効果的な受験勉強法(1)やる気
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前のページで、成績を上げるためには「コツコツと勉強をする」しかないと書きました。
成績が上がらない理由として以下の2つが考えられます。
1.勉強をしていないから成績が上がらない
2.勉強をしているけれども成績が上がらない
そして1のパターンの人はさらに大きく2つに分類できます。
(1)やる気がないから勉強しない
(2)時間がないから勉強できない
私が生徒を見ている限り、中学生の大半が(1)に該当します。
塾講師や親の立場から考えると生徒や子供をやる気にさせるということは非常に大切なことです。
生徒がやる気になれば
やる気になる→勉強をする→成績が上がる→志望校に合格する
という好循環が生まれるからです。
では、人はどういう時にやる気が生まれてくるのでしょうか。
やる気が生まれる要因として次のことが考えられます。
1.面白いと思うとき(興味がある)
2.やり方が分かるとき(理解している)
3.努力が実り、それについて褒められたとき
4.信頼している人に叱咤激励されたとき
5.挑戦したいと思うとき(目標が明確になる)
6.明るい未来が見えたとき、見せてもらったとき(成績が実際に上がる)
1はよく分かると思います。やはり興味がなければやりません。
逆に興味があればやるでしょう。
ここでやや話はそれますが、暗記が苦手という人でも自分の好きな分野(興味のあること)はよく知っているという人がよくいます。
例えば、理科や社会の暗記は苦手といっているが音楽にやたら詳しい人がいます。
もし、本来的に暗記が苦手なら仮に音楽に興味があったとしても覚えられないはずです。
でも覚えているということは、個人差はあるものの興味があり反復練習さえすれば誰でも暗記はできるということです!!
2も重要です。勉強をやらない人は、分からないからやらないという人も多くいます。
また苦手意識をもっていて後回しになってしまうという人も多くいます。
このような場合、自発的にやる気がおきてくることはまずありません。
説明が分かりやすい講師に教わるか、説明が分かりやすい参考書で勉強し、やり方を身に身につけるとともに苦手意識を払拭する必要があります。
3も重要です。褒められればやる気がでます。
しかしここで大切なのは、ただ褒めれば良いということではなく努力が実ったときに褒めるということです。がんばって結果を出したことを評価してあげることが大切なのです。
4も重要です。3とも関連がありますが、時には叱ることも大切です。
駄目なとき、たるんでいるとき、失敗したときには叱り、がんばったとき、結果を出したとき、成功したときには褒める。このメリハリがとても大切になります。
特に信頼している人から叱咤激励されると「よしッ!がんばるぞ!!」とやる気が沸き起こります。
叱ると褒めるの割合は7:3くらいがちょうどよいと言われています。
また褒めるのは他人よりも親の方が効果的という統計もでています。
ですから、叱るのは塾や家庭教師の役割で褒めるのは親御さんというのが最も効果的になります。
5は要するに、具体的な目標ができたときです。
長期的な目標は当然、第一志望校合格
中期的な目標は学校の成績(内申)を上げる
短期的な目標はテストで100点を取る
などになります。特に、第一志望校が決まると人は急に勉強するようになるので、行きたい学校がない人は見つけることから始めましょう。
行きたい学校に合格するためなら、多少の我慢も苦しくないはずです!!
6は要するに成績が上がりあともう少しがんばれば目標が達成できそうだと実感できたときです。
つまり、やる気が起これば、
やる気が出る→勉強をする→成績が上がる→やる気が出る→もっと勉強する
→もっと成績が上がる→第一志望校に合格できる
という好循環が生まれるのです。
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