彷徨記
2006年5月
5月31日
噂の真相? デルタブルースとポップロックがメルボルンC(GI
11/7 フレミントン競馬場)に出走するプランがあるという記事が出ています。 http://www.nikkansports.com/race/p-rc-tp0-20060531-39265.html http://www.sanspo.com/keiba/top/ke200605/ke2006053107.html デルタだけならネタかと思うのですが、ポップロックのお供で行かせるつもりならば本気かもしれません。 もともとポップロックとデルタは距離適性が被っていたので、長距離レース番組があると、まずポップロックを最初に使い、その後にデルタを使って来た経緯があります。つまりポップロックが1番手の扱いでした。 デルタが先にOPになったのでしばらくはレースが被りませんでしたが、今は4連勝で重賞制覇をしたポップロックの勢いの方が上なのは明らかです。
私の海外遠征に対する考えは以前ここに書いた通りですが、今回はさらにオーストラリア遠征である点を勘ぐってみます(あくまでも想像ですから) デルタにしてもポップロックにしても引退すれば種牡馬になれる可能性は高いです。ただ、この成績と適性距離では、はっきり言って多くの繁殖を集めることは期待できません。 今回本当に遠征するとして、運良くまずまずの成績が残せれば・・・ 南半球へのシャトル種牡馬、あるいは売却するためのいい宣伝になります。南半球ではサンデーサイレンス系の種牡馬はかなりの需要があります。仮に遠征で惨敗してもダメモトで、リスクは会員(ポップロックは共有馬主)持ちですから、クラブは痛くも痒くもありません。 まあ、この推測の弱い点はオーストラリアでは上級重賞を除けばほとんど短距離戦しかないことです。デルタの産駒で短距離戦なんてあまり想像できないですからね。
いろいろ書きましたが、ただの競馬好きとしてはメルボルンCは一度は観てみたいレースです。州を挙げてのお祭りで、すばらしい雰囲気の中で行われるレースだと聞いています。ただ長期休養する前のデルタならば興味があるのですが、さすがに今のままではいかがかなものかと思います。 ちなみにそのデルタですが、挫跖のため宝塚記念は回避することになりました。今度はズル休みでなく本当に夏休みです。
5月30日
ゆめのでっかいやつ 最寄りの駅に宝くじ売り場があります。 地下改札を出たかなり隅の方にあり人の流れから外れているうえに、窓口が2つしかない小さな売り場ですがいつも行列が出来ています。 そこに最近できた看板 「出ました
ドリームジャンボ
1等前後賞あわせて3億円」 おいおい、宝くじなんてどこで買っても当たる確率は同じはずだろ、売り場によって確率に有意差があったら八百長じゃないか。まぁ、百歩譲ってこの売り場が当たりを仕入れた引きの強さは認めてやろう。 その看板の下に以前からあった看板 「ロト6
1等4億円
2回出ました」 ちょーっ!?、ロト6の当たりは完全に購入者の運の強さだろ、売り場は全く関係ないじゃん。 そんなものを自分たちの手柄にすなーっ!
