主な特徴
計測器のモード
計測
データ消去
LEDメッセージの一覧
Ver1からの主な変更点

動画


単気筒エンジンで減速比が固定できる車両専用です。お間違え無く!。
※多気筒エンジンは使えないことを前提としてですが、気筒ごとにイグニションコイルがある車両なら使用できるかもしれません。
チャレンジは自己責任にてお願いします。

馬力解析ソフトV2.00 計測器マニュアル 
 
※この写真は代表写真です。実際の品と部品や色が異なる場合があります。ご了承ください。 
裏面にも小さな部品がいくつかついています。

主な特徴
単気筒用です。減速比が固定できるエンジン用です。
基盤サイズ(ケーブル類除く) 縦6cm、横5cm と非常に小型。
オリジナルの超高速可変サンプリングで最高0.014secでのサンプリング(回転数を記録)が可能。特許手続き中。
最新のマイコンを2個搭載。優れた計測精度を実現。
約800rpm〜20000rpm以上の高回転域まで計測可能。
膨大で難解なプログラムとの引き換でハードウェアを単純化。小型化に成功しました。


POWER-SW  
電源スイッチです。上にするとON、下にするとOFFです。
 
POWER-LED  
電源スイッチがONになっているときに点灯します。
 
RECORDボタン  
計測開始、および計測終了スイッチです。
データ消去や通信モードの切り替えにも使います。
 
RECORD−LED  
計測中に点灯します。
 
LED1〜LED4  
回転数を確認するためのLEDです。計測中のみ動作します。

初期設定では
LED1:3000rpm
LED2:4000rpm
LED3:5000rpm
LED4:6000rpm
以上の回転数になると、それぞれ点灯します。
点灯回転数は馬力解析ソフトのファームパラメータタブの所で変更できます。

回転数確認用LEDがタコメーターと違う回転数で点灯するときは点火回数の設定を変えてください。詳しくはファームパラメーター変更マニュアルをお読みください。
 
センサーケーブル  
エンジンの回転数を検出するケーブルです。先端のクリップ部でプラグケーブル(ハイテンションケーブル)にとりつけます。クリップ部はしっかりとネジ止めし、収縮チューブで補強もしてあるので、ちぎれるようなことはありません。
ケーブルの長さは約1.2m。

※ハイテンションケーブル以外のところには、絶対に取り付けないでください。
 
アースケーブル
車体の金属面に取り付けて計測器の動作を安定させます。センサーケーブルのクリップと接触しても計測器は壊れないので安心してください。
ケーブルの長さは約1.2m。
 
電源(電池)ケーブル  
四角い9Vの006Pタイプ電池を接続します。電池を取り付ける接点コネクタの部分はプラスチック製で耐久性が有り、ケーブルも切れにくいタイプを使用しています。電池は100円均一店等で2個セットで安く売っています。安い電池で十分です。
 
006P電池


計測器のモード
 
計測器のモードは2種類です。
 
通常モード  
計測やデータ消去を行うときのモードです。
 
[ 通常モードでの起動方法 ]
電源スイッチをONにするだけです。POWER-LEDが点灯します。

[ 解除方法 ]
POWER−SWをOFFにします。
  
通信モード  
パソコンと通信させるときのモードです。計測したデータを送信する時と、ファームパラメータを書き換えるときは通信モードにします。※通信モードにしても勝手に通常モードに切り替わってしまうときは電池切れです。

[ 通信モードでの起動方法 ]
RECORDボタンを
押し続けながら、POWER−SWをONにします。通信モードで起動するとLED1が点灯します。

[ 解除方法 ]
POWER−SWをOFFにします。
 

 
計測
 
計測は通常モードで行います。
*計測方法の細かい部分については「計測マニュアル」をご参照ください。*

計測時間は可変式サンプリングなので計算することができません。
参考までに私の実測ではトータルで4分前後位でした。
4分あればかなりのデータが記録できます。
計測はメモリーが尽きるまで48回行えます。


