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木簡・竹簡・帛書

紙のできる前、篆書や隷書は何に書かれたのか?書誌学3種の神器の細密再現。 歴史学、考古学、書道、書誌学などの教育現場や研究機関に必備。 わかりやすい解説付き。


王杖十簡
漢時代の勅書。皇帝が七十歳以上の高齢者に与えた手厚い養老制度。
約23cmの木片10本を麻ひもで綴じた木簡に B4版の解説1枚と釈文1枚を付けて
化粧箱に入っています。

王杖十簡 定価(9,000円+税) 解説・釈文付 箱入

王枝十簡
漢代の養老対策を記した詔書を原寸印刷した木片(幅10×長さ23×厚み3mm程度)10本
B4版釈文1枚 解説1枚付き
B4版釈文1枚 解説1枚付き
木簡 複製にあたって
遺構から出土した状態をできるだけ再現するように努めました。 実写が不可能なため特殊印刷を選択しましたが、多少の誤差はご了承ください。 木材の種類は、「王杖十簡」についての報告はありませんが、大庭修氏が『木簡学入門』(講談社学術文庫)で一九四七に出土した敦煌漢簡の調査資料を上げ て、「楊柳科」や「松柏科」材の使用を紹介しており、武威出土ということから、同様の木質と考えることができます。この第2版では、敦煌漢簡の調査資料に 合わせて、松柏材で製作が可能となり、椴松(とどまつ)の三ミリ厚(木簡は1~3ミリの厚み)を使用しました。そして、新資料と印刷技術の進歩によって、 中間色の再現や字形のより精密な印刷を施しました。 「王杖十簡」は、3ケ所を麻紐で綴(と)じられた形跡が確認されていますが、新資料ではよくわかります。その部分には参考のため印を付けましたが、長い間 に変形し現在の綴じ紐の位置とは必ずしも一致しませんのでご了承下さい。また、紐が左右どちらの撚(よ)りで、何本撚りだったか言及したものはありませ ん。 ただ、古代の手製の紐と考えると2本撚りの可能性があり、現在、右の2本撚りの紐は得難く、 今回は左方向の2本撚りを本品に使用しました。 また、綴じの方向は左から右にしましたが、 余った分の紐で簡を巻いて収納していたということからすれば、冊書の量に比して十分な長さが必要ですが、 今回は10本を一巻きできる長さに調整することにしました。
郭店楚簡
紀元前300年、戦国時代に書かれた最古の「老子」。 秦の始皇帝によって歴史から消しされられた古代文字が現代に復活。 国内トップレベルの竹素材と特殊印刷で可能になった、国内外初の精密複製です。 約32cmの竹片15本を麻ひもで綴じた竹簡に A3版の解説1枚と釈文1枚を付けて化粧箱に入っています。

郭店楚簡 定価(9,000円+税) 解説・釈文付 箱入

郭店楚簡
老子を原寸印刷した竹片(幅6,5×長さ320×厚み1mm程度)15本
A3版釈文1枚 解説1枚付き
竹簡 複製にあたって
同シリーズ「王杖十簡」同様、可能な限り出土品の再現に努めました。 本図版は出土時に最も近い『郭店楚墓竹簡』(文物出版社1998年刊)の形態に合わせています。
長年の変形による竹の曲がりは技術的に困難で、 古代の制作時を想定してまっすぐな素材を用い、印刷位置も調整しました。 そして、文字が幅6.5ミリ以下という細かさのため、印刷上、 背景との関係で文字をそのまま製版できず、一字一字特種な方法で抽出し、 学習の便を図るため、欠落部分を補い、可能な限り筆使いがわかるようにデータを処理しました。
竹材の詳細な報告はないため、節と節の間に324ミリの簡が収まる真竹を使用し、 一般的竹簡に合わせ肉質部(竹の内側)に印刷しました。 竹材の調整は大変困難で、国内最高レベルの技術をもって、 長さ324ミリ、幅を6.5~7ミリ、厚み約1ミリとし、 両面に磨きをかけました。 その各々に、しなりを抑えながら特殊な方法で印刷を施し、両端の成形をしました。 なお、竹材は天然素材のため時間の経過と共に黄色味が増す場合があります。
この老子甲本の綴じ紐の種類と方向は、「王杖十簡」の場合と同様であり参照していただきたい。 ただ、綴じ箇所は二ケ所の痕跡がありました。なお、この簡は40本(1本欠損)出土しましたが、 全ての複製化は制作上困難なため、一部(始めの15本)としましたのでご了承下さい。
【郭店楚簡サンプルビデオ】

馬王堆帛書
漢時代の薄絹に書かれた様々な文書。その中から時代的に三種 「式法」、「戦国縦横家書」、「周易」を再現。馬王堆帛書の3種の断片に、B4版の解説1枚と釈文1枚を付けて化粧箱に入っています。

馬王堆帛書 定価(9,000円+税) 解説・釈文付 箱入

秦~後漢時代の薄絹に書かれた文字を原寸印刷した3種「式法」(約250×140mm)、「戦国縦横家書」(約270×180mm)、「周易」(約230×100mm)
B4版 釈文1枚 解説1枚付き 
帛書 複製にあたって
馬王堆の出土品44種各々の絹種は報告されておりませんが、
本品三種は精練された平織りと考えられます。
古代絹(蚕)には多くの種類があり、漢時代の古代種となれば想像の域を出ず、 今回は、印刷適性など勘案して、精練した水織り二・七五匁(もんめ)、平織り、国内最高レベルの正絹を使用しました。
再現するにあたり文字と朱糸欄はできる限り明瞭にして、 背景は出土後のイメージを残しました。
欠損部分(裏打ち紙が見えている所)は、本来ないことになり、印刷の対象とはしませんでした。
なお、印刷調整に当たっては数少ない精密な印影である『馬王堆帛書精選』(2003年毎日新聞社・毎日書道会刊)を参照しました。
手で取って触れることができるように、裏打ちやフィルムなどでの保護はしておりません。
帛書は巻物のような状態で使用されたものと考えられますが、全ての複製化は困難なため、三種とも部分としましたのでご了承下さい。
【馬王堆帛書サンプルビデオ】