まあ、私は宝くじを買ったことが無いし、一攫千金を狙わず地道に行くタイプなのでこれからも買わないからどうでもいいですけど・・・
すっ、すみません、嘘をつきました。 いや、宝くじを買ったことが無いのは本当なんです。 でも買わない理由は地道が一番と思っているからじゃなくって 「宝くじだってギャンブルだろ!ギャンブルは勝つか負けるかふたつにひとつ。しかも勝った奴の総取りが基本なんだよ。だから、2等、3等なんていらねーし、はぁーん?前後賞ってなんだよ?そんなもん完全なハズレじゃねーか。賞金は1等の奴らだけで山分けにすればいいんだよ!!なにっ、「当せん金付証票法」で賞金の上限が決められているだと・・・そんなしゃら臭せーこと言ってんじゃねーよ。 こんなの誰が買うかよ
( ゚д゚)、ペッ」 と思っているからです。
5月29日
「あの子が最後の希望です」(That boy is our last
hope.) 「いや、もう一頭おる」(No, there is
another.) ケイティーズギフトは4歳上500万
芝1200mに出走して5着でした。 今年になって16連敗中(昨年から18連敗中)ですがストッパーはコレかもしれません。 今回は9ヶ月の休み明けと芝に多少の不安はありましたが、0.3秒差の5着なら上出来です。 まだまだ伸びしろがありそうだし、次走はダート戦を考えているみたいなので、2勝目はそう遠く無いように思います。それにこのクラスは「とてもじゃないが勝てっこない」という相手と何度も戦わなくて済みますから。
この馬は芝・ダート兼用のマイラー血統と目論んで出資しました。 芝の新馬戦で2着したように芝がダメというわけではないのですが、馬体重の割に体高が低く、いわゆるムチプリ型の体型からダート向きだと思います。 実際、1、2戦目は芝で切れる脚が使えずに負けたのですが、3戦目のダート戦で返し馬のピッチ走法を見て勝利を確信しました。
あと、いまさらクレームは来ないだろうから白状します。 "I
am your God
father" ちなみに名前の意味はクラブ発表の「ケイティーズ一族からの贈り物」は間違いで、日本軽種馬登録協会の「ケイティーズ一族の才能」が正解です。
5月26日
クラシックという幻想 日曜日は東京優駿です。
最近特に胴元がダービーからダービーまでというレーススケジュールを明確に打ち出し、競馬マスゴミも煽っていますので、われわれ一口馬主もクラシックを目指さないといけないように錯覚してしまいます。 しかし、私はこれこそが零細一口馬主の陥りやすい罠だと考えています。
そもそもクラシックは何のためにあるのでしょうか? 競馬の黎明期から第二次大戦ぐらいまで 競馬のプレイヤーはオーナーブリーダーとその専属的調教師と騎手であり、クラシックを勝つことは彼らに最大の名誉が与えられることでした。 一方でクラシックは優秀な繁殖を選定するためのレースなので、勝つことは同時に最高の繁殖を得ることであり、次世代の強い馬を生産できることを意味していました。 つまりは、名誉と血の選別・淘汰がクラシックの本来の意味でした。
第二次大戦後から現代 競馬のプレイヤーが細分化・多様化されましたが大まかに言うと、馬主と生産者と調教師と騎手と馬券オヤジです。 馬主にとっては高額の賞金と引退後の売却益が手に入ります。引退後も権利の一部を保有し、産駒を自分の勝負服で走らせるかもしれません。 生産者にとってはその馬の弟・妹が高く売れ、牧場のブランド力が上がりあわよくばその他の馬も売れるかもしれません。 調教師は管理依頼が、騎手は騎乗依頼がとりあえず増えることでしょう。 馬券オヤジにとってはどんなレースでも当たりさえ(ry まあ、いずれの立場にせよ名誉であることには違いありません。 つまりは、名誉とビジネスのためです。
もし、あなたの出資馬が条件馬でトライアルでは歯が立たなかったけどクラシックに出られそうならばどうして欲しいですか? 若い調教師や騎手にとっては、例え本番で惨敗するとしても、レースに出走することでしか得られない経験値を積むと言う意味があるかもしれません。 ただ、その経験が次に生かされる対象はあなたの出資馬では無いでしょう(そう何頭も調教師にクラシックを意識させる馬に出資できるわけがありませんから) このように、クラシックに勝利したしたときに彼ら(馬主、調教師、騎手)が得られる物が大きいゆえに、また日頃からクラッシックこそ最高の物だとの刷り込みがなされているため、多少無理してでも出走させようとする気持ちは止むを得ないでしょう。 それでは一口馬主にとってクラシックに出走する意味とはなんでしょうか? まず名誉はありません、それはクラブのものです。 もちろん血の選別・淘汰も関係ありません。 レース経験を積んでも次の出資馬が走る確率が上がるとも思えません。 仕事も順調になりませんし、彼女もできません、クララも車椅子から立ち上がりません(意味不明) 賞金の配当はありますが、結局得られるのは自己満足だけです。それも成績が良ければの話です。 それならば勝つ確率の高い自己条件のレースに出走するのと大差ないんじゃないでしょうか?
一口馬主は所詮アマチュアの趣味ですから自己満足が全てであると思います。 でも二桁着順でも満足できるでしょうか? 過酷なローテーションのため、その後の競走成績に影響がでても満足できるでしょうか?
