大地のヒミツに迫る!!

第5回 職場では・・・
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さて今回は、私の職場である「治療室」での工夫について書いてみたいと思います。


視覚障害の工夫としては、なるべく同じ所に物を置いておくと言うことです。
たとえば掃除などは、もちろん自分でやります。誰かにやってもらって、物がどこに行ってしまったかわからなくなると、いざ使おうという時に困ってしまいます。見える人ならば探すのも容易でしょう。しかし視覚障害者は、物探しが大の苦手です。
皆さんも目隠しをして、何か物を探してみてください。きっとすぐには見つからないはずです。
なのでそうならないために、物は所定の場所に置いておくことを心がけているのです。あっ、前にも書きましたが、必ずしも整理整頓がちゃんとできているってわけではありませんので(笑)


治療器具を乗せるワゴンや大型な遠赤外線治療器、ベッドなどは、特注で足の短い物(低い物)を作ってもらい、使用しています。
ベッドは、私の膝くらいの高さに調節してあります。ベッドの足を短くしてもらいました。
実は低いベッドが、年配の患者さんに結構好評なんです。

「これ、一般に売ってないんですか? 上り下りが楽で良いですよね!!」

と言われる患者さんもいます。

手指を消毒する機械も、低い場所に取り付けてあります。

治療室自体は、実はそんなに広く無いんです。8畳ほどの部屋にベッドを2台置いています。
ところが小さい僕なら、狭いベッド間もすいすいと動けるんです(笑) でもこれ、普通の身長の人だったら絶対に動きにくいと思いますよ。
それから、ベッドが低いために、圧迫感が少なく、結構治療室が広く見えたりもします(笑) 一般のベッドでも、ロータイプが結構人気あるのもうなずけますね。


それでは、今回はここまで。また次回、お会いしましょう!!

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