効果的に中学校の成績を上げる勉強法
中学校の成績を効果的に上げるにはどうすれば良いか?
今まで話してきたとおり、まず勉強に対して「やる気」をもつこと。そして時間の使い方「効率」や「勉強のやり方」が重要であるのは分かっていただけたと思います。
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ではこれ以外に何を意識すれば中学校の成績は効果的に上がるだろうか?
まず現在の中学校の成績の評価の仕方ですが、ご存知のとおり「絶対評価」です。今までは「相対評価」といって、5段階評価のうち「5」は全体の7%、「4」は24%、「3」は38%、「2」は24%、「1」は7%などのように人数が決められていました。
ですから、中間テストや期末テストなどの定期テストの得点が良かったとしても必ずしも良い成績がつくとは限りませんでした。
例えば100点満点のテストで90点を取ったとしても、学年全体の人数が200人でそのうち15人以上が90点より高い得点なら90点を取った人は「5」はつきません。(200人の7%は14人だからです)「相対評価」の時代は定期テストの得点でほぼ成績が決まっていました。
しかし現在は「絶対評価」の時代です。つまり各個人ががんばりさえすれば良い評価をしてもらえます。(しかし地域や学校、担当の先生で差はあります)
中学校の成績をつけるときの基準になるのが
@ 中間テスト・期末テストなどの定期テストの得点
A 平常点(授業態度・提出物・小テストの得点など)
@についてですが中間テストや期末テストの得点を上げるには普段の授業をしっかり聞くことが重要です。これは後述する「授業態度」という側面からも重要なのですが授業をしっかり聞くことでたくさんのメリットがあります。
(1) 授業内容がよく理解できる
(2) 試験に出そうなところが分かる
(学校の先生が「ここは大事」と強調したところは必ずテストに出ます。あたりまえのことですが、テストは大事なことを覚えているかどうか確認するためにやるものなので、大事なことしか出しません。ただ、たまに100点を取らせないために1つだけ変な問題を出すことはあります)
(3) 学校の先生がオリジナルでやるプリントの問題がテストで出されても解ける
(4) 試験範囲を間違えない。ポイントを絞った試験勉強ができる
よく塾や模試の成績が良くても学校の定期テストの得点が悪い人がいます。こういう人が間違えている問題は大抵の場合が学校の先生がオリジナルでやったプリントからの出題です。(教科書には書かれていない内容)学校の授業をしっかり聞いていない人は、まずプリントを失くすことが多いですし取ってあったとしても空白になっているのでテストで解くことができません。
逆にきちんと中学校の授業を聞いて真面目に努力している人はこういった問題は解けます。学校の成績はこういうところで差がつきます。
また(4)についてですが、中学校の定期テストで極端にひどい得点を取ってくる人がたまにいますが、こういう人は試験範囲を間違えて勉強していたということが結構多くあります。これなんかは学校の授業をしっかり聞き、先生の話を聞いていれば間違えようがないことです。ですから、あたりまえのことですがまず学校の授業をしっかり聞くことが大切になります。あとは前のページで書いたように毎日少しずつで良いのでコツコツと勉強をしていくことです。
そして試験1週間前くらいになったら教科書ワークをきちんとやりましょう。学校でワークを渡されて宿題になっているところも多くあると思いますが、それだけでは足りない場合は市販されている教科書ワークをやりましょう。これで定期テスト対策はばっちりです。
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次にAの平常点についてですが、平常点には先程も書いたとおり大きなものとして
(1) 授業態度
(2) 提出物
(3) 小テストの得点
があります。
(1)の「授業態度」ですが、これは単に「授業を静かに真面目に聞いていれば良い」というものではありません。勘違いされている方も多くいると思いますが「授業態度」とは通知表の観点別評価項目にも書かれている通り「関心・意欲・態度・興味」などを指します。
(もっとも最近の公立中学校は、例えば「授業中、私語をしている生徒がいる」とか「マンガを読んでいる生徒がいる」とか「音楽を聴いている生徒がいる」とか「寝ている生徒がいる」など授業が崩壊している学校が多いので、単に静かに真面目に聞いていれば授業態度が良いと評価される学校もあります。)これらの項目は普通にやっていては高く評価されることはありません。
それこそ普通の評価しかもらえません。やはりアピールすることが大切です。
アピールする具体的な方法としては
1.授業中、積極的に手を挙げる
2.定期テストの後は必ず間違い直しをしてそのノートを先生に提出する
3.自由課題(やってもやらなくてもよい課題)は極力やる
の3つです。
中学生くらいになると「恥ずかしかったり」「自信がなかったり」「面倒くさがったり」して授業中手を挙げて発言しない人が圧倒的に多いですが、たとえ答えに自信がなかったとしても積極的に手を挙げて発言をしましょう。自分の答えが間違っていたとしても評価が下がることはありません。むしろ、積極的に授業に参加しているという積極性が評価されるのです。
2についてですが、間違い直しは必ずノートにやりましょう。そうすれば知識の定着にもなるし学校の先生には努力をしているアピールに繋がります。学校の先生も「得点は良くなかったけれど前向きにがんばっているな」と良い印象を持つはずです。(ただ、毎回同じところを間違えていたら評価はされなくなります。一度間違えた問題は次に類題を解くときは必ず正解させましょう。そうすればあなたの「努力」と努力して「結果」を残したということが評価されます。)
(2)の「提出物」ですが、提出物は提出するのは当然として、大切なのは
「期限をきちんと守る」
ということです。期限を守らないと減点になります。場合によっては提出したとみなされないこともあります。期限を守りましょう。期限を守るためには自分のスケジュール管理ができなければなりません。ただこのスケジュール管理能力は非常に重要です。これができるようになれば、そこから逆算して中間テストや期末テストなどの定期テストの勉強も計画的にできるようになります。
高校受験をする際には、
「願書の提出」という絶対に期限を守らなければ取り返しのつかないことになってしまう提出物があります。
この時のためにも早い段階から「期限を守る」ということを意識して実際に「期限を守っていく」ことが大切になります。
(3)の小テストですが、これは日ごろからコツコツと勉強をやる習慣をつけていけば大丈夫だと思います。今まで書いたとおり現在の「相対評価」においては仮に筆記試験の実力がなかったとしても「努力」の部分がある程度評価されます。
ですからそういったことを意識して努力を積み重ねていけば中学校の成績を上げることは十分可能です。ただそうは言っても、最終的には定期テストや小テストなどの筆記試験の実力をつけなければなりません。ですからまずはコツコツとにかく努力をすること。そして弾みがついてきたらあとは一気に筆記試験の力もつけていきましょう。
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