大体、皆が目指すと言うことは競争率が高いと言うことです。 一方、零細一口馬主は少ない労力でそれなりの成果を上げられるかどうかが勝負です。 それならばハナからクラシックに無縁な馬を選ぶことも一つの考え方です。 最近思うのですが何故クラブがこの時期に募集をかけるのか? それはクラシックを傍で見て盛り上がっちゃって一発当てようとする会員たちに、高い馬を売りつける戦略に違いありません。(昔は単純に夏のボーナスの時期だからと思っていましたが…)
もし、幸運にも出資馬が余裕のローテーションでトライアルを快勝し、次の適鞍がクラシックレースだったら・・・答えはもちろん迷わず出走すべきです。 ただそんな幸運は年に一頭しか出資できない零細一口馬主が狙ってどうにかなることじゃありません。
これらの理由から私はクラシックを意識した出資馬選びはしません。
えっ、要するに高い馬を買えない貧乏人の負け惜しみじゃないかって? ああ、そうですよ!!
文句ありますか?(なぜか逆ギレ)
5月24日
いくら京都といったって 宝塚記念のファン投票はやめておきます。 今はそんな気持ちにすらなれません。 それよりも目黒記念ならハンデ57kgぐらいで出られたんじゃないかな? それでも勝ち負けは難しそうですけど、悔しいですが…
5月19日
さあ、盛り下がってまいりました 募集馬の価格発表 例年になく注目馬が少ない上に高いよ。 あの馬は高くて買えないのでもう選択肢がない。 初心に戻ってあれにするか・・・
GCを点けたら映らない GCだけじゃない、スカイもパーフェクTVも受信レベル0。雨の影響でもなさそうだ え゛ーっ、おとといまで映ってたじゃん。 アンテナがずれたか?チューナが逝っちゃったか?調べなきゃ…
出資馬の予定など フォンティーン
栗東 5/21 中京1R 未勝利(牝) 芝1200m
武英騎手 ケイティーズギフト 栗東 5/28
中京 4歳以上500万下
D1700m予定 サイモンセッズ
社台F
夏休み サカラート
山元
夏休み デルタブルース
GW
ズル休み ハイエストブラッド NF空港
引きこもり ヴァルプリス
GW やっぱりビビリらしい
5月18日
今後について調教師と相談したところ ねぇねぇ、ちょっと聞いてヨ! ハイエストブラッドがいつの間に山元からNF空港へ逆戻りしてるじゃん。 でるは気が動転しちゃって、あわててコメント見たらタイトルのように書かれてたし・・・ 今度はいったい何をやらかしたのかなぁ?って・・・目の前チョー真っ暗・・・ねぇ聞いてる? そしたら、 「今後について調教師と相談したところ・・・
涼しい北海道開催でデビューさせたいとのことで、今週5月16日(火)にNF空港へ移動いたしました。6月17日(土)から始まる函館開催での出走へ向けて調教を進めていきます。」 だって
やだー、何コレ?引退かと思っちゃった、ビックリー。とりあえずオッケーってことじゃない! でも、山元に何しに来たのー?って感じ だって、突然やって来て熱出して、何もしないで帰っちゃうなんてありえないー!!
5月16日
なぜ松井を選ばないのか?
