そこにある身体シリーズVol.5

FORM-RW ー意識を旅するカタチー 2007/12/7〜9 企画詳細

ノシロナオコ×〔コラボレーター〕滑川由夏

 ノシロナオコさんのコラボシリーズvol.5が終了しました。今回は美術家・滑川由夏さんとのコラボレーションでした。 滑川さんは、主に木を題材として人型の彫刻を制作しています。

 今回のコラボレーションでは、まず、ノシロさんが、『身体に表出する「形」』の「考察」を行い、それを映像ソースとして滑川さんに提出しました(資料a)。

資料a


 滑川さんは、そのノシロさんの映像をみて、彫刻を制作(資料b)。白い板に貼り付けられ、向かい合わせに配置された彫刻。その彫刻の不思議な存在感は、観る者にさまざまな印象を与えます。

資料b


 そして、その彫刻をモチーフとして、ノシロさんがダンスを制作(資料c)。床には曲線が描かれ、そこをゆっくりと歩く動作からはじまり、断片的で瞬間的なポーズ、さらにゆっくりと立ち上がる身体、そして間断のない動きへと続いていきます。一連の身体の動きは、観るものの脳裏に焼き付いていきます。

資料c_1

資料c_2


 「カタチ:FORM」を通して、美術家、ダンサーの「意識」が立ちあがってくるコラボレーションになりました。

 

RAFT