面白かった。謎解きも納得できる展開。ドラマとしても良くできていて、感動的。完成度がとても高い感じがした。登場人物もすべてのキャストがピタッとハマっている気がした。2時間7分が長くなく、むしろアッという間くらい。 感じとしては、福山雅治映画かなあ。手品師がよくやるコインロールは本当にやっているという。特訓の成果だそうで素晴らしい。そして有村架純がきれいでカワイイ。とても素敵。さらに良かったと感じた人を上げるすると、刑事の柿谷を演じた丸山智己がとても自然で良い味を出していたし、悪女という感じ(広告代理店!)の九重梨々香(ここのえ りりか)を演じた岡崎紗絵がいかにもな感じで良かった。 ただ、いかんせんこぢんまりとした話で、映画というよりはTVドラマの感じかなと。ネットドラマとは比べようもないけど‥‥。そして気になったのは、画質。ちょっと暖色系なのは、のどかな田舎の感じと、秋の紅葉を美しく捉えるためと、昔の話が多いから、とかなのではないかと愚考するも、解像度まで低い感じで、古い映画のような印象なのは、いかがなものかと(業界にはフィルムの質感が好きという人が多いが‥‥)。概してハリウッド映画、TVドラマ、ネットドラマなどは高画質に感じる。 完成度が高い映画なのに少し不釣り合いだったのは、冒頭の有村架純演じる神尾真世(かみお まよ)が電車を降りてくるシーン。発車ギリギリに降りようとしてドアに挟まれるのに、降りてくると電車はずっと止まったまま。えっ、発車しないの? ミステリー作品では小さなカットに仕掛けがあったりするので、これもそうかと思ったら、まったく違ったみたい。 【ただいま執筆中。少々お待ちください】 |