都立高校の偏差値一覧表の見方 普通の都立ならば「都立もぎ」の得点と合否判定、そして「内申点」を総合判断して合格可能性を見極めることが重要です。

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<普通の都立高校の合格可能性と都立W合格もぎについて>


Q.12 都立高校の合格可能性はどのように判断した良いでしょうか?(共通問題を出題する都立高校)
A.12  都立高校の合否可能性を予測するにはどうすれば良いか?高校受験を始めてするお子さんをお持ちの親御さんはよく分からずにお悩みのケースがよくあります。都立高校の偏差値一覧を見て、偏差値から判断しようとする方が多くいらっしゃいますが、実は都立高校の合否予測をするうえで都立高校の偏差値一覧表はあまり参考になりません。都立の合格可能性を判断するのに参考になる材料は2つあります。

<共通問題を出題する都立高校>

判断材料@ 「都立W合格もぎ」の得点と合否判定                               

 共通問題を出題する都立高校の合否判定は「都立W合格もぎ(都立もぎ)」が一番信頼できます。都立高校を第一志望としている受験生のみならず、私立高校を第一志望とし都立高校の受験も考えている受験生も「都立もぎ」を受験します。

 「都立もぎ」ではテストを受けるだけでなく自分の内申点を書く欄もあります。つまり「テストの得点」+「内申点」の両方を考慮して合否判定を行ってくれます。したがってかなり精度の高い都立の合否判定が期待できます。

 では、どうすれば模擬試験や実際の都立の入試で高得点が取れるようになるか?対策としては
 
 (1)都立高校の共通問題の過去問を解いて傾向をつかみ対策を立てる

 
 
都立高校の共通問題の過去問

 (2)学校の教科書の内容を完璧にする

 都立高校の共通問題の範囲は文部科学省が定める「学習指導要領」内になります。したがって、中学校の教科書に出てくる問題を全て完璧に解けるようにすることが一番重要になります。

 以下のページに確実に中学校の成績を上げる方法や確実に数学の成績を上げる方法を書きましたので参考になさって下さい。

 中学数学の具体的な勉強法
 効果的に中学校の成績を上げる方法

判断材料A 「内申点」                                               

 共通問題を出題する都立高校の中には「当日のテストの得点」と「内申点」の比重が【7:3】【6:4】【5:5】【4:6】の学校があります。

【7:3】の学校は1000のうち「当日のテストの得点」が700点満点「内申点」が300点満点になります
【6:4】の学校は1000のうち「当日のテストの得点」が600点満点「内申点」が400点満点になります
【5:5】の学校は1000のうち「当日のテストの得点」が500点満点「内申点」が500点満点になります
【4:6】の学校は1000のうち「当日のテストの得点」が400点満点「内申点」が600点満点になります

 【7:3】の学校では当日のテストの得点を500点満点から700点満点に換算します。つまり1.4倍するということです。内申点は換算内申51点満点を300満点に換算します。つまりほぼ6倍するということです。(実際には300×換算内申÷51で計算します。)

 ※換算内申とは 英語・数学・国語・理科・社会の主要5科目は1.0倍、体育・美術・音楽・技術家庭の実技4科目は1.3倍した内申のこと。オール5だと5×5×1+4×5×1.3=51となる。

 【5:5】の学校では当日のテストの得点は500点満点のままです。内申点は換算内申51点満点を500満点に換算します。つまりほぼ10倍するということです。

 この計算を行えば、都立高校を受験をする前に「内申から得られる得点」は正確に分かります。この内申点と都立高校の偏差値一覧表に載っている合格に必要な得点を見比べて逆算していけば、当日のテストで何点取れば合格できるかがほぼ正確に予測できます。

 「当日のテストで必要な得点」=「合格に必要な得点」−「内申から得られる得点」

 昨今は、「学力試験重視」の傾向にあります。つまり【7:3】や【6:4】の学校が多いということです。志望している都立高校の比重が何:何なのかを確認しましょう。

 (具体例) 内申点が5科 「20」 9科 「37」 で【7:3】の都立高校を受験する場合
        合格最低点が800点ならば
        まず「内申点で得られる得点」は 300×37÷51=268点
        よって「テストの得点」は      800−268=532点
        1.4倍された後の得点が532点になれば良いので実際にテストで必要な得点は
                             532÷1.4=380点
 当日のテストで380点取れば、合格できる可能性が高いことが分かります。実際の都立の入試問題と「都立W合格もぎ」の問題のレベルはほぼ同じですから「都立W合格もぎ」で380点取れていれば、合格可能性がかなり高いと予測することができます。

→自校作成問題を出題する都立高校(おもに進学指導重点校)の場合はこちら

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