計測を開始するには RECORDボタンを押すと計測が開始されRECORD-LEDが点灯します。計測中はLED1〜LED4が設定された回転以上になると点灯します(LEDタコメータ状態)。計測ボタンを押したときにスパーク信号が得られないとシグナルエラーメッセージが表示されます。シグナルエラーメッセージが出たら一度電源を切ってください。※計測中、勝手に計測が終了してしまうときは電池切れです。

計測方法の細かい部分については「計測マニュアル」をご参照ください。
計測を終了するには 計測を終了するには再度RECORDボタンを押します。RECORD-LEDが消灯します。※RECORDボタンを押して終了する前にエンジンを止めると、スパーク信号が得られなくなりシグナルエラーメッセージが表示されます。その場合は先のRECORDボタンを押して計測を開始した所からのデータは記録されませんので気をつけてください。シグナルエラーメッセージが表示されたら一度電源を切ってください。
例外動作 計測中にメモリーの記憶容量が尽きると自動的に計測がストップ(オートストップ動作)され、そこまでのデータが記録されます。その場合オートストップメッセージが表示されますので一度電源を切ってください。




 
データ消去
 
データ消去は通常モードで行います。

データ消去を行うと計測したデータの全てが消えます。

データを消去するには POWER-SWをONにして電源を入れます。RECORDボタンを数秒間押し続けますデータ消去メッセージが表示進行(LED1からLED4まで順番に点灯していく)され、LED1〜LED4の全てが同時に3回パッパと点滅したらデータ消去完了です。最後にRECORDボタンを離すと自動的に通常モードへ切り替わります。※データ消去メッセージの進行途中でRECORDボタンを離すとデータ消去をキャンセルできます。ただし、LED1〜LED4の全てが同時に3回パッパと点滅した後ではキャンセルできません。
 
LEDメッセージ一覧
 
LED1〜LED4を使ってメッセージを伝えます。
 
シグナルエラーメッセージ

 
[ 発動原因 ]
RECORDボタンを押したときにスパーク信号が検出されなかった時。
計測中にスパーク信号が検出できなくなった時

[ 解除方法 ]
POWER-SWをOFFにして電源を切ります。

 
オートストップメッセージ
 
[ 発動原因 ]
計測中にメモリーの空き容量が尽きた時。
(計測中のデータは自動的に保存されます。)

計測が48回目を超えたとき。
RECORDボタンを押したときメモリーに空きが無いとき。


[ 解除方法 ]
POWER-SWをOFFにして電源を切ります。
再度計測するにはデータ消去する必要があります。

 
データ消去メッセージ


[ 発動原因 ]
RECORDボタンを押し続けてデータ消去中

[ 解除方法 ]
RECORDボタンを離すと自動的に通常モードに戻ります。
 
通信モードメッセージ

 
[ 発動原因 ]
通信モードで起動したとき。

[ 解除方法 ]
POWER-SWをOFFにして電源を切ります。

 
通信中メッセージ


(実際LED2の点滅(点灯?)はもっと早いです。)
 
[ 発動原因 ]
通信している時。

[ 解除方法 ]
POWER-SWをOFFにして電源を切ります。
 
通信終了メッセージ


 
[ 発動原因 ]
通信が終了した時。

[ 解除方法 ]
POWER-SWをOFFにして電源を切ります。
 
  
ハード面のVer1.00からの主な変更

可変サンプリング速度の最高速度が0.02秒から0.014秒に高速化されました。
センサーを一般的なケーブルタイプにしました。
気筒あたりの発火回数の検出を変更できるようにし、多くのバイクに対応させました。
最新の小型高性能マイコンを2個搭載し処理を分割化。計測精度を向上させました。
安定した通信で通信速度も早くなりました(3倍くらい早い?)。
電池が外付けになり、配置の自由度が良くなりました。
全体的なコストダウンを図りました。でもフル改版で開発費がやたらと高くつきました(爆)。