いざというときに役に立つタイプなのに(←独り言です)
突然ですが、私はヒスパニック系のセクシーな女性が好きなんでJLo(Jennifer
Lopez)のファンです。 しかし最近流れているTV CM 「Lux
Super Rich」のJLoは劣化が酷過ぎます。 チョット前に見たLL Cool
Jと競演しているPVは濃い化粧と修正の効果でまだまだセクシーですけど・・・ 昔のことですがサンディエゴにちょっと居たことがあります。サンディエゴは(地理的にも歴史的にも)ほとんどメヒコですから、メキシコ系もしくはメキシコ人が普通にたくさん住んでいるわけです。メキシコ系のteenagerの女の子はnice
figureで本当に可愛い子が多いんですよ(一応断っておきますがガキに(*´Д`)ハァハァする趣味はありません)。 ところがです、一緒にいるお母さんたちを見ると見事なぐらいの体格の良さ。それも殆ど例外なく100%の確率で肝っ玉母ちゃん風です。どうしてこんなお母さんからこんな可愛い子が生まれるのだろうか? 多分違うんですよね、お母さんたちも若かりしときはすごく綺麗だったんです。 米国の食生活+肥満遺伝子の発動が重なって完全に少女のころの面影がなくなっちゃうでしょう(あくまでも想像)。可愛いこの子の20年後の姿があれかと思うと
ガクガク((((
;゚Д゚))))ブルブルと感じたものでした。 JLoはプエルトリカンですがもうすぐ37歳・・・ これでも踏みとどまってる方かもな…
5月14日
今日も負けたお サイモンセッズは栗東Sに出走して8着でした。 馬体重が前走から-18kgと聞いた時点で諦めました。もう、騎手がどうのとかレースの位置取りがどうの言うレベルじゃないよな。馬体重発表前に馬券買っちゃった人に申し訳ないよ。
OPになってからの馬体重の変動は古馬牡馬のものとは思えません
2004/11/21 東京 522(+6) 2004/12/11 阪神
518(-4) 2005/01/09
中山 532(+14) 2005/10/02 阪神
500(-32)
2005/11/27 京都 516(+16) 2005/12/10 阪神
522(+6) 2006/01/08 中山
540(+18) 2006/02/11 京都 528(-12) 2006/03/11 中山
542(+14) 2006/04/15 中山 526(-16) 2006/05/14 京都
508(-18) 輸送に弱いのに山元への短期放牧→直前入厩→競馬を繰り返しているから馬体重が安定しないんだよ、まったく。
5月13日
やっぱ裏だよな サイモンセッズが出走する栗東Sは東京のGIの裏番組になります。 そういえば、私の出資馬はGIの裏で出走することが多いような気がします。 実際に出かける場合は混雑しているGI開催競馬場をより空いている裏の方がいいんですけど、GC(West)で観る場合はパドック中継が短くなったり、本馬場入場がカットされたりしていかにもおまけといった感じの扱いです。でもまぁ、レース前のぎりぎりまで意味のない予想を聞かされる(East)よりは全然ましです。
5月12日
都合のよい言葉があるので使わせてもらおうか 今週の出走を簡単に サイモンセッズ
5/14(日) 京都
栗東Sにナベで出走。 週中の想定では除外対象だったのだが何とか滑り込めた模様。 クラブコメントでは中間球節の腫れがあった(検査で異常なし)らしいが大丈夫なのだろうか・・・
フォンティーン
新潟の(牝)1200m戦を使う予定から二転三転し、新潟の直線1000m戦に中舘騎手(レース選択は???だが騎手は破格だ)を押さえたが除外に。でも、正直除外でよかったんじゃないかと思う。
最近このサイトの更新が少ないのは五月病のせいです。
5月8日
恐るべし、狙いじゃないのにこのユルユル感
実家に帰ってました。連休だから帰省してたわけではなく、だいたい月に1〜2度は帰っていますけど。 4月は競馬&仕事で立て込んでいて帰らなかったのですが、今回帰って競馬を見ようとUHF局をつけてビックリした。 局名がヘンテコな名前に変わっていて、しかもユルユルなマスコットキャラクターまで出来ているじゃないか。 どうやらこの4月から変わったみたいだけど、局名もキャラもそのセンスは脱力もの。 どこかのコンサルタント会社の口車に乗せられて、取締役会の連中がイケてると勘違いしちゃったとしか思えない。 まぁ、私には直接影響はないだろうけど、社杯(局杯?)は1000万下の特別競走になってるから戦績にその名を刻める勝馬が羨ましいぞ。そして、是非このユルキャラに表彰式のプレゼンターとして出てきて欲しいものだ。
5月1日
おめでとうディープインパクト
零細一口馬主評議会(通称:リストの下の方会員の会)はディープインパクト(母ウインドインハーヘア)に「名誉非サンデーサイレンス産駒」の称号を送ることを決定した。
ディープインパクトはサンデーサイレンス産駒の卑劣な必勝パターン「スローペースの直線ヨーイ、ドン」を用いることなく自らレースを作り上げ、その比類のない能力で圧倒的なパフォーマンスを見せつけると言う功績がありながら、他の産駒と一緒くたにされて我々零細一口馬主の敵サンデーサイレンスの子と呼ばれていることが誠に忍びないのでこの「名誉非サンデーサイレンス産駒」の称号を送るものである。 なお、この称号はサイレンススズカ(母ワキア)についで2頭目の栄誉である。 |