAKURAI Makiko
anti-cool
anti-cool
足立智美
ADACHI Tomomi

企画 足立智美
企画協力 ギャラリー・サージ
制作 ナヤ・コレクティブ
協賛 アサヒビール株式会社

2006年2月25日(土)
17:00 開演(16:30開場)
予約1500円/当日1800円

会場:ギャラリー・サージ
東京都千代田区岩本町2-7-13渡辺ビル1F
http://www.catnet.ne.jp/surge/

終了いたしました。
ありがとうございました。


先駆者から若手まで、4人のアーティストによるライブ・パフォーマンス

 1970年代に美術の領域で発生したパフォーマンスという表現は幾多の変化や流行を経つつ、重要な表現ジャンルとして定着しつつあります。反面、芸術のあらゆる領域にみられるように、現在では質が拡散し閉塞感ももたらされているのが事実です。美術、ダンス、音楽、あるいは演劇といった固定化された領域の外に出て、更にはそれらをひとりひとりの身体を基に、つなぎ合わせるパフォーマンスの原理と必要性はまだ失われていないという考えにたって、若手から先駆者までを一同に概観できる場をつくりました。パフォーマンスという言葉が生まれる前から、フィルムによるパフォーマンスを試みてきた飯村隆彦から、世界中で精力的に活動する20代のanti-coolまで、最大限の振幅をもって、パフォーマンスの魅力をお伝えします。 ■飯村隆彦は日本で初めて個人実験映画を試みた作家としてだけでなく、1960年代の前衛芸術運動のアーティストの一人として、最初期の舞踏(「カメラをもったコレオグラフィ=シネダンス」)やパフォーマンス(「フィルム・コンサート」)を記録/創作してきました。また自らも映画の構造に基づいたパフォーマンスを行い、現代日本を代表する芸術家のひとりとして今に至っています。しかしながら日本では映像の上映に比べて、生のパフォーマンスを見る機会は残念ながら欧米ほど多くはありません。今回は60年代に原型が作られたフィルム・パフォーマンス「ホワイト・カ・リ・グ・ラ・フ・イ」が見られる極めて貴重な機会になります。 ■桜井真樹子は日本の声明を始め世界各国の宗教的歌唱法を学び、最近では祭文語りなど日本古来の語り、歌、所作を組み合わせたパフォーマンスを現代的なものとして復活させています。本来は西洋美術にその起源を持つパフォーマンスの概念とは異なるものですが、日本の伝統的な身体の中にこのような表現があったことを再発見するということは現代の我々にとって重要なことであると考えます。 今回は大阪・平野に取材した「青い比丘尼の物語」を上演します。 ■anti-coolはまだ 20代ながら既に世界中での活動キャリアがあります。そのパフォーマンスはその名の通り、暴力的ともいえる大胆さで現代社会におけるコミュニケーションの諸相を露にします。西洋社会の中で東洋人の女性が乞食に身をやつす試みや、イギリスの牧場に住み込み牛とコミュニケートを試みた記録など、誰でもできる行為をあまりに鮮烈に表現する手法からはほとんど戦慄に近いものが感じられます。 今回の「理想の店員」では、ファーストフード店におけるマニュアル化を肉体の酷使から垣間見る試みを行います。 ■ 今回の企画者でもある足立智美は音楽家ですが、声とセンサー、コンピュータを用いたソロ演奏では、視覚的な要素で音楽のプロセスを表現するという独特のスタイルを持ちます。コンセプチュアルでありユーモラスなパフォーマンスは世界各地で好評を博しています。同時に美術家とも活動し、 2005年にはドイツでのパフォーマンス・フェスティヴァルの企画を手がけています。今回は、新作「コインの静電容量」を初演。


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naya collective collection at UPLINK
collection #
3

高橋悠治+足立智美
TAKAHASHI Yuji + ADACHI Tomomi
コンピュータcomputer
高橋悠治
TAKAHASHI Yuji
ヴォイス、コンピュータ、自作楽器
Voice, computer, self-made instruments

足立智美
ADACHI Tomomi

2006年2月17日(金)
19:30 開演(19:00開場)
前売2500円/当日2800円
(1ドリンク付)
会場:UPLINK FACTORY
渋谷区宇田川町37-18トツネビル2F
http://www.uplink.co.jp

終了いたしました。
ありがとうございました。

 


(え:柳生弦一郎)                 (photo : Christoph Hoefig)

凡百のラップトップ・ミュージックを蹴散らすか?

1960年代から日本の現代音楽シーンを牽引し続ける高橋悠治と、1990年代から頭角をあらわし独自の表現活動を貫く足立智美。方法はまったく異なりながらも、表現に対する厳格さとユーモアが同居する姿勢に共通するものを持つ2人の音楽家が、コンピュータによる即興演奏で共演を果たします。高橋悠治は、『ゴールドベルク変奏曲』など近年のピアニストとしての活躍が記憶に新しいところですが、コンピュータ音楽に関しては日本のパイオニアの1人であり、後進に与えた影響ははかり知れないものがあります。足立智美はまさにその影響のもとで音楽活動を開始した1人ですが、トモミンや赤外線シャツなど多くのユニークな電子楽器を創作し、独学のヴォイスとともに即興演奏を行う独自の表現スタイルを展開しています。

コンピュータを用いながら、身体と音の関係を基礎におく高橋の姿勢と、さまざまなセンサー技術を用いて、身体運動をダイレクトに音楽パフォーマンスに応用する足立、似ているようで似ていない2人の共演は閉塞感漂うラップトップ・ミュージックを過激に更新するだけでなく、音楽そのものへの真摯な問いかけとなることでしょう。
この刺激的な音の響宴に、どうぞお立ち会いのほど!

