OPEN MIND カウンセリングルーム

〜 安心して心を開けるカウンセリングルーム 〜

カウンセラーコラム
コラムをアップしました!

夫婦間の危機に対処する10か条(その2)


私が以前読んだ本に「夫婦間の危機に対処する10か条」というものが載っていました。
これをこのコラムの連載として、いくつかに分けてお伝えしたいと思います。
お待たせしました!今回は第2弾です。

夫婦間の危機に対処する10か条
1. なおそうとするな、わかろうとせよ・・・済
2. 相手の言動を自分への攻撃として受け取るな

いかがでしょうか?
今、まさに夫婦間の危機を感じている人にとってはキツク感じる言葉かもしれませんね。
納得したり、ハッとしたり、反発や抵抗、もしくは無反応かもしれませんね。
私がこれを読んで感じたことを述べようと思います。

パートナーだからこそ、言動に敏感になると思います。
これからもうまくやっていきたいから、良い関係を保ちたいから相手の言葉、態度、雰囲気から自分はどう思われているのだろうと真剣に考えてしまうのです。
パートナーの感情全てが自分に向けられていると感じるのではないでしょうか。
相手が機嫌悪いのも、イライラも、私が何とかしようとか、私さえ我慢すればいいとか、自分を犠牲にしていませんか?

果たしてその考えはパートナーに良い影響を与えるのでしょうか。
相手の勢いに呑まれていませんか。
そもそもパートナーはどうしてそのような言動を起こしているのでしょうか。

その矛先は、根源は何でしょうか。
また、相手はその言動によってあなたにどうして欲しいのでしょうか。
感情が先立ってしまうのを十分理解した上で、冷静に考える時間を持ちませんか。
一旦その場を離れても良いし、今までやっていた行動を違うことに変えてみるのも良いし、とにかく気持ちの切り換えをしてみましょう。
そして、ゆっくり深呼吸しましょう。
本当に相手の言動はあなたを攻撃していますか?

もし、あなたがどうしても相手の攻撃が自分に向けられているとしか思えないのならば。
もし、あなたがどうしても自分がパートナーを怒らせているに違いないと思ってしまうのならば。
それはなぜでしょう?
あなたの中に何が起こっているのでしょう?
あなたにとってパートナーはどういう存在なのでしょう?
あなたはパートナーとこれからも生活を続けられますか?

あなた自身の内面を見つめなおす良い機会かもしれませんね。
もし、それを望むのなら、私は精一杯お手伝いさせていただきたいと思っております。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

過去の萩原カウンセラーコラム