《品切れ中》

これは竹簡を作るセットです。
「郭店楚簡老子」15本組ができる材料、手本、制作手順が同封してあります。
個人制作・グループ制作を問わず、授業や部活動の教材、文化祭や卒業制作などの作品制作に利用できます。
手本は「郭店楚簡」がついていますが、書く書体は楷書・行書・草書・かなでもかまいません。対象は例えば、「般若心経」「千字文」「唐詩選」など色々お試し下さい。


竹簡を作る
【セット内容】●竹片(324×6.5×1mm)20本[作品用15本 練習用5本]●テキスト2枚
●作り方手順●紙ヤスリ●麻紐2本

竹簡制作セット竹簡を作る 定価(1,300円+税)



《品切れ中》

幅が2種類あります。25本から販売いたしますが、多くなるに従って一本あたりの価格が安くなります。 例えば、ある高校では一人1本書いてクラス毎に紐でくくって長い竹簡を作ったり、また、授業で習う「蘭亭序」を書いてみたり、クラスや学年単位で利用していただいております。

【バラ竹片別売】
タイプA
幅6~7×長324×厚1mm
25~50本・・・・1本当たり 45円+税
51~100本・・・・1本当たり 40円+税
101本以上・・・・1本当たり 35円+税
タイプB
幅7~8×長さ324×厚さ1mm
25~50本・・・・1本当たり 45円+税
51~100本・・・・1本当たり 40円+税
101本以上・・・・1本当たり 35円+税

※バラ竹片は25本以上から承ります。本数によって価格がかわりますのでご注意ください。 なお、竹片は特殊加工が必要です。品切れの場合は、1~2週間かかりますのでご了承ください。

これは木簡を作るセットです。色々な形と役割を持つ木簡を実感していただくために、中には木片6種(10 枚)、それぞれの手本(A4版2枚)、解説(A4版1枚)、下書き用紙(B4版1枚)、セットの中に入っているものとその説明(A4版1枚)も付いて、制 作上の麻紐・紙ヤスリ(面とり用)・砥の粉(にじみ止用)も入っています。中国の漢時代の有名なものを選びましたので、これさえあれば、あとはいつも使っ ている筆と墨を使って、二千年前にタイムスリップ。 また、これを使って楷書・行書などの古典作品や般若心経などを書いてもOK。古典にこだわらず現代に合わせた創作もどうでしょうか。④⑤を使ってバッグな ど色々な付け札にでも如何でしょうか。自由な発想で使って下さい。


 
木簡を作るセット内容
①簡 (230×10×2,5mm) 3枚
②簡 (250×15×2,5mm) 2枚
③牘 (230×30×2,5mm)1枚
④楬 (120×64×2,5)1枚
⑤楬 (80×30×2,5)1枚
⑥検 (260×26×10)1本
練習用
(230×30×2,5mm)1枚
定価(1,300円+税)
 
バラ売り(ご注文は10本より)
①②③はバラ売りもありますので、展覧会や学園祭、またクラスの共同作業(①や②を一人が2?3本書きクラス全員分を紐で綴じるなど)にご利用下さい。
① 簡10×230×2,5mm
② 簡15×250×2,5mm
③ 牘30×230×2,5mm

バラ売り価格
(表示価格は1本当り)税抜き
別途消費税がかかります
10本 50本まで 51本以上
① 80円 73円 64円
② 110円 100円 88円
③ 170円 154円 137円


木簡のオーダーメード承ります
何万簡と出土する木簡には色々な形があります。 「木簡を作る」や別売「觚」以外のお好きな木簡の形を作ってみませんか。1種類200本から希望の形やサイズでお受けいたしますので、お気軽にご相談下さい。


「木簡を作る」では中国漢・新時代の簡・牘・検・?の書写面が平面体なものを取上げましたが、他に木簡には「觚」と呼ばれる三角柱や四角柱のように多面体のものがあり、これも重要な役割を果たしました。
今 回は最も有名なシャバンヌ本(敦煌漢簡)の「急就篇」が書かれた三角柱を取上げ別売としました。それぞれの面に21字が書かれており、形は23mm(漢代 の一寸)角で長さ36cmの木材を対角線で縦に割った直角二等辺三角形の柱状となっており、三つの角の面がとられています。
「急就篇」は前漢時代の史游が作ったとされるもので、二千以上の字に重複がなく初学者が文字を学ぶためのテキストとして利用されました。今回のものは最上 部に「第一」と書かれており、急就篇の最初の部分であることがわかります。いくつかの觚の最上部についた穴に紐を通し教科書として用いられたと考えられて います。
シャバンヌ本では三角の面を正面やや左側から撮った写真(右図)を掲載していますので、左右違った比率で斜めに写っています。弊社では面取り部分の寸法などから独自に比率を割り出し平面に補正しました。
最上部は穴を開けて紐でくくっていたようです。何本か複製を作りまとめてつり下げてみては如何でしょうか。
 
觚価格表(税抜き)
10本 50本まで 51本以上
280円 253円 224円
※表示価格は1本当り。別途消費税がかかります。
ご注文は手本(A3版 1枚)、説明(A4版 1枚)、麻紐付きで、10本から承ります。