 

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naya collective collection at UPLINK
collection #
2

CD発売記念LIVE!

こころにやさしい
うたのよる

Evening of Songs Sung Softly to Your Heart


テルミン トリ音
thremin : trine
うた さかいれいしう
vocal : sakai reisiu
映像 ちゃーりー
image : chary
キーボード 松本淳一
key-board : Matsumoto Jun'ichi

2006年1月19日(木)
19:30 開演(19:00開場)
前売2500円/当日2800円
(1ドリンク付)
会場:UPLINK FACTORY
渋谷区宇田川町37-18トツネビル2F
http://www.uplink.co.jp

終了いたしました。
ありがとうございました。


photo : Noguchi Hiroshi

 ふんわりとやさしい音楽づくりと抜群のテクニックで魅了するテルミン奏者・トリ音(とりね)率いるプロジェクト『こころにやさしいうたのよる』です。

2004年の結成より大泉学園のライブハウス『in F』で定期的にライブを行い、息のあったチームぶりを見せてくれます。レパートリーは西洋古典音楽からフランス近代、日本歌曲、ポップスまで、ひらりと軽やかにジャンルを越えるところが魅力。テルミンと歌の二重唱というめずらしいヴォカリーズが特徴ですが、それに音の視覚表現映像とキーボードを加えて独自の世界を創出します。

三輪眞弘のオペラ作品などで透明感のあるソプラノを聴かせるさかいれいしうが歌唱を担当。 日本有数のエレクトーン奏者としても知られる作編曲家・松本淳一がキーボードで参加します。サウンド・ビジュアライズ・デザイナーのちゃーりーがライブ音をその場で視覚化、壁や天井に映像のプロジェクションを行います。3人の織りなす「やさしいうた」を、硬質な抽象画像の波が彩る摩訶不思議な世界です。

この度、初のCD『光咲く空の彼方へ』が完成し、その発売記念ライブとなります。乞うご期待!

演奏曲目(予定)
●かごのなかの小鳥 (トリ音作詞作曲)
●かっこう (トリ音作詞作曲)
●ヴォカリーズ (ラフマニノフ作曲/トリ音編曲)
●リディア (フォーレ作曲/トリ音編曲)
●Re<Lydia ヴォカリーズとテルミンとピアノのための (トリ音作曲) 他

【CD情報】

cocoyasa
「光咲く空の彼方へ」

「こころにやさしいうたのよる」のライブで歌われてきたトリ音のオリジナル曲を9曲収録。歌はさかいれいしう。パーカッションで村瀬彰一が参加、ピアノ演奏とアレンジはトリ音が行っている。

●9曲入り、2500円
●発売開始日:2006年1月19日
   (自主レーベルより)
●収録曲
1 かごのなかの小鳥(トリ音作詞作曲)
2 in forest(トリ音作曲)
3 かっこう(トリ音作詞作曲)
4 longing(トリ音作曲)
5 さかなはおよぐ(トリ音作詞/田中孝作曲)
6 canon(トリ音作曲)
7 a ne mo ne(youyou作詞/トリ音作曲)
8 いじわるしてね(近藤智子作詞/トリ音作曲)
9 光咲く空の彼方へ(近藤智子作詞/トリ音作曲)

★特典★
本番当日、
会場にて当CDを買うと、
特価1500円で
ご購入いただけます!!

 
 
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naya collective collection at UPLINK
collection #1


前田真ニ郎 Maeda Shinjiro
日々
"hibi" 13 full moons
音楽付き  

作曲 三輪眞弘
music by MiwaMasahiro
ライブ演 team SZK
live performance by team SZK

2005年12月13日(火)
19:30 開演(19:00開場)
前売2500円/当日2800円
(1ドリンク付)
会場:UPLINK FACTORY
渋谷区宇田川町37-18トツネビル2F
http://www.uplink.co.jp

終了いたしました。
ありがとうございました。

映像作家・前田真二郎による、2004年の1年間(366日)の記録。毎日、ワンカット15秒をカメラ付ノートパソコンによって撮影する。その時間帯は月の運行をベースにしたルールに基づいて行われる。映像表現における「記録性」と向かいあった本作は、ストイックな様式を内在した、インプロヴィゼーション・シネマの新しい形態といった側面も合わせもつ。来春のビジョン・デュレール映画祭(スイス・ニヨン)にて、ヨーロッパでのプレミア上映が決定している。
今回は、三輪眞弘作曲によるライブ演奏付きで上演。

 厳密なコンセプトに基づき、日常生活の撮影の位相について興味深い提言をしている。このような作品は非常に“日本的”であるように感じる。つまり、一方で撮影している瞬間の外部に微妙に居ながら、ほぼ連日15秒撮影するという決断を全身で内包しているからだ。

ジャン・ペレ(ビジョン・デュレール映画祭ディレクター)
訳 藤岡朝子

おそらくは映像のための映像、映像としての映像なのだろう。もちろん本作品にプライヴェート性やドキュメンタリー性を指摘することもできる。また同時代の等身大の日常生活感情や、昼夜や季節の移り変わりといった行間の差異を、鑑賞者の立場から楽しむことだってできる。しかし、そうした「効果」以上に屹立しているのが、ワンカット15秒間を月の運行にしたがった時間帯で毎日一年間撮り続けると決めた、作家の意志であろう。そしてその意志のとおりに、カメラ付きノートパソコンを実際に毎日操作した、作家の行為であろう。
 いうなれば、前田真二郎が、映像制作にあたり、何かの目的をもってこういった規則を採用したわけではない。映像の「イデア」が、映像自体を具現するため、前田真二郎という作家にこういった方法を採用させたのだ。私性のためでも記録のためでも効果のためでもない、映像のための映像が受肉したのである。

中ザワヒデキ(美術家)